浜の小屋

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2013年 11月 30日

ゲストハウス

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今宵の宿は 萩のゲストハウス『 ruco  』
空きビルのリノベーションだが、そのために造られたような空間。
一階から二階へ吹き抜ける小洒落たラウンジ。
三階が共有のミニキッチンとリビングで、四階が二段のベットルーム。
建材や施工は手造風だが、ディテール(納まり)の良さを感じる。
壁やフローリングまで旅人に優しい。
施主・施工者・コーディネィターの想いがひとつになった宿建築。
贅沢とは言えないが落ち着ける気軽な旅の宿。

各地でリノベのゲストハウスを見かける。
山小屋でも民宿でもない簡易宿泊所でもない旅館でもない・・・
新しい宿のようだが江戸時代の旅籠ような気がする。
歩き疲れた足を休める宿。
それは萩を歩く旅人にとって嬉しい。

これからバックパッカーになりたい人へ
旅の小物としてペンライトとワイヤー付の南京錠を持参すると便利。
ベットサイドのウォークインロッカーに鍵がない。
ペンライトは消灯時やベットカーテンをしめた時に使用する。
滞在や夜の街歩きは、荷物なしで散歩したい。
夜のうどんが酒飲みの心に温かい。

一人旅でも仲間旅でも落ち着ける ゲストハウスの『 ruco 』。
バックパッカーでなくても 旅人なら
一度は泊まってみたい宿。

by hama-no-koya | 2013-11-30 19:40 | Comments(0)
2013年 11月 28日

浜カフェ

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網小屋の前にある のどかなオープンカフェ。
仕事の合間にお茶を飲む漁師。
海風がやさしい午後の紅茶 世代を超えたコミュニケーション。
オフィスにない幸せな空間。

流木で造った腰掛け 資材パレットのテーブル。
頭上に吊るしたアジの干物。
つかの間のやすらぎ。

浜カフェが、似非居酒屋になる日がある。
月例の一日御神酒、大漁の日、なんでもない時化の日。
浜のテラスが暮らしの酒場に様変わる。
酒の肴には不自由しない浜カフェ。 
船には生け簀の魚 冷蔵庫には干物が常時にあるから。
自前で即席だが、海辺の味がする逸品処。

あるときは見知らぬ客をもてなす いい加減な浜カフェ。
浜の漁師は女子に優しい。
雰囲気でつい飲み過ぎて、幸せの酒沼にはまる旅女子。
和気あいあいの浜カフェで我を忘れる。

浜の漁師が曰く
旅人よ・・・郷に入れば郷に従え。
ことなかれ? 冒険?
田舎で暮らす意味。

by hama-no-koya | 2013-11-28 11:47 | Comments(0)
2013年 11月 25日

穴場(海辺の石積み)

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道の駅阿武町から車で10分の所にある 海辺の石積み壁。
阿武の紹介に無いこの場所。
観光のパンフレットは市町で作成されることが多いから。
どことなくアイルランドに似ている海辺風景。
今はミカン畑になっている。

この場所を知る人は少ない。
大勢の人に知られたくない秘密の場所だから。
軽自動車がやっと通れる迷路のようなミカン畑の地元道。
誰がなんの目的で、いつ頃造られたのか?
謎が多い海辺の畑道。

この遺産を不特定多数のツーリズム資源にしたくない気がする。
今が美しいから 地元のミカン農家に迷惑そうだから?
そっとしておきたい本物の穴場にしたい。
穴の向こうに 昔の空が見えるから。

ツーリズム資源を開発する人は慎重でありたい。
メダカの泳ぐ小川へ観光バスで訪れる・・・
バスは次へ移れるが、メダカや里人はそこから動けない。
潰したら元へ戻れない里山。

とっておきの秘密の場所が田舎にはある。
遠い過去から来た謎の風景。
そんな海辺の石積み。

by hama-no-koya | 2013-11-25 09:30 | Comments(0)
2013年 11月 21日

幸せの黄色いハート



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田舎がさみしくなる中で
秋になると幸せが訪れる嬉しい集落がある。

なにこれ? 

なんだか叫びたくなりますね!

◎◎さぁ〜ん  愛していま〜〜す??。


ここは、山口県阿武町のとある風景です。
もしも彼女ができたなら この場所で告白したいなぁ〜
・・・これが私の愛のかたちです。

この??は、誰かが誰かにプレゼントしたとも言われます。
黄色い部分は銀杏の木 やがて葉が落ちる。
私にできることてなんだろう。



海辺の田舎町から愛をこめて
 〜 Love〜

by hama-no-koya | 2013-11-21 15:39 | Comments(0)
2013年 11月 19日

漁村のスルメ

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やわらかい秋の陽に晒されるスルメ。
宇田の漁村ではケンサキイカで天日干しのスルメをつくる。
白いイカは、噛めば繊細で奥深い海辺の味がする。
スルメ干しは見慣れた暮らしの風景。

ケンサキイカの手は10本あるが内2本が異常に長い。
近づいた獲物を、手を延ばして捕らえるから。
この手がスルメを干すときに役立つ。
2本の長い手を鉄棒の懸垂状態にしてイカを干す。
物干竿にぶら下がるイカの干物。


このスルメは、○○○○のばあちゃんが干したもの。
イカを干してこの道50年は過ぎる。
噛めば暮らしの味がする。


炙ったケンサキスルメには、渋めのワインが似合う。
焼酎の湯割りにもあうが・・・
メジャーな茶色いスルメイカのスルメに比べ淡白な風味だから。
ワインとスルメの両方が地味に楽しめる。
描くなら 秋の夜長を持て余す 一人女の自宅でワイン。
パンツスーツを部屋着に変える秘密の白いイカ。
小娘には分からない 大人の贅沢空間。

小春日和で干したケンサキスルメ。
漁村の風物が味にしみ込む。
のどかな暮らしの風景が漁村にはある。

by hama-no-koya | 2013-11-19 04:04 | Comments(0)
2013年 11月 13日

餅まき・・・

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神社の秋祭りに 餅まきがある。
餅を拾う人は 集落や近隣から集まった老若男女。
みんな夢中になって幸せの餅を拾う。
高齢村の元気な人々。

神社の総代なので餅を蒔く人になる。
舞台から住民を見て感じる 紛れもなく地域のライブだと。
明るさや笑顔を感じる地人が境内にいる。
舞台から 幸せの気持ちをこめて餅をまく人。


過疎の村を元気にしょうと本気で考えたことがある。
シリアスなシンポジュウムだった・・・。
集落が消えて行く中で、何もできないような地域の現状がある。
自治体や街人のささやかな気持ちや支援もあるが・・・
大きな時代のながれには逆らえない。

人が死ぬときは兄弟や親戚が集まる。
医者をよぶ人 介護をする人 遺産を計算する人・・・ 
別れを惜しむ人 看取る人。 
そして人が静かに生きをひきとる。
無視されない終末。

村が死ぬときにはどうだろう
集落に終末が来たときには周りで看取るしかない。
暮らしの証しが消えるまで・・・。


秋祭りが終わると冬が来る。
どことなく幸せを感じるお祝いの餅まき。
袋を下げた満足げな村人 しわ顔に晩秋の陽が優しくあたる。
住み慣れた田舎で暮らす人。

by hama-no-koya | 2013-11-13 15:00 | Comments(0)
2013年 11月 11日

「道の駅 阿武町」の刺身


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朝獲りの こいつが刺身になる。
道の駅の魚担当が、店頭の刺身パック用に元気ヒラメを選んだから。
こいつは、ヒラメの中でも食べごろサイズで特上もの。
体型も良く太って身の厚さが違う。

魚担当バイヤーが目利き。
価格と魚味、それに消費者のニーズと人出の読みが鋭い。
長年の経験からきた地感からだろう?

店頭の刺身パックを見て、魚体を想像できる消費者は少ないだろう。
魚の履歴はトレイサビリティで表示するが・・・。
産地の表示は、取引された産地市場の場所?最終加工地?。
南シナ海で捕獲したアマダイを下関市場で水揚げすれば産地は下関になる?
魚の獲れた場所の表記は難しいが消費者は知りたい。

「道の駅阿武」の刺身パックを実際に食べてみた。
俺と高知と長崎の魚好きの旅仲間3人で。
サワラの炙り250円・ヒラマサの刺身250円の2品を選んだ。
自分で獲った魚を店頭で買って食べるとどんな味。
3人とも文句なしに美味しかった。

刺身を楽しみたいなら、パックを自宅で皿に盛り合わせる。
大葉と大根で刺身を飾れば3人前700円で本物の刺身が気軽に楽しめる。
回転鮨屋で700円の予算で鮨が何個食えるか?
自宅でにぎり鮨が難しいなら 温かご飯の海鮮丼にすればいい。
酒飲みのお父さんなら嬉しいはず。
そしてたまに魚を外食するれば、魚の消費が拡大する。
魚は、産地で食べるに限る?
・・・が目黒の秋刀魚もおいしい。

日本人の魚離れは、自宅調理の面倒さから?
海外では魚の人気が延びる・・・

by hama-no-koya | 2013-11-11 09:39 | Comments(0)
2013年 11月 07日

スイス人の旅人

      

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 到着してから刺身を引き盛る。
 今朝、自分で獲ったタイとイサキ。


 日本列島を歩いたスイス人のバックパッカー
 我が家を、長い旅の終わりに選んだ。 
 そのことが嬉しかった。

 祝いの料理は、自前でタイの尾頭付きにした。
 それが日本の文化とおもったから。


 旅の終わり そこが旅の始まり
Abu town . Here is the end of the journey.
And the beginning of the journey.

名もない漁村を、ロカや喜望峰に重ねる漁師。



もてなしにマダイを切った。
昔はタイが高級魚だった 今もそうだが身近になった。
養殖魚が出回り供給が安定したからだろう。
天然と養殖の違いはあるが刺身にすると漁師も見分けるのが難しい。
鯛は「腐っても鯛」の言葉がある。
タイは昔からお祝い魚。

養殖イサキは聞いたことがない。
天然のイサキが安定して出回るからだろう。
育てる漁業と獲る漁業がある。
タイもイサキも各地で周年獲れる魚で 生でも煮ても焼いても美味しい。
白ワインとの相性もいいと勝手におもう。

漁家の魚料理に品書きはない。
タイはタイでイサキはイサキだから。
落語「長屋の花見」では タクアンを卵焼きだと嘘をつく。
背景があり事情もあるが笑える楽しい宴会。
どこかで本音の落ちが欲しい昨今。

by hama-no-koya | 2013-11-07 13:54 | Comments(0)
2013年 11月 04日

鳴き砂の浜辺(福島・豊間)

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             青く美しい海。
             遠くに 塩屋の白い灯台が見える。
             貝殻のモザイクが広がる砂浜。
             砂とたわむる小春日和。





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            今回の「鳴き砂サミット」は福島県の豊間が会場だった。
            そこで目に見えない汚染物質の現状を調査をした。
            砂の泣き音は3年前と変わらない
            放射線の線量数値は発電所の事故以前に戻りつつある。
            0.04μSv/hぐらいが元の数値らしい?
            このことが何を意味するのか・・・
            


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            大津波で流されて 家の基礎部分だけが残る浜辺の集落跡
            目の前にある海で 今も漁ができない漁師
            白い波に乗る若者たち
            あれから2年と8ヶ月が過ぎた。

            豊間の海辺は背景とは裏腹に美しかった。
            鳴く砂の音も澄んでいた。
            ここはサミットなのか風の谷なのか?
            

            消えることの無い 砂に残る二つの大きな足跡の中で
            フラダンスで迎えてくれた地元の女子高校生
            フラガールの明るい笑顔に・・・
            感動の涙が目に浮ぶ旅人。
            
            
            

            
            

by hama-no-koya | 2013-11-04 15:39 | Comments(0)