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2017年 04月 26日

今朝とれた魚


大敷網でとれた魚の一部。
今年は例年より早くアジがやってきた。
塩焼きには大きいが、刺身に最適の250g ~300gのアジ。
アジは一年中獲れるが、5・6月が最盛期。
この時期は体脂肪の溜まりもよく特に美味しい。
季節で変わる青魚の体脂肪。

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アジは水揚げ量が多く知名度が高い馴染みの魚。
価格も日替わりで極端に変動する。
水揚げ量で、高級魚になったり大衆魚にもなるアジ。
刺身でも、煮ても焼いても食える。
捕獲方法も色々で一網打尽の巻き網から一本釣りまで様々。
鮮度の見分けは魚体の色艶。


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ヒラマサの二・三年生魚。
大きくなれば30kgぐらいまで成長する魚。
今から30〜40 年前頃にヒラマサの資源が一時期減少した。
近頃は山口県の日本海では増えてきた魚。
資源が回復したのは平均海水温の上昇かも・・・。
増えたでなく、魚のとれる地域が変わっただけかも。
南方系の回遊魚は春先に北上して秋に南下する。
それでも年中季節感無くとれるヒラマサ。


スズキも年中とれるが冬場が最盛期。
産卵するために冬場は沿岸に近寄るからだろう。
今年は例年になくスズキが多い。
スズキは夏の魚と言われるが冬の方が多くとれる。
地域性や季節感が無い魚だろう。

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昔はみんな天然の魚だった。
魚のとれ具合いの予測は漁師にも分からない。
その日に、操業して初めて分かる。

厳しいけれど楽しみもある海仕事。








by hama-no-koya | 2017-04-26 13:50 | Comments(0)
2017年 04月 15日

漁村のさくら

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彼岸が過ぎると桜が咲き、里海に春がやって来る。
海の春は陸上に比べると一月遅れ。
桜が咲くと海水温が上がり始め、北西の季節風が吹かなくなる。
海の天気が落ち着く季節。

昔の大敷網漁は資材が弱く海が荒れる冬場は休んでいた。
今は船も大きくなり、漁具も丈夫になったので冬場も操業している。
網を張る漁場は二つあり、
冬場の漁場は夏に休み、夏場の漁場は冬に休む。
冬網はブリなどの冬魚が狙いで、夏網はアジなどの夏魚を狙う。
海水温の変化や産卵場を探して移動する回遊魚。
それを漁師が大敷網で狙う。

桜が咲き始める頃に夏網の操業が始まる。
網入れの準備に数日は掛かる。
移住して新しく漁師になった仲間も増え、順調に進む前仕事。
先が楽しみな漁仕事。

夏網の初漁はアジが大漁だった。
近年に無い、とても幸先のいい出来事。
仕掛けは完璧でも漁は魚の資源次第。
大敷網は一定の場所に魚が来るのを待つ。
だから別名を定置網ともいう。


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漁村を見下ろす桜の古木。
枯れた枝も有るが今年も花を付けた。
一本だけの桜だが、冬場は北西の厳しい海風に絶える。
花が咲いても花見をする人はいない。


漁村に春を告げる桜の古木。
毎年のことで、なにげない季節の変わり。
自然体の暮らし。



by hama-no-koya | 2017-04-15 08:00 | Comments(0)
2017年 04月 05日

海辺で暮らす

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漁村に完成した二棟の新しい家。
これまで集落に目新しい住宅はなかった。
過疎の漁村だから。
空き家はあるが家の痛みで人の住める状態ではない。
比較的新しい空き家は家主が人に貸さない。
集落の平均築年数は60年?

海の見える漁村に住みたい。
二棟の公営住宅は、移住して漁師なる人が住む。
海を見下ろす小高い丘の上に建つ家。
暮らしが絵になる家。

設計は田舎の建築家だが、木造でおさまりの良い建物。
掃き落としのリビングで、ぬれえんも、指し掛けの洗濯干場もある。
天井裏の小部屋が隠れ物入れ。
建物は新しいが、基本は昔ながらの漁村住宅。
屋根瓦の色は赤。
漁村に赤い石見瓦の家が多いから。

生け垣はウバメガシ。
昔の漁師は仕事でカシの木を随所に使った。
船を漕ぐ櫓や船の舵。
魚やサザエを突く鉾の先竿。
垣根でありながら垣ではない風よけの年中緑の植木。
新築は無味だが、家は人が住むと景色が変わる。
入居間近の田舎漁師の家。

どの部屋からも海が見える。
洒落た言葉でいえば全室オーシャンビュー。
とは言っても漁師の住まい。

人生の海辺暮らし。
東雲のタワー住宅も良いが漁村の家も良い。
暮らしたくなる海の見える家。
幸せの予感がする海辺。



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海辺にあるアヒルの家。
単身だが、あたたかな幸せを感じる。
生命保険のCMではない。

アヒルの名前は、鳴き声からガコ。
漁村で暮らす意味。








by hama-no-koya | 2017-04-05 04:57 | Comments(0)
2017年 03月 28日

暮らしの光

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旅人になって歩く漁村の路地裏。
意味も目的も無くコンパクトカメラの自然光で写す。
日本海に面した山口県の北部地方。
昔は阿武の町にも一万人の老若男女が暮らしていた。
今は減り三千五百人が暮らす町。

土壁の古い住居が密集する町家。
昔栄えた商家や漁師の家が今も残るたたずまい。
迷路のような路地裏。
過ぎた暮らしと今の暮らしが光の中に映える。
日頃が思い出に変わる日。



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西陽のあたる地方にあえて移住する人がいる。
目的は自分の暮らし。
田舎暮らしには古民家もあれば新築もある。
空き家は多いが入居話しが進まない。
農山漁家もあれば町家のような住居もある空き家。
誰かが暮らしてきた家。
重傷から無傷まである空き家の痛みぐあい。
人の住めない廃屋もある。



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田舎町に人の足音が聞こえた日。
平穏な暮らしの場を、ふだん見なれない人が歩く。
外からと内からの目線と気持ち。
暮らしの光と影。
子供の頃「 かげふみ 」という遊びがあった。
踏んでも逃げる人の影。


空き地に似合わない椅子。
田舎の年寄りは椅子のことを腰掛けとよぶ。
午後の日差しがやわらかい。







by hama-no-koya | 2017-03-28 17:35 | Comments(0)
2017年 03月 23日

イカの種類

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大敷網でとれたイカ

どれもおいしいイカです。
形もちがいますが食べ比べてもちがいます。

イカの名前は?
左から、スミイカ・ケンサキイカ・ヤリイカ・スルメイカ。
大敷網は色々な魚がとれる。
通常のイカ漁は、スルメイカを獲るならスルメイカだけを単体で釣る。
それぞれのイカの習性にあった漁法がある。
スミイカのカゴ漁はカゴの中に照葉樹の小枝を入れる。
イカは小枝を産卵場にする・・?
イカ獲りの基本は餌木を使って釣る。
餌木とはイカの餌に見せかけた偽物のイカ餌。
昔は木で作ったたが今はプラでできたものが多い。
イカには触手があるから手で餌を抱き寄せる。
餌には釣り針が付いている。

刺身で食べればそれぞれのイカの味がする。
どんな味の表現は難しい。
どれが一番美味しいかも難しい。


イカの美味しい食べ方は新鮮なものを刺身で食べる。
活き造りは特に美味しい。












by hama-no-koya | 2017-03-23 05:05 | Comments(0)
2017年 03月 20日

トラクター

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我が家には、漁師でありながらトラクターがある。
数年前まで田んぼを耕作していたから。
漁をしながら米を作っていた。
先祖代々そうしてきた我が家だが・・・
今は米を作らない。

春になると耕作しない田んぼを耕す。
草が生え薮になるから。
無意味な気がするが放任すれば漁村があれる。
作付けしない田んぼを年間三回も耕す。
田んぼの草刈りも数回行う。
稲を作付けした方が手間がかからない。
地目は休耕地。


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耕し終わった田んぼに植えるものは無い。
米を作るより、買った方が安い。
今では多くの田んぼが草薮と山になった我が家。
この田んぼは民家に近いから、手間をかけて管理をする。
放任すれば田んぼは一年で荒廃する。
漁村から田んぼが減る。

田舎で暮らすと忙しい。
春になると海が凪ぎ漁も忙しい。
儲からないが暇は無し。


トラクターに乗る漁師。
意味が無くても季節は春うらら。
田舎でくらす人。







by hama-no-koya | 2017-03-20 04:51 | Comments(0)
2017年 03月 16日

ワカメの季節


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村に春がやってきた。
ワカメの香りがプンプンする漁村の浜辺。
日が傾むくとワカメを小屋に入れる。
ワカメが湿気るから。

天然のワカメを昔から竿で刈る漁師。
たいていは午前中に海から刈って午後から天日で乾かす。
基本は洗濯バサミで葉の先の方をはさみ、吊り下げて陽と風を当てる。
近頃は市販の洗濯干し使う人もいる。
夕方や突然の雨に小屋への出し入れが容易だから。
今でも昔ながらの竿に下げる人もいる。
個人のこだわりでもなんでも無く暮らしのながれ。
田舎暮らしは自然体。


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ワカメの食べ方の定番は味噌汁の具だろう。
天然ワカメは香りが良いので刻んでふりかけにすると美味しい。
おかずが無くてもご飯がすすむ。
おにぎりにすると郷土ではワカメむすび。

何れにしても、お彼岸ごろまでのワカメは良質なので値も高い。
その後はお手頃価格でそこらに出回る。
これからは水温の上昇とともに色も香りも落ちてくる。
ワカメを買うなら早い季節がいい。
海の幸には食べごろがある。

日本列島は長いのでワカメの季節はそれぞれある。
ほぼ全国の海に生える旺盛で身近なワカメ。
古くは土佐日記にも出てくるワカメ。
我が家は山口県の日本海沿い。

昔はみんな天然。


追伸
しばらく休んでいたブログを再会します。




by hama-no-koya | 2017-03-16 16:55 | Comments(0)
2017年 02月 26日

船のプロペラシャフトが曲がった。

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30年前に建造した船を今も使っている。
一本釣り専用で船名は加州丸。
老朽船だが今も現役。

長年大きな事故は無かったが、
航行中に漂流ゴミに衝突してしまった。
速度があったので強い衝撃を感じ船を急停止した。
プロペラに大きなゴミが巻き付いていた。
全く走ることができない。
仲間を呼んで港まで曳航してほしかったが皆さん仕事中。
一時間近くかけて自力でゴミを外した。

帰港のためにエンジンを始動して前進ギアに入れる。
シャフトが曲がったので低速で前進する。
ガタガタとプロペラが震えながら時間をかけて帰港した。
自力でなんとかする。
それができなければ他船の助けにたよる。
海の上では大抵はそうする。

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船台に載せ、陸揚げしてみると見た目はそんなに曲がってない。
専門家の計測では走れないほど曲がっていた。
修理は新品のシャフトに交換した。
回転軸なので少しの変形でブレがくる。

陸上の車なら電話で修理屋さんが来る。
海の上は誰かが曳航する。



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プロペラに巻き付いた丈夫な1トン袋。
海に浮遊するゴミは船には大敵。

海にゴミを捨てないでください。
ゴミ袋がゴミになる話し。






by hama-no-koya | 2017-02-26 04:40 | Comments(0)
2017年 02月 16日

暦は春


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Onashi Local Museum
撮影 2017/2/15  5:30 pm  [ 浜の小屋 ] の夕暮れ。





by hama-no-koya | 2017-02-16 04:25 | Comments(1)
2017年 02月 09日

冬の魚 2

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荷揚げしたスズキはスラリーアイスの活き締め。
冬の魚といえばブリだが、今年になって20匹ぐらいしか獲れていない。
ブリはいないが、スズキは例年になく多い。

スズキは年中獲れる魚。
産卵期が過ぎたばかりのスズキなので春先は細長くやせた魚が多い。
市場の価格は年間の底値。
数も揚がるのでガッカリするほど安いスズキ。
買って食べるには今だろう。
やせた魚より、丸く太った魚体を選ぶこと。
個体差で味も多少は変わる。

スズキは内海でも外海にもいて、全国的にも獲れる魚。
釣りでも網でも幅広く漁獲できる。
生きた小魚を餌にするので、口が大きく頭も大きい。
骨太の魚なので身どまりは少ない。
食べ方は、刺身にするかお吸い物ぐらい。
ざっくり切り身の煮付けもおいしい。
白身の魚なので味に癖がない。
冬鍋も良かろう。




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春先のサワラは太りがいい。
年中獲れるが今が一番美味しい時期になる。
市場の価格も上がるが、水揚げ量は秋が多く今はあまり多くない。
大型の魚は少なく中型が多い春先のサワラ。
立春が過ぎても二月の海は真冬。
海の水温も下がる。


冬場は海が荒れ休むことも多いが、海に出れば何かの魚が獲れる。
荒れる海で獲れる魚の価値。
寒空にブリの大群れが来ることを望む。
漁村に雪がちらつく。

たまにはブリの刺身が食いたい。
昔から冬魚の本命はブリ。







by hama-no-koya | 2017-02-09 21:13 | Comments(0)