ひまわりは、夏の花。
50過ぎの女子が、 なんだか無性にひまわりが見たいと言い出した。
60過ぎの女子を誘い、三人でひまわり畑に出かけた。
ほんとうに黄色い、ひまわりの花が咲いていた。
夏枯れの体が、ひまわりを求める。 応じるひまわり・・・
恋を知らない若者が、 街で観た映画の「 ひまわり 」。
あの頃は、大人の恋愛映画と思った。 作者の狙いは反戦の映画?。
数万本のひまわりが、ウクライナの大地に咲く。
そこに多くの兵士が眠る。 圧巻のひまわり畑に、人のおもいが重さなる。
美しさ、悲しさ、喜び、幸せのかたち・・・。
生涯で、4・5回観る映画は少ない。 詩のような音楽にも惹かれる。
「 ひまわり 」は、そんなに名作と思えないが奥が深い・・・。
夏の、ひまわり畑で過ぎて来たものを感じた。
少女が見たひまわり。二十歳女が見るひまわり。50過ぎの女が見たひまわり。
年と共に変わる、ひまわりからの感受性。
無数に咲く、夏のひまわり・・・。 幸せの黄色い花に見える。
会いたくなったら、会いに行きたい・・・。