浜の小屋

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2012年 11月 25日

サンマとサンバソウ(三番叟)

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今朝獲れた魚の一部紹介・・・
山口県北部地方の沿岸では、イシダイの子供を「サンバソウ」と言う。
なぜサンバソウと呼ばれるか? 
 
イシダイの幼魚は白黒の横縞がくっきりしている。
幼魚は、ちょろちょろ泳ぎ廻る 成長すると動も落ち着き岩陰に身を寄せるようになる。
縞柄は、大きくなるにつれ目立たなくなる  数年魚は魚体が黒味を帯びるから。
大きくなったら地元では、 年配者は「チシャ」で 若者は「イシダイ」と普通によぶ。
刺し身にすると磯の香りがする美味しい魚。

「サンバソウ」の云われは伝統芸能の「 三番叟 」の衣装からきたらしい。
能や浄瑠璃で「三番叟」を演じる烏帽子の縞柄   その絵柄や形が似ているから?
昔は、漁村にも芸能の一座が村祭りなどにやってきた  それを観た村の漁師が・・・
コンサートホールが無い  テレビも映画も無い時代から神社に舞殿はあった。
村人は、ライブの芸能を娯楽として楽しんでいた
働きづめの暮らしの中で・・・。

四万十川源流の町では、「三番叟」を子供も知る  暮らしの中に芸能を継承しているから。 
津野の「三番叟」を映像で観た ・・役者の動きがイシダイの子供に共通するものがある。
伝統芸能かも知れないが、時代を選ばない演目。 四万十川の源流は芸能も原点?
村がさみしくなる今日  農村歌舞伎「三番叟」は、暮らしの奥深さと生きる意味を感じる。
・・・漁村の氏神様に神楽が残る  今はその幕数や楽師や舞手は希少。

南日本海でもサンマは獲れる。
今晩、自前サンマの刺し身を食べる  お味はどうかな?
この秋に2回東北を旅した サンマ刺し身を9月と11月に本場で食べた。
山口産魚も形を見る限り脂の乗りも良さそうだ  鮮度も体型も扱いも申し分ない。
食べ比べは、どちらが美味しいもあるが  それぞれの食感を見分ける。
南日本海で獲れたサンマもそれなりに美味しいはず。

大敷網は、色いろな魚が獲れる。 その魚に昔から現地の名前が付く。
周年獲れる魚もいれば、季節で獲れる魚もいる。
職業柄これまで多くの魚を獲り、なにも考えずに食べてきた。
「サンバソウ」が伝統芸能からきたことを知らずに・・・。

by hama-no-koya | 2012-11-25 15:19 | Comments(0)


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