2013年 05月 21日

トビウオが美味しい



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今年初めてトビウオを食べた。
南の海では春先からトビウオが食べられるが 南日本海では今が初物。
水温の上昇と共に日本海を北上する魚。 目的は産卵のため。
それを漁師が網で獲る。


トビウオの初物を食べると三年長生きが出来る と言われるくらい美味しい。
その訳は 魚体の卵巣や精巣が肥大する直前に食す 食べ頃の意味だろう。
産卵後の魚を刺身で食べると 初物に比べて味が極端に落ちる。
言葉で書き表せない味の複雑な表現がある?
味だけでなく価格も落ちる。 しかし不味くはない。 


トビウオの刺身味は、淡くてあっさりしている。
脂気はないが パステル画のようで、薄手の彩りながら鮮明さを感じる。
そんな繊細な味覚を 味音痴の人も素直に感じることができる。
奥深いトビウオの季節味。


自分で獲ったトビウオを 自分で裁いて食べる。
贅沢と思われがちだが それが食の紛れもない原点だと思う。
ただ食べるでなく食感を楽しむ。
みんなが忘れていること 生きるために食べること。
お腹と心が満たされるトビウオの刺身。


トビウオの特徴は 魚でありながら大きな羽が付いている。
もしかして 鳥の御先祖様?
もしも 人に羽が付いていたら・・・

by hama-no-koya | 2013-05-21 16:28 | Comments(0)


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