浜の小屋

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2013年 02月 04日

イボニシ?

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サザエはメジャーだが イボニシはマイナーの貝。
大きさは2~3cmと小柄で体型はイボイボで不恰好な巻貝。
子供の頃から磯で見慣れていたが これまで食べたことがなかった。
俺が暮らす漁村では ニガニシといい食べる人がいないから。
食べると苦いからニガニシらしい?
ニシとは巻貝の総称 ナガニシからホラガイまで色いろ。

生まれて始めてイボニシを食べた。
湯田温泉(山口)の居酒屋で 「萩産ニシ」があったから。
わざわざ海で採って 自分でボイルして食べようとは思わなかったが・・・
目の前に酒の肴にされていたら 食べない手はない。
海辺で暮らす 好奇心からだろう?

シリタカ・ニナとイボ・ニシのボイルを なんとなく芋焼酎の肴にした。
どちらも貝蓋と貝の間に微妙は隙間がある
そこに楊枝を差込んで回転方向に回しながら慎重に貝身を取り出して食べる。
取り出した身の半分以上は内臓?のようなシッポ。

食べてみると どことなく苦い辛い?味がする。
美味しいとかでなく 珍味の部類になろうが食べる価値が大きい食材。
海草と海岩を混ぜた 原始の海味がするから。
野菜でいえばゴボウ的でニンジンとの差を極端に比べ表現した感じ?。
イボニシの個性は味も見た目も 色気はないが天然の色が濃い。
食べて知る意外なイボニシの海味。

我が国の海岸線は長い イボニシを食べる浦もあれば食べない浦もある。
イソギンチャクだって食べる地方もある。
それらはゲテモノとかでなく 立派な海からの食材。

いつも片隅に居て 無視されがち・・・
それでもイボニシの個性は 原石の輝きを感じる。

by hama-no-koya | 2013-02-04 10:45 | Comments(0)


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