浜ではノドグロとよばれる魚。
近頃はノドグロといえばアカムツのことらしい。
どちらも喉の奥が黒いから? 腹グロの一歩手前?
魚の名は体を表す。
アカムツとクロムツは素人目には似ているが産地ではまるで違う。
アカムツの棲息場は沖合でクロムツは比較的近場?。
区別や名もそうだがムツ仲間はあいまい。
見た目によらず歯が鋭い。 大小さまざま。 はがれやすいウロコ。
大きな新鮮アカムツの取引価格。
生と干物の両刀使い。
何より値段が違う、アカムツはクロムツの数倍も高く取引される。
クロムツはとれる量も少ないので市場に出回らない。
数は多くないがムツのたぐいが大敷網でとれる。
これは何ムツ?
アカムツでもクロムツでもないノドグロ。
街の若女子が漁村を訪ねた。
旅の成り行きで獲れたての新鮮なクロムツまがいを刺身で食べた。
荷揚げしたばかりの魚をしかも朝食で生チャレンジ。
生活女子の魚離れが進行する中で。
アカムツに比べると脂肪が少なめでムツ特有の旨みがあり美味しい。
煮ても焼いても無難に食える。
そこだけの地魚として食べる価値はあるだろう。
鮮度さえよければ食べ得の庶民魚。
赤と黒の違い。
昔からムツの仲間はみんなノドグロとよばれる。
愛称で決まる地域のキャラクター。
漁船に向かって手をふる旅女子。
バイ・バ~ィ。
しぃ~ ゆぅ~