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2013年 01月 31日

地域おこし協力隊とサザエ

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東京から帰った翌日  漁師は海に潜った。
サザエやアワビを獲るために。
水揚げは数年前の半分以下になった 水産資源が減ったから。  
それでも仕事だから 冷たい冬の海に潜る。

サザエが減ったら ○○○○が困る。
阿武町の「地域おこし協力隊員」募集人員は2名だから
もしかして志願者が大勢いたら・・・・
誰が どうやって2名を選考するか? が受け入れ側の問題である。
人の想いに優先順位は難しいこと。

サザエを獲っていると たまにヤドカリを獲ることがある。
殻の中にはサザエの身でなくカニが入っている。
世間ではヤドカリというが、俺の地方ではカニサザエという。
ヤドカリがイセエビの仲間であろうが カニの仲間であろうが俺には関係ない。
サザエの空いた殻に入って自分らしく暮らしているから。
外敵から身を守るためらしいが・・

もしも「地域おこし協力隊」の選考委員だったら
サザエが減って困るのは?  「ヤドカリ」と答える人を選びたい。
サザエが減ると ヤドカリの住む家がなくなるから。
街の人には無理難題かなぁ〜?
ヤドカリを見たことがないから ヤドカリを探す旅に出る。
枯れ野に咲く 黄色いタンポポの花。

サザエのつぼ焼きは醤油を入れない方が好きです。
海の水とサザエの持ち味がするから。

by hama-no-koya | 2013-01-31 21:06 | Comments(0)
2013年 01月 28日

地域おこし協力隊

田舎で暮らしてみたい人を探しに街に出た。
地域で何かやってみたいと思う 街の人がいるかなと思って?
東京で開いた「地域おこし協力隊」全国合同説明会のブースに出店した過疎の町。
阿武町が2名の協力隊員を募集したから。

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クルーは役場職員2名と 漁師のオジサン1名・農家のオバサン1名の計4人。
企業のリクルート・ブースとは似ても似つかない不思議なカウンター。
その印象を素直に書こう。

田舎者が街に出ると知らないことが多い。
秋葉原のシティ・ホテルに泊まった  エレベーターが止まらない!!?¥×▼
ルーム・キー(カード)の使い方知らない珍道中の街旅・・・
スイカで電車? スイカと言ったらメロンの仲間の果物 と答える田舎者。
不安とドキドキする気持ちが同居する旅。

会場は「  3331 Arts Chiyoda 」 それがなんだか分からない?
行ってみると 街中にある単なる中学校の廃校?・・・
そんな場所が地域おこしの 出会いの場である意味は深い。
そこは、エグゼグティブなプロデュースを感じる素晴らしい会場だった。
過ぎてきた 子供たちの元気を感じるような。

田舎町の中学校も 都心の中学校も生徒が減って廃校になる。
我が国の居住形態がドーナツ化する? 人口の分散化? そんなのあり得ない。
地域おこしのかたちが何であり 人材や発想が欲しい今の田舎。
派遣でも臨時採用でもない 仕事でもない仕事人が・・・

会場には、全国から40近い市町の田舎コンセルジュが並んだ。
どこの町も 好感度の職員が親切に対応した。
田舎町に興味を持つ人たちが大勢集まった  田舎の予想を遥かに超えて。
なにも自慢するものがない阿武町  売り言葉に困った。
不器用だからしょうがない  何とか このチャンスを生かしたい・・・。
聞かれたことに答えるだけ 素朴な田舎ブース。

近くの神田明神と湯島天神のご利益があるにちがいない。
もうすぐ 「 遅咲きの梅 」 が開花するだろう。
手に届く春の夢 そんな希望の旅だった。

by hama-no-koya | 2013-01-28 17:24 | Comments(0)
2013年 01月 22日

脱藩道から萩往還へ

四国の山を超えて大洲に出た。
脱藩の道はここで終わるが 何かの始まりを感じるところ。
その後は、船でなく瀬戸内海を車で渡った。

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三田尻(防府)から長州の山を車で越えて萩に着いた。
そこには今も関所のような建物があった  入国の審査は無いが・・・
不思議なことに ここにも未来を見つめる三人の男が 寒空に建っていた。
高知を出るときにも 途中の梼原にも三人の男がいた・・・。
偶然とは言え どこか共通して面白い  時代がそれを求めていた?。
萩の像と梼原の像は、三人の一人がどこかを指さしている。

高知の像は、一人の男が逆に指を懐に隠して 何かを持っている。
それが何を意味するのか? 今更万国公法ではあるまい。
指を怪我したので包帯を隠した?では夢がない。
龍馬が握りしめているものは ドル券? それとも携帯用コンピュータ?
これからの世はこれだ! それを探す今旅。
萩では、「飛耳長目」が何であるかを知る人は多いい。

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男三人で気ままな旅をした。
現存する脱藩の道と萩往還道を直接踏みしめたわけではないが・・・
今の車道でも過ぎてきた時代が味わえる 結ばれた街道。

見て! 行って! 損はなかった。
旅で出会った人々が温かく いつまでもこころに残る。

by hama-no-koya | 2013-01-22 10:51 | Comments(1)
2013年 01月 19日

四国の山越え

津野の「道の駅布施ケ坂」は 四国の山並みの中にある。
駅舎は山の傾斜地にあり 「峠の茶屋」本来の機能を今も素朴に残す。
経済効果優先の「道の駅」ではなく 街道を行く旅人を支える「四万十源流の駅」。
四国の柔らかい山色が店にあり 人が人に接客をする。
農村歌舞伎の津野町だからこそなせる 身から出る自然なおもてなし。
山に囲まれた 飾りの無い駅機能が疲れた旅人を迎える。


梼原町も四国の山並にある。  
いつ行っても また行きたくなる不思議な美しい町。
風変わりな庁舎  エントランスホールにグランドピアノが置いてある 銀行もある。
役所ぽくない公園のような住民のタウン・オフィス。
町の電力は 風力・太陽光・水力 と可能な限りの自町発電をしている。
過疎や高齢社会を感じさせない いつもの田舎町で暮らす住民。

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まちの駅「マルシェ ユスハラ」は、旅人が安らぎを感じるホール。
洒落た直売所に 洒落た宿泊施設がある田舎町の駅舎。  
海外では、街道の休憩所に簡易宿泊所を見かけるが 我が国では珍しい。
建坪は広くないが 内容と気持ちを重んじる梼原の「まちの駅」。
施設が先進で田舎とは思えないが 田舎の良さをどこかに残す環境ディザイン。
人の想いを そのままかたちにしたような建物とその空間が作品。
風土に調和した一貫した町づくり。
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四国のロード・ステーションが印象的なのは 設計からだろう?
梼原のまちの駅「マルシェ ユスハラ」は、「隈研吾」建築都市設計で・・・
直島の海の駅は、「SANAA」と有名な建築家が身近である。
人の想いがどこかでそこに通じたから。

竜馬が歩いた 脱藩の道
その想いが 今も生きる町づくりを誰もが感じるところ。
山の小さな個性の町から 見て学ぶ旅人。

by hama-no-koya | 2013-01-19 09:59 | Comments(0)
2013年 01月 17日

土佐から長州へ

土佐から長州までの旅をした。
夢を持つが あえぎながら現代を生きる男旅の始まりは・・・
高知駅前にある 坂本家の実家から。
その家は、本物ではない 撮影で使った美術セットらしい?が味がある。
空間が一気に変わる不思議なところ。
時代を超えて 昔の家に朝の光が柔らかく差し込む。

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隣接して 高知県の総合案内所がある。
単なる 観光案内所や みやげもの売り場ではない・・・
言えば「コンシェルジュ高知」。

産業 定住 暮らし 新しい取り組みなど幅広いオープンブース・フロアー。
フィルム・コミッションも無駄でない 「竜馬伝」や「遅咲きのヒマワリ」などの効果が生きる。
なにより「リョーマの休日」のキャッチコピーが斬新。
時代が変わっても「りーふ」や「ぱんふ」や「窓口」を忘れない広告媒体。
高知県には、いいプロデューサーいる? それとも大手コンサルさんに◎投げするか・・・? 
答えは、それが分かる家老職が今もいるからだろう。
それを「藩の大切なお仕事」として今でも大事に継承している 偉い高知県。
おもしろくなる 薩長土肥のツーリズム。

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南国土佐を後にして 長州の萩に向かう男旅・・・。
見送る女はいないが こころに残る確かな出会いもあった高知。
途中の須崎で有名な「卵焼き弁当」屋を訪ねる。

そんな脱藩の道も、津野町から山道になり 雪がちらつく。
いい加減な旅にも なにかの内容がある。

by hama-no-koya | 2013-01-17 11:26 | Comments(0)
2013年 01月 14日

高知の家 (沢田マンション)

近頃は、素人で家を造る人が多い。
その 極めつきの建物が高知市にある「沢田マンション」だろう。
素人が造ったビルとはおもえない 立派でユニークな「街かど作品」の建築物。
建築に興味がなくても 旅のパーツとしてネタとして一見の価値あり。
いい物を見た でも日曜大工の励みにしては大きすぎる。
話を聞けば聞くほど 面白い建物。

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この建物がどんなものであるか? を知らない人はスルーするそこらの風景。
興味がなければ、建築の想いと経緯を聞いても あっ・そぅ で終わる
街人には 珍百景でも なんでもないそこらの建物。
俺には 偉大なる建築作品に見える。


規模は小さいが俺も素人大工の端くれ。
コンクリート・ブロック積んで小屋を造ったことがある。
屋根の部分は業者に任せたが 母がブロック積みの似非職人だったからできた。
内装は 一人でこつこつ 時間をかけて完成した。
図面は全て頭の中に画いた 高知の「沢田マンション」もそうらしい。

数年かけて我が家の小屋が完成した。
一階が、食堂兼自宅飲み屋  二階が、音楽室兼映画室。
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漁師の合間にやる素人大工 それでもなんとかなる。
たまには、いい酒を飲んで いい音楽を聴いて 働く暮らしも悪くはない。
それを贅沢とは思わない 自分で造ったものだから。
旅先で そう感じた。

by hama-no-koya | 2013-01-14 10:54 | Comments(0)
2013年 01月 10日

高知の木

今回の旅は、行き当たり ばったりの旅だった。
旅の目的なんかどうだって良い 
行き先々で見たいものを見て 食いたいものを食べる。
人の想いに誘われて。

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これまでに見たことのない 大きな杉の木を見た。
高知県の大豊で。
感じる 何かを感じる 確実に・・・ そんな巨木だった。
駐車場から数分の人里に この木が生えていることが信じられない。
この木のテーマは 生命力だろう。



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高知駅は 大きな木造の駅舎だった。
ヨーロッパのターミナル駅のような 洒落たドームに覆われた。
プラットホームの別れはつらい 高知駅は別れや出会いが 絵になる駅。
木の温もりが 人に伝わるから。
過ぎた時代 見送る人も無く土佐を出た数人の旅人たち・・・。



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小料理屋「はらいそ」のカウンターも 立派な杉の木だった。
いつも隅っこに座る癖 そこがいちばん落ち着けるから。
そこが自分の居場所 居酒屋の意味を知る。
女性のオーナー・シェフが料理とその間を持たせる
時を忘れる 酒と食と出会い。

高知は 食べつくしの夜だった。
「ファド」と「ロカ」と「ハライソ」 いつか行きたい遠い国。

by hama-no-koya | 2013-01-10 17:34 | Comments(0)
2013年 01月 05日

初漁

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大敷網の初漁は イカで幕が開く。
種類は、ヤリイカとケンサキイカが半々ぐらい。
他の魚は少ない。
イカは初荷として萩市場の初セリにかけられた。 
ご祝儀相場を期待する。

船から荷揚げしたイカを 種類とサイズ別に分けて箱に並べる。
ヤリイカは オスとメスを分けて箱に入れる。
オスは体長が40〜50cmと大きいが メスは20〜30cmくらいで小柄だから。
ヤリイカの最大の特徴は メスイカの体内にタマゴが詰まっている。
このイカをコモチイカとよび 初春の海味として珍重される。

コモチイカは 煮て食べるか焼いて食べる。
胴の中にプリプリのタマゴが詰め込んだように入っているから。
身も美味しいが 粒粒の食感が何とも言えない。

仕事始めで 漁師の正月休みが終わる
同時に 寒さも本番をむかえる。

by hama-no-koya | 2013-01-05 09:57 | Comments(0)
2013年 01月 04日

漁師の正月

 
神社に漁師が集まる
新しい年の 大漁と安全を祈願するために。
くりかえす 新年の行事。

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by hama-no-koya | 2013-01-04 05:12 | Comments(0)
2013年 01月 01日

お正月

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       脱藩・・・
       それとも不変。
                                        
                                     




 
 

by hama-no-koya | 2013-01-01 21:23 | Comments(1)