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浜の小屋

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2012年 02月 16日

帰り道

高知の帰り道は、高速道路経由で萩の隣町にある我が家に着いた。
土佐から長州へ向かう竜馬脱藩の道では無いが、あの数日間を今は6時間で移動できる。
大政奉還の次は海外交易・・・。「その次は瀬戸大橋」と彼なら言うだろう。

田舎で暮らしていると各種団体が数年置きに旅行をする。
職場旅行もあるが、昔から○○講の名称で旅行積み立てをして仲間旅行をしていた。
始まりは金比羅様などの宮参り。旅の元祖のようなもので歴史はかなり古い。
行き先は琴平とは限らないが、今でも継続している漁師仲間がいる。

田舎の付き合い旅は、昔から鹿児島・熊本・高知方面が多い。
「薩・長・土・肥」の連合みたいだが、振り返れば本気で政治や域振興を実践してきた藩。
今も街並みや特産品が資源として多く残り、行ってみたい観光地になっている。
俺が暮らす長州は、本拠地を不便な萩から山口に移した。
山口県内に昔は市の数が多いと聞かされたが、中核の街は数年前の合併でやっとできた。
昔から下関から岩国までの瀬戸内海側はそこそこ発展して街も多いい。
それに比べ日本海側の北部地方は北浦や山陰とよばれている。

もしも俺が、ツアー・コーディネイターだったら・・・
1案・高知から萩まで5泊6日の「竜馬脱藩の道ウォーク」。(お奨め部分歩き)
2案・4泊5日の「薩長土肥・のバス旅」をプレゼンテーションする。
日本人より、海外の旅人向け商品になったら笑いです。
海外のエージェントは、少数でも内容のある旅を企画していると聞いたから。

ハート・マークの海外旅には勝てないが・・・
「世界で日本がいちばん美しく、安心・安全・美食の国」と思っている外国人は多い。
受け入れ側もそのことを裏切ることなく自覚したい。
我が家に泊まったスイス人のバックパッカーが教えてくれた。
灯台元暗し。

by hama-no-koya | 2012-02-16 15:23 | Comments(0)


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