2013年 03月 01日

カサゴの刺し身

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カサゴは地方によってローカルな魚名がある。
萩地方でも、ガラ  ボチコ  ボテコ  イガラ と地区によって変わる。
頭が大きく 産卵期に腹ボテにになる・・、名は体をあらわす?
日本列島の広範囲に生息する 海辺では馴染みの魚。

春先のカサゴは、お腹がパンパンに張っている。
カサゴは卵でなく 幼魚を出産するのでお腹に子魚がいっぱいに詰まる。
生まれた多量の子魚は、自分で海をさまよいながら泳ぎまわる。
子魚の多くは幼年期に他魚の餌食になるだろう。
子供の頃 釣ったカサゴの母魚がバケツの中で出産した思い出がある。
自分で作った いい加減な竹竿と道具でカサゴが何匹も釣れた。
岸壁や磯に魚が多くいたから。

このカサゴは素潜り漁のとき 夕食のおかずにするために鉾で突いたもの。
岩場に身を隠して餌を待っ動かない魚 だから突きやすい。
でも体が海藻や岩の形や色に近いのでアレッ?と思う。
カサゴは煮付けて食べることが多いが 刺身で食べると見た目によらず美味しい。
活き〆にして三枚オロシを氷水で適度に冷やし 身がしまってから刺身にする。
カサゴの個性を最大限に味あうことができる。

沖で釣ったカサゴは、水圧差で体内の空気袋がパンパンに張って仮死状態になる。
お腹の腫れは、子袋でも内蔵でもないただの空気が入っているだけ。
その魚は、浅い海のカサゴに比べ大味なので煮付けて食べる。
カサゴの煮付け人気は、煮魚ランキングでも上位だろう。

シンプルなカサゴのフルコース。
お造り〜煮付け〜お味噌汁 素朴な漁村の味が楽しめる。
もちろん醤油や味噌の大豆は国内産で。

その日に獲れたれた魚が その日のおかずになる。
なんとなく原始的な食暮らし。

by hama-no-koya | 2013-03-01 17:59 | Comments(0)


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