浜の小屋

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2011年 04月 30日

連休の幕明けは大風

代々木のテレビ局は大型連休と言うが・・・・
世間ではゴールデン・ウイークと言う・・・が俺には市場が休みになるだけで関係ない。
しかし、数十年前に映画会社の広報が命名したかも知れないが・・・永遠のコピー。
某国営テレビ局も意地を張らずにゴールデン・ウイークと言っても良いと思うが・・・?

我が家は例年だと連休は街の人が連日で訪れるからにぎやかだが・・・
どうしたことか今年はパラパラで閑古鳥が鳴いている。
我が家の似非女将は「営業が足りない!!」と冗談か本気かわからない指示をする。
そんな中、2人だけの営業会議の結果は「なにもしないで待つ」にした。
「本業は漁師である」が良くてこれまでやってきたから。

若い頃、ものを売るにはどうしたらいいか?の本を読んだ・・・
その頃も今もなんの効果もないが一つだけ忘れていないことがある。
それは「靴屋の営業」の話

会社が国内需要の限界を感じたので海外に進出することになった。
営業先は発展途上国の地方都市
 営業Aさんの赴任第一印象は 「靴を履いている人がいない・・・・・」
 Bさんの印象は 「靴を履いている人がいない!!!」
昔の写真はポジとネガがあってプリントされたが・・・
ネガをポジに変えて映像が出来上がる時代からデジタルへと便利になった。
人の考えや気持ちも何時かを忘れてそれについて行く・・・。
同じ言葉でも見方や考え方でおもしろい。

つくり話と思うがBさんはゴム草履から時を気にせずに売っていたっとさ・・・・・・。
田舎暮らしも似ているかも・・・・?めでたし、めでたし。

身近な挑戦はするが・・仕事も暮らしも流れがあるからあえてそれに逆らっていない。
蛇行もあれば大水も渇水もある・・・水は雨しだい。
そんな田舎ぐらし・・・・

by hama-no-koya | 2011-04-30 11:53 | Comments(0)
2011年 04月 27日

海が凪がない・・・

例年だと4月の海は穏やかな日が多い・・・
今年は、なぜか不安定な海模様が繰り返しでやってくる。
今日も朝は穏やかだったがお昼頃には雨と雷が鳴り西風が強くなった。
漁は済ませたが・・・午後は昼寝でもしょうと思う。

今朝は、ケンサキイカとスルメイカの子供が獲れた。
ケンサキイカは高価だが・・・

スルメイカの子供は俺の地方では安い。
大きさは10cm~20cmと不ぞろいだから選別に手間がかかる。
関東ではムギイカと呼ばれ釣り人気も高いが、西日本では昔から人気が薄い。
そのイカがお手頃価格というより安値価格で今なら食べれる。

食べ方は成魚に比べて柔らかいので刺し身でも煮ても焼いても美味しい。
手はかかるがイカ飯にすると変わった楽しみもある。
10cmのサイズはそのまま煮て食べるがスミがあるので煮汁が黒くなる。
見た目は今一だが味は悪くない。

同じ魚やイカもその地方で人気のランキングがちがう。
南北に長い列島、日本海と太平洋に囲まれた島国だが獲れる魚の種類はあまり変わらない。
しかし獲れる時期のずれは多少にある。
魚の人気はその地域の需要度だが要因は食文化だと思う。
なれスシやクサヤの干物を俺の漁師仲間にご馳走しても無意味な気がする・・・?
俺はありがたく食べるが・・・。

どこで食っても美味しい魚は美味しいが・・・・
できたら旬に生産地で食べるのがいちばんの気がする。

by hama-no-koya | 2011-04-27 11:07 | Comments(0)
2011年 04月 25日

田舎の空き家

田舎には人が住んでいない家が何軒かある。
その多くは子供が田舎を離れ親だけがそこで暮らしていたが・・・
家は人が住まなくなれば傷みも早い。

田舎の人が街にあこがれ・・・
街の人がいなかにあこがれる・・・・・。

田舎で暮らしてみたいと思う人にも目的があるが
意外?と多く感じるのはなんとなく田舎で暮らしてみたいと思う人。
そんなおもいで田舎に入る人もいる・・・
曖昧とか・・・漠然とかの気持ちが入り口であっても田舎暮らしは結構できるから不思議。
そんな現実の中にも何かの苦労はあると思うが・・・?

半面に目的意識が強すぎると・・・・
田舎選びの自己採点が優先するので決断に至るまで距離や時間がかかる。
暮らす田舎が決まっても「こんなつもりではなかった・・・・」になりやすい。
昔から引越しは希望と不安が同居する。

遊牧民のように牧草が無くなれば次の草地へ移動する転勤型もある。
目的がハッキリしているから何のちゅうちょもない移住。
「さすらい人」や「寅さん」型の気ままなものもある・・・
しかし彼らはいつも遠くにある幸せや理想を求めながら移動している。
だからクラシックの名曲や映画の名作になる・・・・。

俺は町の「田舎暮らしのアドバイザー」をしている。
地域の環境や空き家にもいろいろある・・・しかしおすすめ物件は無い。
それは、自分で暮らす居場所だから他人にはわからないから・・・

田舎選びの中で一つだけ言えることは
現地で直感やぼんやりでもいいから・・・・
「いつか見た青い空」のような空気を感じたら決めだと思う。

by hama-no-koya | 2011-04-25 08:28 | Comments(0)
2011年 04月 21日

町政の説明会

俺が暮らす3.900人の海辺の町は本州西端にある。
毎年、年度始めに各地区に町長はじめ町役場の関係者が出向き対話集会がある。
前半は町政の報告会だが・・・後半は住民の声が町と行き交う。

町の財政は健全だし説明されても高齢者の多くは聴くだけ・・・。
対話になると話題も行き交いさまざまだが田舎ならこそことが多く不安や不便話が多い。
でもほんとうに不安や不便の住民は会合に来れないかも・・・・
安心した暮らしができる町はどんなところ・・・?

花が咲いていて緑が多い・・・・、騒音が少ない・・・、新鮮な野菜や魚が食べれる・・、
空気がきれい・・・、海や砂浜がある・・・犯罪や交通事故が少ない・・・。
もしかして・・・それってみんな田舎にあてはまらない・・・・?

高齢者が多いと言うより・・・若者が居ないと言う表現の方がなんとなく考えが前向き。
田舎は働く場所が少ない・・・?田舎だけではない街でも言われる時代。
言葉の意味はそんなに変わらないがおもしろい。

ただ・・・高齢者の買い物や通院に対する移動手段については何かのかたちがほしい。
なにも無くはないが・・・それが限界に達すると入所や入院となる。
それでもなんとなく・・・・がんばっている人を後押しするような気持ちの町政を感じた・・。
夜会の帰り道は暗闇の海辺道だが・・・さみしさは不思議に感じなかった。

田舎暮らしは自立暮らし。

by hama-no-koya | 2011-04-21 18:22 | Comments(0)
2011年 04月 20日

春の嵐

海が荒れるので2日も漁にでれない。
漁村では昔からサクラの花を散らす小嵐がやってくる。

今回の小嵐は大潮にやってきたので異常に潮位が上がった。
船をつなぐ岸壁の高さまで海水がやってきた。
海水にゴミが混ざるので水が引いた後にゴミだけが岸壁の上に残る。
今朝は、海が荒れて漁ができないのでその掃除に追われた。
北の海辺で起きた大きな災害のかたづけをニュースで毎日みている。
時化で2・3日漁ができない。ゴミが漂着したは俺には愚痴は言えないことかも。

午後になって波がおさまれば漁に出るが今のところはなんともいえない。
海が荒れた後は網の点検などやることも多い。
気になることもあるが・・・どんな魚が網に入っているかもお楽しみ。

近頃はアジやケンサキイカが少しずつ増えてきたので海も春になった。
でもこの時期でいちばんのおすすめはタイだと思う。
それも2~3キロのサイズで太めで色の赤いやつ・。
タイは周年獲れるがサクラ・ダイと言われるくらい今時のタイは格別の味がする。

人それぞれだが、海から連想する言葉は「仕事の場」。
北の漁師も同じだと思う。

by hama-no-koya | 2011-04-20 08:39 | Comments(0)
2011年 04月 17日

ARIGATO

「読売新聞」の感動記事・・・
砂浜に流木で書かれた「ARIGATO」・・・・

米軍が展開中の「TOMODACHI」作戦(仙台空港現場)
1ヶ月で空港再会「奇跡」!!

空軍第353特殊部隊が空港復旧任務を終え嘉手納基地へ帰る上空から見たものは・・・
空港近くの砂浜に流木で書かれた「ARIGATO」の文字だった・・・!!
長さ6m~9mの長さのマツの木を並べて作られている・・・・。

誰が書いたか知らないが・・・”素晴らしいお礼状”だとおもう。
日頃でも人に感謝の気持ちを表すことは難しいが・・・。

上空から「ARIGATO」の文字を見た米軍司令の言葉も素晴らしい・・・。
「作戦に共に参加し、日夜復旧に努めた被災者に私からもArigatoを送りたい」・・・。
ARIGATOの原点は双方の気持ちが一つになること・・・・

仙台=羽田便は東北新幹線が開業したために1985年に廃止となっていた・・・
それに今回の津波で壊滅状態になり機能回復は・・・・とおもわれたが
「TOMODACHI」のおかげで奇跡を生み臨時便だが26年ぶりの再開となった。
そのいちばん機がB737-800の鶴丸・・・
仙台空港にはいろいろなドラマがある。

世の中には粋な計らいごとやお返しもあるが・・・・
さりげない・・・力みもない・・・お金もかからない・・・最高の企画だと思う。

作品「ARIGATO」のプロデューサーとそのスタッフに
「Hamanokoya大賞」を贈る

by hama-no-koya | 2011-04-17 13:14 | Comments(0)
2011年 04月 16日

鶴丸

俺は毎日テレビを見る
田舎なので電波が微弱なためにCATVを通じて。

仙台空港復活のニュースがながれた。
津波で壊滅状態になっていた空港に、JALの真っ白い機体が飛んできた。
なんと機体の尾翼には赤い鶴丸!!
JALもなかなかやるな・・・。

乗客を出迎えるグランド・サービスの人々。
・・・・こみあげる涙をこらえている彼女たちの笑顔が映像でながれる。
「疲れたときには、我慢しないで休んでもいいよ・・・」。

数年前に、福岡から札幌までの移動で飛行機を利用した。直行がなく仙台で乗り継いだ。
トランジット案内の女性が、仙台を感じるマニアルでビギナーの俺は安心した。
ターミナルビルで働く人。旅人にとっては現地の印象につながる。
海辺の松林に囲まれた、きれいな空港を思い出す。

飛行機は、テ-クオフの瞬間がなんともいえない快感?。
スタートのピンポンが鳴る。大きな物体が動き出す。一気に加速する。マックス・パワー!!空へ・・・。
テ-クオフの言葉の意味は広いが、その動作は緊張や気持ちがドキドキする。

路線機はボーイング社かエアバス社が多いい。B社の方が安心感がある。
B社の機には大きなハンドルの操縦桿が付いている。エアバスは小さなスチック・バー?
航空機マニアではないが、あの大きな物をどうやって動かすのかと思い見てしまった。
なぜか舞台裏をのぞく悪癖がある。

ある帰国子女が言っていた。
ヒースローで翼を休める鶴丸に涙したこともあると・・・。

by hama-no-koya | 2011-04-16 06:36 | Comments(0)
2011年 04月 12日

赤潮

ここ数日、海が穏やかだと赤潮がやってくる。
濃い場所では赤いドロドロ水が水面に浮き海は赤絵の具を溶いたようになる。

赤潮は毎年発生するが冬から春に変わる今頃がいちばん多い。
こいつは、「百害あって一利なし」と言われるくらい漁師にとっては迷惑な話。
船に生かした魚は死ぬし・・・ワカメの色は悪くなるし・・・イカは沖合いに逃げるし・・・
なにより見た目も海が汚い・・・。
それに海に潜っても視界が悪いのでいい仕事ができない。

赤潮の原因は、あるプランクトンの死骸だといわれる。
小魚の餌さになるプランクトンは必要だが、プランクトン界にも有害や適量があるらしい?
一種だけ異常に増えることを避けるための自然消滅とか・・、春種や夏種があるのではと?
学説は漁師にとってあまり必要ないが原因究明はその対策につながる。
俺説では、植物は花が咲いたら枯れる感じににている。

海のプランクトンや淡水のミジンコは小さすぎて日頃人には見えないが、
目をこらして視ると身近なそこらで・・・、存在感がなくてもけなげに生きている。
「ミジンコの世界」はマニアや自称研究家もいるくらいおもしろくてかわいい生物らしい。
ミジンコは大きくなってもミジンコ?。

赤潮は自然の現象で、漁師にとって有害だが何もしなくても数日で消えてしまう。
後は元のきれいな海になる。
しかし、目に見えない微量の有害物質が流れ出した海もある。

by hama-no-koya | 2011-04-12 05:38 | Comments(0)
2011年 04月 08日

優れもの

俺の雑知識の中で優れものが二つある。
いずれも被災地のボランティア経験で学んだものである。

その一つが着替え。
被災地では広場に大勢の男女で寝る場合が生じることもある。
俺は、それ対策に少しゆるめのスポーツ・ジャージかトレーナーの上下を持参する。
雨具用のポンチョや浴衣があれば理想だが荷物になる。

着替えるときに、汚れ着の上にジャージを着る
下に着た汚れ着を腕を通したり足を抜いたりして着替える技術。
これは女性にとっては必須だと思う。
試しに俺も現場でやってみたが理屈さえ分かれば簡単にできる。
できたら肌着などは伸びやすい繊維や即乾性や無臭対応がおすすめ。
近頃は山専門店に行かなくても探せばリーズナブルなものがそこらに増えてきた。
でもこの着替え方法は女子高生の間では誰もが知ることらしい。

もうひとつがピンポイントの食料補給・・・
ウイーダのようなチューブに入ったゼリー状の補助食品?
エネルギー系とビタミンなど補助系があるので現場想定で持参割合を考える。
俺は日常で海でも山でも使っているが兎に角便利である。

早いの・手汚れ・数回にわけ飲用・飲みものなしでも可・病人食・・・・・
防水容器でなにより美味しい・・・それに容器のゴミ量が少ない。
ウイーダは森永製菓の近代キャラメル・・・?それともほ乳ビン・・・?優れものです。

携帯用の食料や衣料や救急セットは大型のザックに収まる量だから慎重に選びたい。
飲みものは水(傷口の洗浄にも使える・お茶は開封後の痛みが早い)
乾パンはのどが渇くし・・・缶詰は重いし開たら終りで危険や汚れゴミになる。
でも長期戦になれば日持ちで有利なので携帯よりもストック向き。
軒下借りて・・・食料も自己完結が基本だが何かにつけ現地のお世話になる。

非常食の究極は、NASAの宇宙食。
実際に食べてみたがメニューもそこそこあって美味しい。
探せば国内でも手軽に買える。
それに固形ブドウ糖も軽くて甘くて美味しい。

非常持ち出し袋の中身は自分で選んでたまに自分で食べてみること。
今の時代だから戦場食なども個人で買えるが購入ルートや保障は自己判断と責任で・・・

食べるものが無くなれば不安で落ち着かない・・・。

by hama-no-koya | 2011-04-08 14:34 | Comments(0)
2011年 04月 06日

ワカメ

今日、仕事で海に潜った。
近年にないワカメの異常繁殖状態になっている場所がある。
そこは誰もワカメを刈らないから。

海底に生えるワカメも場所によって味が変わる。
ワカメは風味が主でつまり香りが味になる。
美味しいワカメは潮の流れの速い所に生えている。
色が濃く、あまり大きくない良く乾燥した製品がおすすめ。
俺の地方では今が天然ワカメの最盛期。

俺はワカメを自分で食べる分しか刈らない。
天日干しするので手間が多くかかるから。

死んだ親父は本気でワカメを刈っていたので子供の頃はイヤイヤ手伝っていた。
天日で干すので急に雨が降り出すと小屋に入れる・・・晴れると出すそのくりかえし。
夜は乾いたワカメを稲ワラで束ねて製品する。
その時代にはワカメ刈を集落のほとんどの漁師がこの時期になるとやっていた。
浜辺は干したワカメ一色になっていた。

天然ワカメは小船から箱メガネで海底を見て竹の先に付いたカマで刈る。
辛抱が必要なのか今では年配の漁師が数人ワカメ漁をやっている。
伝統漁法かも知れないが・・・いつか消滅しそうだ。

若者は割の合わない仕事はしたくないからだと思う?

by hama-no-koya | 2011-04-06 22:39 | Comments(0)