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2013年 06月 29日

梅雨の中休み?


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久々の夕陽が漁村を灯す。

梅雨の夕暮れ。

つかのまの夕晴が湿った漁村と村人を照らす。

光りと影がやわらかい。

雨雲のすき間から差し込む 夕焼け小焼け。

いつもの海辺で暮らす。

by hama-no-koya | 2013-06-29 05:40 | Comments(0)
2013年 06月 25日

休耕田にコスモス


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我が家の田んぼは全て草薮になった。
米の作付けを止めたから。
そんな中ほんの一部だけ耕作を休んでいる田んぼがある。
いつでも田んぼに戻せるようにと・・・。

休耕田の維持管理は米を作ると同じくらい労力がかかる。
年間に数回草刈りをして トラクターで数回耕す。
梅雨時期は雑草の成長が特別に早い。

数年前、休耕田にコスモスを植えたことがある。
その年の田んぼは、コスモス畑になった。
翌年にはその種が自生して 秋には自然のコスモス畑になっていた。
何年か繰り返して咲いていたが、雑草には勝てない花。
それでもコスモスのなごりが夏に咲いた。


秋に咲くはずのコスモスが梅雨時期にも咲く。
ちらほらで花数は少ないが・・・
雑草の中に咲くので 草と一緒に草刈り機で刈り取る。
もったいない気もするが、草との仕分けができないから想い切り。
けなげに咲く花。 荒れ田にコスモス。

草刈りを終えた田んぼは、何も植えないがトラクターで耕す。
雑草が延びてくるのを抑えるために。
この作業を年間数回繰り返す。
集落の近くを 荒れ野にしたくないから。

田舎の集落から草刈りは欠かせない。
怠ると村が草薮になる。
毎年繰り返す休耕田と周辺の草刈り。

コスモスや村人どもが夢の跡。

by hama-no-koya | 2013-06-25 16:59 | Comments(0)
2013年 06月 22日

ムギイカ



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麦を刈る季節に獲れるから ムギイカ?
イカの色が 実った麦の穂や形に似ているからムギイカ?
子供と大人の中間サイズのスルメイカが網で獲れる。
この時期になると毎年やってくるムギイカ。

ムギイカは食べると美味しいが 市場での価格は安い。
獲れたイカの多くは魚食需要でなく アマダイの延縄漁の餌になる。
エビでタイを釣るでなく イカでアマダイを釣る。
萩市場はケンサキイカが多く揚るので、スルメイカの人気は薄い。

生きたムギイカは見た目によらずどう猛で 握ると噛み付くことがある。
トンビのような鋭い口ばしが付いているから。
ムギイカを活餌に泳がせ釣りをすることがある。
活イカを握ると手に巻き付き 釣り針を掛けるのが難しい。
昔から大鯛はイカが好きと言われる。


我が家では、ムギイカの頭を取って開いて日干しにする。
スルメイカのスルメは硬いが、ムギは柔らかくスルメ味がまろやかで上品である。
酒の肴に真向き、「つまみは炙ったイカでいい」で遠くの海味がする。
どちらかと言うと 独り酒のつまみ的で浅い哀愁を噛みしめる。
スルメは日本の味で食文化。


子供の頃、海辺の段々畑には麦が植えられていた。
その畑の今は跡形もなく様変わり、杉林や荒れ山になっている。
麦を植え刈取り その後にサツマイモを植える。
あの時代は、それが漁村の暮らしだった。


スルメイカの小型を麦イカと呼ぶ気持ちが解る・・・
メダカが麦魚もなんとなく・・・
魚の名前は面白く 奥が深い背景がある。

by hama-no-koya | 2013-06-22 05:16 | Comments(0)
2013年 06月 19日

サワラの季節は?  (鰆)



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サワラの旬は春、もしくは晩秋と思うが・・・
何を思ったのか今朝は、全く予期しないサワラが大漁だった。
サワラの旬と 多く獲れる季節は同じとは限らない。
南日本海ではサワラが ほぼ周年獲れる。


サワラの食べごろは? 暮れから春先にかけて脂がのって美味しいが・・・
夏のサワラは、夏のサワラの味がする。
氷が高価な時代には 夏サワラの多くは焼き魚と決まっていた。
今は大量の氷を船に積み込む だから刺身でもいける。
鮮度で味が変わりやすい魚。「足が速い」の言葉がある。

マグロや牛は個体が大きいから 品種や部位によって好みの脂身を選べるが・・
中小の魚は、季節によって脂の乗りを食すことになる。
寒ブリや秋サンマなどがいい例である。

一般に脂がのった魚が美味しいと思われるが 淡白な味も美味しい。
何でも食べないと 美味しさの違いや比較が出来ない。
旨味分だけでなく 食感も魚の美味しさ。


野菜に季節味が無くなった時代の中で
天然の魚には 同じ魚種でも穫れた季節の味がするから旬がある。
産卵期・海水温・食べる餌などから・・・?
野菜の味は産地で多少違うらしいが 魚も言えるだろう。
海洋環境と生産地での取り扱いが味につながるから。
野菜は人がつくり 天然魚は海がつくる。

魚は昔からからコピー(売り言葉)商品。 旬があり 足早に売りたいから。
地域で売るのが「目黒の秋刀魚」 時期なら「土用の丑の日」だろう。
今も各地の業界で魚広告があり 特売り出しが企画されるが・・
販売戦略からもれた魚にも美味しい魚がある。


これから サワラの刺身に生姜と小ネギをまぶして食べる。
ニンニクとレモンが隠し味。
美味かろうが 不味かろうが 考えない。
旬も気取もない 漁師の食卓。

by hama-no-koya | 2013-06-19 15:25 | Comments(0)
2013年 06月 15日

海辺の暮らし  (馬糞雲丹)



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米を作りながらウニも採る漁村の暮らし。
前項の田んぼにたたずむオジさん 今日はウニ採りをする・・・。
周りはバフンウニの処理に追われる。


6月の10日は、バフンウニの解禁日なので 漁村がそこらで忙しい。
午前中は、海に潜りウニを採る漁師。
午後からは、ウニ殻を割り中身を取り出し内蔵を選り分ける。
鮮度を保つためにより短時間で行う作業。

手前左より、ウニ殻を割る人 右は中身をかき出す人
奥は、海水に浸し黒い内蔵を選り分け 黄色い部分だけを残す。
奥左は、最終チェックで微量な貝殻や微粒内蔵を選り出しり品質を高める。
最終的には黄色い食べる部分だけが残る。
これが一つの バフンウニ・ユニットで一気に零細処理される。

殻から取り出したウニは、即漁協で掛け取り すぐに瓶詰めに加工される。
多くはアルコール漬けで一部は塩漬けになる。
手間ひまかけて出来上がり 宇田郷産バフンウニの瓶詰めが出来上がる。
近頃は、ウニの水揚げも減り品薄の状態が続く。
味は、個性あるが食べてみればわかる。


俺も海に潜るが バフンウニは採らない。
妻と二人暮らしなので 処理する人出がいないから。
オヤジとオフクロがいた頃は、本気でバフンウニを採っていたが・・・
今はアワビ採りをしている アワビも減った。
同時に生食用のアカウニも採るが これも減ってきた。
バフンウニの瓶詰めは美味いが 採りたてのアカウニの生も美味しい。

昔は、バフンウニのことを漁村では『 馬糞(UmaGuso )』と普通に読んでいた。
色・形が馬の糞に似ているし 海にゴロゴロといたバフンウニだから。
近頃は、海の珍味になりそうなバフンウニ。
海辺の棚田で穫れた ヒノヒカリとバフンウニの相性は抜群。
それぞれが 力みのない海辺の作品に想える。

ウニ採りは 漁村の風物詩。
ウニも減ったが それに輪をかけ漁師も減った。

PS
今朝のNHK朝ドラ ヒロインがウニ丼を食べるシーンに
・・・朝から 涙が止まりませんでした。

by hama-no-koya | 2013-06-15 07:03 | Comments(0)
2013年 06月 11日

雨が降らない・・・



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山口県は、とっくに梅雨入りしたはずなのに雨が降らない。
山の棚田に水が貼られ美しい海里の季節なのに・・・
ひたすらに雨を待つ漁村の山田。

田植えがしたくても 水が少ないので苗を植えることの出来ない田んぼもある。
海辺の田んぼは、湧き水や谷川の水利で細々と作られるから。
大雨が降れば水が溢れ 日照りになると水が枯れる。
それでも暮らしの中で飯米を作る。

棚田の多くは 上の田んぼから下の田んぼへ段々に水が送られる。
全ての田に水が行き渡るには時間がかかる。
水が行き渡れば 水泥を平し(代掻き)沈着してから苗を植える。
雨が降らないと余計な心配と手間ひまが掛かる。


このオジさんの本業は漁師。
昨日は、海に潜ってバフンウニを穫り 今朝には大敷網漁に出る。
そして 田んぼで自家用の米を作る暮らし。
一家に漁と農がある 先祖代々そうしてきた海辺の集落。

集落の多くは、昔から漁師でありながら米を作っていた。
田植えは、お互いに忙しく 手間替えと言って労力を実労で払っていた。
そんなに古くない 過ぎてきた漁村の忙しい田植えの風土。
時代が変わり 米を作る漁師が減ってきた。


昔は(S20〜30年代)我が家にも70アールの水田があった。
今は、全ての田んぼの耕作を 我が代で放棄した。
長い積み重ねも 止めるのは一瞬。
あきらめる・・・消滅。

by hama-no-koya | 2013-06-11 15:50 | Comments(6)
2013年 06月 07日

漁村に、子供たちがやって来た!!。



街の子供たちが体験学習の名目で漁村にやってきた。
いつもは子供が少ない集落の我が家に。
受け入れた家庭で何かの体験メニューを考える。

漁師の家なので、主な作業は船上になる・・・
危険性を伴うので乗船体験は無理で それに足手まといにもなる。
家業の手伝いより 海岸の清掃や漁村の散策をした。
遊びながら学んだことは一生忘れない と言いながらも目的は学習。
教えることも 学ぶことも自然体。

大うけした体験がある。 夕食に新鮮なネタで鮨を握る。
少しハードルが高いと思ったが それぞれの個性で鮨が出来上がる。
それは、漁師の想像を遥かに超えていた。
街の子供たちは、回転鮨屋で多くの見本を見ているからだろう?。
興味のあることは上達も早い。


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ネタはイサキ・イカ・トビウオ・カワハギ・・・
漁師オヤジが獲ったもの。
自分の食べたい物を好きなだけ握れ!
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魚をおろしたのは漁師で シャリはその妻が準備した。
その後の作業は子供達で真剣な漁村の調理体験。
自分で食べる鮨は自分でにぎる。

俺は、中3の修学旅行は阿蘇の旅だった。
昔のことなのか 思い出として残っているもは何もない。
エージェントが子供の夢旅を それとも漁師にできることは?
美しい海辺の風景と文化を未来へ伝え残すために・・。

どうだっていい 楽しい旅は思い出として残るだろう。
食べながら学んだことは一生忘れないから。
             

by hama-no-koya | 2013-06-07 13:48 | Comments(0)
2013年 06月 03日

旅の入れもの


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長年使っていた ザックを変えた。
ザックは旅の友だから慎重に選びたい。
ポイントは使いやすさ。 でもザックは旅の後姿だからお洒落にしたい。
奥能登への旅に愛用した 旅の入れ物。
これから先どんな思い出が詰まるか? 楽しみな背負い袋。
・・・旅をする距離より時間を大切にしたい。



俺の好きな「オオカミの足跡」のマーク。
こいつは、AROSA26 (WONEN)で どうやらLadiesらしいが?
フィット感が良く 荷物を背負っていることを忘れる。
小物入れも多く使いやすく 丈夫で山・旅・街・なんでもいける。
背中当ての通気性から 夏の汗かきも少なそう?。
何より 機内に持ち込みできる。

60歳を過ぎた旅男の背中?
自分には見えない後ろ姿だけど、さりげなく決めたい。
残す旅の足跡 ジャック・ウォルスキン。

by hama-no-koya | 2013-06-03 18:18 | Comments(2)