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浜の小屋

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2017年 06月 05日

魚の価値


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六月の浜はトビウオの季節。
同時に餌のトビウオを追いかけるマグロの季節でもある。
昔から伝わる漁師の言葉。

トビウオの値は信じられないくらい安い。
刺身も美味しいが、その多くは加工用にまわるトビウオ。
昔からそうだった。

この日に捕れたマグロは約100kg近い物が二本。
船上で血抜きして内蔵を取り出す。
生マグロで流通するので直に氷詰めにする。
胃袋の中はトビウオではなくケンサキイカが4匹入っていた。
網の中で餌のイカを食ったのだろう。
昔は多くとれたが、今でもたまにとれるマグロ。




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夏のマグロは年末マグロに比べると安い。
とは言ってもキロ単価は産地市場価格で2,000円前後になる。
その後は、仲買人を通して都市市場や業者に渡る。
マグロはどこに行っても高嶺の花。



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人が振り向かない夏のブリ。
置き去り状態だが、もったいないので市場に出す。
6月の天然ブリの価格は極端に安い。
見るからに細長く痩せている。
魚には旬が有るのか・・・


いずれも大敷網でとれる魚。
これまでとれた最大級のマグロは300kgだった。

その姿はブログ「浜の小屋・大物の魚」に記録。




by hama-no-koya | 2017-06-05 19:03 | Comments(0)


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