2016年 06月 17日
海辺の無人駅。 海があるだけでなにもない駅前。 宇田郷駅を利用する学生、お年寄り、旅人。
駅から海へと続く横断歩道がある。 ここは無名の横断歩道。 はじまりは誰も無名。
青い屋根瓦の誰もいない海辺の駅舎。 駅舎の前に立つ郵便ポストと公衆電話。 いつのまにかなくなった駅名の看板。 特急列車が走っていた時期もあった。 田舎と都会をつなぐ大切なもの。 採算でなく必要だからそこにある。
駅の線路をまたぐ錆びついた跨線橋。 潮風と過疎に耐える橋。 海辺に駅があるだけでもありがたい。 田舎駅の風情。
海に沈む夕陽。 かけがえのない駅前の夕暮れ。 さみしいけれど美しい。
by hama-no-koya
| 2016-06-17 04:13
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