例年だと4月の海は穏やかな日が多い・・・
今年は、なぜか不安定な海模様が繰り返しでやってくる。
今日も朝は穏やかだったがお昼頃には雨と雷が鳴り西風が強くなった。
漁は済ませたが・・・午後は昼寝でもしょうと思う。
今朝は、ケンサキイカとスルメイカの子供が獲れた。
ケンサキイカは高価だが・・・
スルメイカの子供は俺の地方では安い。
大きさは10cm~20cmと不ぞろいだから選別に手間がかかる。
関東ではムギイカと呼ばれ釣り人気も高いが、西日本では昔から人気が薄い。
そのイカがお手頃価格というより安値価格で今なら食べれる。
食べ方は成魚に比べて柔らかいので刺し身でも煮ても焼いても美味しい。
手はかかるがイカ飯にすると変わった楽しみもある。
10cmのサイズはそのまま煮て食べるがスミがあるので煮汁が黒くなる。
見た目は今一だが味は悪くない。
同じ魚やイカもその地方で人気のランキングがちがう。
南北に長い列島、日本海と太平洋に囲まれた島国だが獲れる魚の種類はあまり変わらない。
しかし獲れる時期のずれは多少にある。
魚の人気はその地域の需要度だが要因は食文化だと思う。
なれスシやクサヤの干物を俺の漁師仲間にご馳走しても無意味な気がする・・・?
俺はありがたく食べるが・・・。
どこで食っても美味しい魚は美味しいが・・・・
できたら旬に生産地で食べるのがいちばんの気がする。