浜の小屋

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2012年 02月 28日

テレビの番組

ボサノバ歌手の小野リサがポルトガルを旅する番組。
小野リサとファド。大人にしか解からない本物の感情がそこにはあった。
いつも聴いている昼下がりのボサノバとはどこかちがう・・・

ファド(ポルトガルの民族音楽)は昨年、ユネスコの世界無形文化遺産になった。
「鳴き砂」仲間の女子がポルトガルで暮らしている。
大陸の端にある海や音楽や人に魅せられたのだろう・・・
話を聞かされているうちに、いつの間にか俺もポルトガルが好きになった。
日本の田舎で暮らす漁師が、とてつもない遠距離恋愛をするように。
それが片想いと分かっていても。

ファドは音楽だが、ささやかれるような歌詞の愛情表現がたまらない。
ポルトガル語が解からなくても、真実の歌や演奏だから感情が素直に伝わる。
少し暗めの部屋で聴くとそれが倍増する。
昼間は網仕事をしていた漁師のオヤジが、夜はファドでトランス状態になる。
そんな感情移入する単純な性格が自分でも面白い。

ポルトガルの背後には大国のスペインがある。
俺が暮らす小さな町の背後には○市がある。ポルトガルも前は海。気持ちが重なる。
マニアックやファンの心理状態に近いが自然とそうなるから不思議だ。
それは、なにかを好きになることだと思う。

番組の終わりに小野リサが結んだ。
「どこから来たか分かれば、どこへ行くかが分かる」・・・
深い言葉だが解かる気がする。

by hama-no-koya | 2012-02-28 23:09 | Comments(0)
2012年 02月 24日

ヤリイカ

例年だとヤリイカの最盛期になるが今年は少ない。
梅やツバキの開花が遅れているので、ヤリイカも遅れて来るのか?
2~3月は水温が低いので魚の活動が鈍る。だから定置網も不漁になるが・・・
この時期にヤリイカは産卵のために群れで回遊する。
それを待ち構えるが結果はイカ任せ。

今年になってブリの姿を見ていない。これも遅れて来るのか?
毎日決まって獲れるのがクロマグロの5㌔クラス。でも数は少ない。
小型のスナフグや目赤フグは毎日・数10匹と獲れるがトラフグと違って価格が安い。
昔から2月の網漁は儲からない月と決まっている。

お金にならないが、スルメイカの子供で5cmくらいの大きさが網に入る。
漁師仲間の自家用食にする。丸ごと煮て食べるが翌朝にはイカ墨の黒いウンコが出る。
イタリアでイカ墨パスタを食べた。歯の淵が黒くなったのでワインで洗うがあまり取れなかった。
イタリアだからの料理だと今になって思う。
そこには映画の「ニューシネマ・パラダイス」に出てくるオヤジのような地中海漁師がいた。
女性がイカ墨料理を食べる時には、お歯黒を覚悟すること。

タスクをやり終えたお姉さまが、「今日獲れた魚を一品だけ食べさせて?」とくれば・・・
この時期ならマダイの20cmくらいの大きさを、多めの塩で尾びれまで固めて焼くだろう。
塩は鯛が焦げないためでもあるが、さりげなく旨味を身に封じ込む役割もしている。
「単純で上品な日本古来の味」でありながら・・・不思議にシャルドネ種ワインとの相性も抜群。
タイと塩とワインの掛け合いは、ピアノトリオの生演奏を聴くような魚料理になる。
こなす女性は肉食系でなく、草食系でもない、新鮮な魚食系だと想像する。
白身の塩焼き魚は食べる人を選ばない。だからノー・サンクスと言う地球人は少ない。

桜鯛には少し早いが、肉と違って魚には季節の味がある。
漁村で食べる桜鯛の塩焼は、棚田で獲れたヒノヒカリのお茶漬けで終わる。
普段の飲屋食や夕食にない、感動食が人のこころを満たす。

by hama-no-koya | 2012-02-24 17:46 | Comments(0)
2012年 02月 22日

漁師の定年

穏やかな日が3日も続いた。漁村の春が近い。
漁師は、朝から夕方まで定置網のメンテナンスに忙しかった。
冬の連凪は滅多に無い。だからこの時こそと海上の作業に精を出す。
・・・疲れが隠せない年になった。

一本釣りや潜水漁などの個人漁は、自分のペースで漁ができる。
疲れたら休めばいいし、頑張りたいときは自分の判断で多少の無理をする。
体力や気力は若いときから個人差がある。高齢になるとその差が徐々に大きくなる。
漁業界にも良きライバルや標準記録が何となくあり、自分の実力を周りで感じる。

漁村には70歳を過ぎても、現役で釣り漁や潜水漁をしている人が何人かいる。
それができる原因は一つだけ、元気の言葉より病気にならないことである。
魚が獲れないことで極度のストレスが溜まる漁師は少ない。
仕事柄「今日が駄目でも明日がある」と少しは思える職業だから?
それでも不漁が何日も続くと人の気持ちは落ち込む。

ここ数年、漁師を辞める人が多くなった。
原因の多くは、高齢で自分の体力限界を感じたから。
一人船だと、体の異常を感じても誰も助けてくれない。家族はそれを心配する。
「父ちゃん、そろそろ船を降りたら・・・」と言いたいところだがそれも言えない。
仕事が生きがいの人に、その言葉は酷なような気がするから。

漁師の引退は、カリブ海で漁をした老人の物語と同じ気がする・・・
今の漁師は何日も魚が釣れないと、人が倒れる前に経費で倒れる。
手漕ぎの船に風を受け、弁当と水を積み、シンプルな道具で漁ができる時代と違。
気持ちや想いより、国民年金が年老いた漁師を支える。

徐々に衰える体力。弱音が本音に変わるとき世代も変わる。
それにしても・・・、ロマンで飯が食えない時代になった。

by hama-no-koya | 2012-02-22 18:03 | Comments(0)
2012年 02月 19日

「 塩 」

先日、旧三田尻?今の防府市に行ってきた。
海辺には「尻」が付く地名がある。どこも川の出口でお尻のような地形をしている。
その地に塩をつくる田んぼを殿様が開いたと聞く。その風景は時を超え姿を変えていた。
殿様は白いものが好きで塩の他、米や絹、ロウソクや和紙と地場の産物で財を蓄えた。
先人たちの知恵と動きは追い詰められてひらめく。今の殿様は選挙で決まる。

地元の塩を作ろうと思ったことがある。海水の淡水化装置が出始めの頃。
仲間とT社の機械を借りて「高濃度の海水」を造り、それを釜で煮詰める塩の製造体験をした。
海水をそのまま煮詰めると塩はできるが、長い時間と多くの燃料が必要になる。
結果は、製品的には白い阿武町産の塩は出来きたが・・・
費用対塩の売値を考えると儲からないことが分かり、塩造りも一時の夢で終わった。
中東の大規模淡水化装置の高濃度海水が何に利用されているか今も気になる。
塩を売るより真水を売った方がお金になる時代。

昔の漁家は塩を大量に使っていた。
魚の干物や塩漬、ダイコンやハクサイの漬物など食料保存の塩として。
稲ワラのカマス俵に入れられた塩を袋単位で買って漬物小屋のような所に置いていた。
その塩は、最初はサラサラだが雨が降ると固まり、そうでなければ液状になる。

子供の頃は定置網に、2年に1頭くらいの割合でクジラが獲れていた。
浜で解体して肉は売るが、皮は分配され自家で塩漬けにし、思い出しては煮て食べていた。
塩クジラは、ダイコンやハクサイの調味や煮ダシの役割をした。
塩クジラを作る塩の量は、皮の水分を抜く目的もあり半端ではなかった。

先週は、高知の飲み屋さんでマティーニの入ったカクテルグラスを倒したので、
今週の防府は座りの安定したソルティドックを飲んだ。
甘い苦汁の効いた塩味が絶妙で、単純と繊細が同居して口に入れた瞬間にうまい。
表現は、30年ぶりに街で偶然出会った幼馴染の大人の女。
誰が考えたかグラスの淵に塩。発想や相性に定義は無く不思議を感じる。

今は無き「塩の防府」を感じる飲みものだった。

by hama-no-koya | 2012-02-19 11:25 | Comments(0)
2012年 02月 16日

帰り道

高知の帰り道は、高速道路経由で萩の隣町にある我が家に着いた。
土佐から長州へ向かう竜馬脱藩の道では無いが、あの数日間を今は6時間で移動できる。
大政奉還の次は海外交易・・・。「その次は瀬戸大橋」と彼なら言うだろう。

田舎で暮らしていると各種団体が数年置きに旅行をする。
職場旅行もあるが、昔から○○講の名称で旅行積み立てをして仲間旅行をしていた。
始まりは金比羅様などの宮参り。旅の元祖のようなもので歴史はかなり古い。
行き先は琴平とは限らないが、今でも継続している漁師仲間がいる。

田舎の付き合い旅は、昔から鹿児島・熊本・高知方面が多い。
「薩・長・土・肥」の連合みたいだが、振り返れば本気で政治や域振興を実践してきた藩。
今も街並みや特産品が資源として多く残り、行ってみたい観光地になっている。
俺が暮らす長州は、本拠地を不便な萩から山口に移した。
山口県内に昔は市の数が多いと聞かされたが、中核の街は数年前の合併でやっとできた。
昔から下関から岩国までの瀬戸内海側はそこそこ発展して街も多いい。
それに比べ日本海側の北部地方は北浦や山陰とよばれている。

もしも俺が、ツアー・コーディネイターだったら・・・
1案・高知から萩まで5泊6日の「竜馬脱藩の道ウォーク」。(お奨め部分歩き)
2案・4泊5日の「薩長土肥・のバス旅」をプレゼンテーションする。
日本人より、海外の旅人向け商品になったら笑いです。
海外のエージェントは、少数でも内容のある旅を企画していると聞いたから。

ハート・マークの海外旅には勝てないが・・・
「世界で日本がいちばん美しく、安心・安全・美食の国」と思っている外国人は多い。
受け入れ側もそのことを裏切ることなく自覚したい。
我が家に泊まったスイス人のバックパッカーが教えてくれた。
灯台元暗し。

by hama-no-koya | 2012-02-16 15:23 | Comments(0)
2012年 02月 15日

高知市の印象

トンネルを抜けると遠くに海が見えた。
入り口がトンネルで始まる物語が好きだ。いつもの暮らしを忘れさせてくれるから。
俺にとってのトンネル作品の入り口は「となりのトトロ」。

鏡川沿いにある長屋門が入り口の高知の宿が気に入った。
12階の窓から見える街中を、静かに流れる川と山。空間の今と昔が重なる。
竜馬少年がこの川で泳いだと、疑いも無くその世界に入る。

旅のリクエストの一つが太平洋で獲れた魚を食べること。
ツアー仲間13人の全員が漁村暮らしでその半数が現役の漁師。
本命は「カツオのタタキ」で、対抗は「魚なら何でも」。大穴で「ウツボ」のから揚げ。
男の仲間旅から酒や御当地食は外せない。

宴会形式の夕食には二つの大きな皿?鉢?に数種類の刺し身が盛られていた。
日常で魚を食べている皆の評価は、☆☆☆☆でこれまでの消防団旅の最高得点だった。
「カツオの土佐」がメインで、他の魚や料理が平均点。それに仲居の接客が最高だった。
誰もが、高知のそこに行かないと出来ない楽しい宴席を感じた。

夜の街は、高知に住んでいる仲間と歩いた。
飲んでみたかった「ひろめ市場は」大混雑で「ウツボ」や「マンボウ」のから揚げをあきらめた。
そこらの居酒屋で飲むことになる。カツオと焼きニンニクの相性は抜群だ。
現地名は忘れたが、生のシラスのドロドロ料理が俺の口に合った。

マティーニを飲まないかの誘い。ボサノバが流れる小店に入った。
街で暮らしていた頃。カクテル系のお店に行くと夏はソルティドックで冬はマティーニだった。
曲も雰囲気も俺好みだったが大失態をした。
カクテルの王様とも言える飲みものが入ったグラスを倒し割ってしまった。
不注意だった。酔っ払いの行く場所では無いと反省する。

田舎暮らしの俺には、マティーニは似合わないことを知った。

by hama-no-koya | 2012-02-15 17:08 | Comments(0)
2012年 02月 13日

消防団の旅

全国の街に消防団はある。
災害から住民の生命や財産を守る消防団。それが本職ではなくボランティアに近い。
団員の年齢や職業はバラバラだが、目的は一つ。

所属する分団員26名で、点在する集落住民約800名が暮らす地区を担当している。
当地は、過去に大きな火災や自然災害はなく平穏な地域として外部から見られている。
災害に対しての出動回数は極めて少ない。しかし訓練はそこそこ多い。
田舎暮らしの中で大災害の危機は、まさかの世界。

田舎消防団の旅は、地区を防災留守に出来ないので約半数の団員が参加する。
今回は、一泊2日の四国旅で親睦や慰労と視察。それに個人の買い物や観光の複合目的。
瀬戸大橋を渡り、讃岐のうどんを食べてから四国の旅が始まった。
過疎の町の防災を遠くから視る。高速道路を走らず大豊まで山道の一般道を走る。
その道は高知への幹線道だった。高速道路ができると人通りが少なくなると思っていた。
そこは利便性から遠回りだが、思いもせぬ収穫に皆が満足する。

建前は、河川や土砂災害の対策と地域暮らしの現状などを視るつもりが・・・
大歩危・小歩危の大渓谷や急峻な山風景の自然に全員が見事に洗脳された。
気持ちはヨーロッパ・アルプスと比べても見劣りしない。感動とは無縁の漁師も絶賛した。
美しい山や川は多いいが、そこに暮らしがあると風景が身近な素晴らしさにつながる。

大豊で「大な杉の木」を見た。人里にどうして二本の大杉が残ったのか不思議だ。
それは木というより、巨大な神秘的な生き物のように見えた。
写真技術でパンフを作る時代。想像を超えた旅名所は今時そんなに有るものでは無い。

一つだけ残念なことがあった。期待した祖谷渓の「かずら橋」がメンテナンス休業だった。
人命に関わることだから何も言えないが、橋のたもとで初めて知らされた。
橋の目的が観るものではなく、渡るものだから引き返す気持ちになる。

楽しい仲間旅の前半は、いいね!を超えた大満足。

by hama-no-koya | 2012-02-13 04:56 | Comments(0)
2012年 02月 09日

田舎暮らし

もしも、田舎で暮らしてみたいと思う人がいたら・・・
田舎暮らしは楽ではないよと言う。

単なる田舎のあこがれもあれば、何かの想いがある場合もある。
何かをやってみたい人もいれば、のんびりしたい人もいる。
近頃は、田舎に安心安全を求める人もいる。
目的や想いはどうでもいい、気に入った場所で暮らしたい人もいる。

ソローの「森の生活」やリンドバークの「海からの贈りもの」に影響された漁師がいる。
田舎者があこがれの街で暮らしいる時に、街で読んだ本。
30歳を過ぎた頃から暮らしの気持が変わった。
趣味や身勝手から田舎暮らしを始める人は案外多い。

田舎で生まれ育つと多くは街にあこがれる。
「田舎は働く場所が無いので若者は街に出る」と田舎の大人は思うが・・・
それは、動物的本能で親から自立することは自然な行為。
田舎は、その手前まで家族や地域で支援する。
若者が暮らしやすいように田舎を整備すると、田舎暮らしが都会暮らしになる。
不便なところが田舎だから、馴れと理解で日頃を暮らす。
田舎を残したい想う。でも端に変えようとは想わない。

子供の頃は、田んぼが7反と小さい漁船が一隻で家族7人が暮らしていた。
男兄弟は3人。言わずとも誰か一人が代々の零細な家業を継ぐ。
親父の考えは、長男が家を継ぎ次男と三男は何処かで自立して暮らせだった。
子は、それぞれの想いで勝手にみんな家を出た。
パターンは途上国の田舎がたどる道。十数年経って長男が田舎に舞い戻ってきた。
今思えば「ペール・ギュント」に近い、なつかしい話。

田舎への移住は人それぞれ。片想いや叶わぬ恋もある。
それもいつか出来なくなる。

by hama-no-koya | 2012-02-09 10:26 | Comments(0)
2012年 02月 07日

海の中も冬

海が凪いだので久々に海に潜った。
今年になって二回目。冬の日本海で潜れる日は数日しか無い。
貴重な操業日。寒さに耐えたが獲物は少なく儲からない。

2月は、アワビやサザエの市場価格が年間を通じていちばん安くなる。
操業日が少ないうえに値段が安い、その状態を昔は踏んだり蹴ったりと言った。
消費の2月落ち込みは、商売全体に言えることだから我慢する。

その他魚類は、需要と供給のバランスで2月もいつものように日替わりの市場価格になる。
冬場は時化が多く出漁日が少ない。魚が不足すると市場の価格は高値になる。
昔は、その現象が極端に現れた。近年はそんな日にも養殖魚や冷蔵魚が随時出荷される。
江戸の魚屋は、時化が続くと仕入れが無いので冬場は売る魚が無い日もあった。
今は、大型小売店の鮮魚コーナーに時化でも凪でも同じ量の魚が並んでいる。
養殖魚や冷蔵保存の技術が進み、鮮魚が仕入れの安定商品になったから。

産地が消費地から遠く離れている地方や離島の場合は魚輸送に不利であった。
「高速」のフェリーや道路や通信の整備が進んだ。
全国の生産地が、同じ土俵で魚の勝負ができるようになった。

産地の格差が無くなった魚に付加価値を付ける取り組みが始まった。
その一つが魚のブランド化である。
山口県は「下関のフグ」が有名だが、今は「萩のアマダイ」や「萩の瀬付きアジ」がある。
なぜかブランド魚は、あたりまえのように頭に産地が付いている。
店に並んだ魚は名前も顔もほぼ同じで、業者や消費者が産地で見分けるから。

良いものを安く買う時代。
その見分けが産地の名前になった。

by hama-no-koya | 2012-02-07 18:37 | Comments(0)
2012年 02月 04日

豆まき

冬の終わりに豆をまき春を迎える。
鬼を払って家族の幸せを願う。それが一般的な「豆まき」の目的であろうが・・
田舎では「豆まき」をして春が来ることを集落で暮らす民に知らせる。
食べ物の乏しい寒い昔、一日だけ許される真冬のサプリ。

田舎のお年寄りは、健康で元気なことを「マメ」という。
「あんた~、マメでええね~」。
「いいね」は、古くから日常会話の中に意識することなく使われていた。
それも、「いいね!」と「いいね~」の意味合いが存在する。
イイネ、若者よ「いいね」にも使い分けがある。

ダイズは、小さい豆なのにどうして大豆と書く?。アズキは、どうして小豆と書く?。
誰かに聞いたことがある。ダイズがスーパー食料だからで、アズキはそれより小さいから。
栽培・保存・加工・栄養素・・優れものでダイズを使った食品は昔から数えきれないぼどある。
兵糧の豆を、納豆やぬるま湯に漬けて「芽出し」にする考案は食品開発の元祖。
だからダイズは小さい豆なのに大豆と書くらしい。

大人になると大声で「鬼は外~」と言えなくなる。
家の中なので誰も見ていない。気にすることもないが素直になれない。
それでも多くの大人は小声で、「鬼は外・・・」と節分に豆をまいたに違いない。
それが終わると鬼も人も仲良く、歳の数だけ豆を食べた。
飢餓や紛争の無い国への願い。UNHCRの活動のような風習である。
素晴らしい物語のある行事が、漁村で昔から身近に伝わる。

立春の今日、暦や気持ちだけでなく周りが少し暖かくなった。
ほんとうの春は少し先のようだが・・・
節分は季節の節。

by hama-no-koya | 2012-02-04 10:09 | Comments(0)