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2012年 05月 16日
田舎に、なんでもないバス停がある。 純な気持ちで散歩する。いつかどこかで見た風景にかわる。 かわいらしい青色のバスが、海辺の道を走る。 コンビ二のない町。有れば便利と思うが、無くても不便と思わない。 農協や漁協のお店が、その役割をはたすから。 そこには、コンビニにないローカルな暮らしの雰囲気がある。 出歩ける老人は、そこで日頃の用を足す。 田舎で長年暮らすと、大ぜいの家族も一人づつ減ってしまう。 一人ぼっちのお年寄りが暮らす田舎の家。 さみしさや不便はなんとかなる。買い物と病院の薬は欠かせない。 いつまでも、住み慣れた家で暮らしたい・・・。 誰も住んでいない家が田舎にある。 誰かの家族が長年暮らした家。空き家になるのは時代のながれ。 空き家になった田舎の家。そこで暮らしてみたいと思う人がいる。 田舎暮らしの現実は、暮らしてみないとわからない。 なにもない田舎のバスを待つ人がいる。 どんなバスが来るのか?。それは旅人の感性しだい。 ![]() 2012年 05月 14日
若い頃ジャズを聴いた。 仕事帰りに立ち寄る新宿のライブハウス「ピットイン」。 四十数年前の話。 今は、漁村暮らし。それでも音楽は日常から外せない。 ジャズからクラシックまで、浅く広く好きなものを聴いている。 音楽再生がレコードからCDに変わった。 時代はネット・オーディオに移行しつつある。関心はあるがついていけない。 オーディオマニアではないが、音楽は出来たら良い環境で聴きたい。 感情移入とアーチストにより近づきたいから。 安い給料の時代、ラックスマン(アンプ)でJBL(スピーカー)を鳴らすのが夢だった。 上の機種を見なければ、それが出来るようになった。 今でもその考えは変わらない。 音楽を聴く専用の部屋が欲しくなった。 想いが完成するまで2年をかけた。小屋の本体は業者に外注した。 ディザインや内装工事は、自分でコツコツやった。 海辺の田舎町で、生の音楽が聴きたい。ニューポートのジャズ・フェスタのような。 500席のホール。スタインウェイ(D-274)のピアノがある。 5月27日開催する豪華なジャズ・コンサート。今年で8回目になる身近で楽しいフェスタ。 グレート・アメリカン・ジャズ・オーケストラの「スイングJAZZで彩る映画音楽」。 木住野佳子・山中千尋・片倉真由子「美女たちのピアノの調べ」。 満席にしたい・・・今はそれだけ。 田舎で暮らしても音楽は楽しめる。 想いが深まれば夢は叶う。 ![]() 2012年 05月 12日
今年もトビウオがやってきた。 目に青葉、山ホトトギス、初トビウオ。自分で勝手に詠む。 奄美地方では周年獲れるが、南日本海では初夏の魚。 南の海からトビウオがやってくるのは産卵のため。 昔は、トビウオの刺し網漁が盛んに行われた。 夜明けに網を仕掛け、日の出と共に網を海から揚げる。 多い日には、一網何千匹のトビウオが網の目に刺す。港に帰り魚を外す。 朝の港は、トビウオを満載した船で活気に満ちていた。 魚を早く網から外さないとトビウオの鮮度が下がる。だから家族全員で手伝った。 そんな暮らしの風景が浜辺から消えて何年も経つ。 トビウオの価格が安い、儲からない。それが原因で長年続いた漁法が終わる。 トビウオ網が倉庫の奥に積まれる。暮らしの道具が産業廃棄物に化す。 時代の流れで、初夏の風物詩が漁村から去った。 旬のトビウオの刺し身は美味しい。 脂身でないあっさり系の魚。純な旨さが口に広がる。 どんな味と聞かれても、「トビウオの味がする」。それ以外の答えが見つからない。 繊細な魚の味だから、醤油を選びたい。 今晩食べるトビウオの刺し身は、定置網で獲った魚。 日に日に、トビウオの獲れる数が増えている。盛りは6月の5日前後。 海も獲れる魚で季節を感じる。 最盛期には値段も下がり、暮らしの味に変わる。 ![]() 2012年 05月 07日
「沈下橋と竜馬脱藩の旅」が終わった。 急な想いつきだったが、ややこだわり系の旅。 デジタルカメラは、記録や思い出を残す旅の道具。 一人旅で自分を写す。他人にカメラを任すが、どの写真も素晴らしい出来ばえ。 旅の想いが伝わり、想像を超えた描写になるから不思議だ。 写真は、旅のズーミングで出来ばえが決まる。それに人の感性と偶然。 三里沈下橋で出会った川漁師。ウナギの話が尽きなかった。 「打井川」の民宿のご夫婦。マニアルにない自然体の接客が嬉しかった。 道の駅「ゆすはら」のフロントは、コンセルジュのようなところ。 梼原役場の職員。仕事を超えた親切さと自信に満ちた説明がいい。 小さな出会いが、いつか大きな思い出に変わる。 みなさんお世話になりました。 四万十川とその支流に、数え切れないほどの沈下橋を見つけた。 橋は大小さまざまで、どれも暮らしの中に調和する。 青い川面に、空と白い雲が映る川。「残された清流」がそこにあった。 竜馬脱藩の道は、竜馬ファンの道かも知れない。 これまで「竜馬が行く」を二回読んだ。 マニアックな目的旅は、人に押し付けられない旅だろう。 旅も多様化した。田舎や自然体験のグリーン・ツーリズムやエコ・ツーリズム。 海外からの、買い物ツーリズムやメディカル・ツーリズム。 格安パック旅・・・。大切なものは旅の品質と想い。 旅には、行く道と帰る道がある。今回は、帰り道も旅の最中。 一人旅がいない国内の連休。複数で旅をすると、思い出も多くなるからだろう。 数日の休を、「大型連休」とよぶ我が国。 清流、四万十川は四国の山から海に流れていた。 そして行くべき所へ行った自分旅。 ![]() 2012年 05月 05日
![]() 旅の後編は、この道を長州へ辿る。 梼原から「脱藩の道」は、歩き道になるがおおむね平行する車道がある。 くねくねした狭い道が四国の山を越える。 現地に立つと、時代が変わっても当時が想像できる歴史の道。 脱藩とは、故郷や家族や恋人と別れること。 彼らにとって希望の道であろうが、本心は涙の道にちがいない。 山の彼方にあるのどかな風雲。過ぎてきた長旅が時を越えてよみがえる。 感情が風景に浸透しながら移入する。 脱藩の道は、韮ケ峠で土佐から伊予の国になる。 竜馬は、大洲の長浜から船に乗り長州の三田尻へ向かう。 そして、果てしない陸路を下関へ。 今回は、松山の三津浜から船に乗り、瀬戸内海を柳井に渡ることにした。 それからは、竜馬が歩いたことのある三田尻から萩までの道を経由して家に帰る。 三田尻は、志士「脱藩の道」の終わりで、「維新の道」の始まり。 四国のおみやげを何も買っていない。みやげは旅の証。 防府の、まちの駅「うめてらす」であの時代を探した。 三田尻のみやげは見当たらない。一つだけあったのが「桑田醤油」だった。 「まる大豆の醤油」3本が、今回の旅みやげ。 防府から萩までの道は、何回も通った道。 客感的にものが見えるのか、いつもと違っていた。 美味しいものを腹いっぱい食べた翌日の食事。そんな感じで景色が過ぎる。 それでも故郷へつながる道。 満足感と複雑な気持ちが旅の終わり。 |
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漁師のひとりごと
by hama-no-koya カテゴリ
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