2016年 11月 27日
古くなった大敷網漁の船。 新しい船ができたので使わなくなった。 先は廃船でなく九州の何処かで使うことになった。 漁の船ではなく何かの作業船になる。 建造30年ぐらいは経つ老朽船。 使われるものは古くても使った方がいい。 使わなければ廃棄物。 処分代も高い。
船名は第一尾無丸。 尾無は漁村の名前から名付けた。 見るからに使い込んだ船。 仕事で使った船。 船も人も長年経てば染みがつく。 くたびれは感じない。
古船だが長年お世話になった。 今になると名残惜しい。
この船で300kgの超大物マグロも獲った。 無用のエチゼンクラゲを大量に取った年もある。 思い出ではなく積み重ね。 船は変わっても漁は今後も続くから。 続けるための世代交代。
港に住み着いたアヒル。 いつも船の周りで遊んでいる。 アヒルは古船が無くなることを知らない。 ここが居場所。 無くなれば気がつくだろう。
明日からさみしくなる。 船もアヒルも海辺暮らしのアイコン。
by hama-no-koya
| 2016-11-27 04:47
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