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浜の小屋

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2014年 06月 29日

大敷網




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空が明るくなってから大敷網漁に出る。
20分足らずで漁場に着く。
大敷網漁は定置網で同じ場所に固定した網をしかけて魚を待つ。
毎朝、回遊して網に迷い込んだ魚を獲る。
魚を獲り終わると網を元の状態に戻して翌日に網を揚げる。
漁次第だが約2時間で漁が終わる。



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網に入る魚は色々でシラスからマグロまで獲れる。
季節によっても獲れる魚が変わる。
不漁もあれば大漁もある。
魚だけでなくクラゲや漂流ゴミまで網に入る。

港に着いても忙しい
荷揚げから箱詰めまで迅速に作業を進める。
魚の鮮度を保つために。



大敷網_d0159062_16212241.jpg


昭和の初期から漁村に伝わる大敷網漁
資材が変わり機械化されて網も船も大きくなったが
網の基本構造や考え方は今も変わらない。
魚の資源は年々減る傾向。

地場産業と暮らしを支える大敷網漁。
乗組員は現在9人。
漁から帰ってきた男たち。



大敷網_d0159062_16392222.jpg







by hama-no-koya | 2014-06-29 04:51 | Comments(0)


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