浜の小屋

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2014年 01月 31日

田舎で暮らす


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夜神楽の楽屋で囲炉裏を囲む考える村人。
過ぎてきたこと 今のこと これから先のこと・・・
いつもの田舎で暮らす人。
さみしいけれど、妙に温かい焚き火。
燃える火に人影がゆらぐ。


山口県北部に位置する阿武町。
南日本海に面して、海と山と田んぼが広がる。
住み慣れた過疎の町で暮らす人々。
ありきたりの日々に、残された厳しさと優しさを肌で感じる。
便利とは言えないが、他より暮らしやすい田舎。
お米も野菜も魚もとれる在所。
背水の陣で今を上手に生きる集落の民。


移住して田舎仲間になる人もいる。
田舎暮らしのかたちは色々でも その土地に馴染むこと。
要は田舎で何をして暮らすか。

移住は、引っ越しです。
希望と自立と共生と不安の暮らしかも知れないが
面白さもある田舎暮らし。









 

by hama-no-koya | 2014-01-31 21:47 | Comments(0)
2014年 01月 29日

オープン居酒屋? 

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高知の「ひろめ市場」。
その中でも、「やいろ亭」がいいね!
なにが? カツオのたたきもいい、俺にはウツボがいい。
厳選された地元食材を地元で気軽に食べる。
土佐のグラス地酒も楽しめる。
七色+地色がマジで味わえるオープン居酒屋?。

「やいろ」とは「やいろ鳥」のことらしい・・・
八つの色をしている珍しい小鳥?
四万十・打井川の民宿のおやじさんが話していた。

近頃は、小売り市場で飲んで食えるところが多くなった。
客が勝手に飲み食出来る でも営業時間が限られる。
「ひろめは」は、早朝から夜遅くまで飲んで食って話せる広場。
新鮮な食材・好きな物・好きな時間 なんでも選べる。
選べないのは、座る席ぐらい。

昔から 金と人と物が多く集まる市場。
流れは、物・人・金・施設の順序?で各国共通でもある。
地方の朝市からバザールやマルシェ・・・かたちや規模は関係ない。
近頃は「道の駅直売所」が抜きん出る。
「ひろめ市場」は元空きビル? 市民による再開発らしい?
地域の特性を生かした高知だから出来ること。 

俺たちの海にはウツボはいない
なんとなくウツボを食ってみたかった漁師。
市場は歩くだけでも楽しい。

by hama-no-koya | 2014-01-29 00:00 | Comments(0)
2014年 01月 26日

十三浜からの届いたホタテ

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厳しい冬の最中
宮城県の十三浜から山口の大敷網にホタテが届いた。
これには訳がある。

昨年、津波の被災地十三浜の漁師数人が平穏な尾無の集落を訪ねた。
お互い海辺で暮らす者として 漁師の交流で一夜を過ごした。
その時に、ホタテ漁師が希望を話をした。

ホタテの養殖は壊滅したが、辛応じて残った貝があった・・・
その貴重な種貝を元にホタテ養殖を再貝している。
出荷できるまで三年はかかるだろう・・・
十三浜土着のホタテを育てる意味。

その貝がこの冬 見事に育った。
被災の浜辺から届いた希望のホタテを、仲間と番屋で焼いて食べた。
複雑な気持ちや距離を越えて 素直に嬉しくて美味しかった。
冬の海 温かい漁師顔。

津波の年に気仙沼に行ったが 写真一枚とれなかった。
その後、二回東北の海辺を訪ねた。
片付けが終わっただけの風景もあれば、復興途中や躍動もあった。
海辺の暮らしだけでなく 田んぼや街までも・・・

そんな中、今回のホタテはよみがえる経緯を仲間と実感した。
食べて感じる冬の温もり。
我ながら感動する海辺の暮らし。

遠く離れていた被災地を少し身近に感じた。
これまで思っていた。 何かしたくても何も出来ないと
頑張ってね の言葉さえも・・・
風化でなく 何かが始まる予感がする。

by hama-no-koya | 2014-01-26 19:49 | Comments(0)
2014年 01月 22日

大敷網にハタハタが・・・

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大敷網でハタハタが一匹獲れた。
網を揚げて30数年になるが初めてのこと。
私にとっては特別の魚?
妻の実家は男鹿の近くでハタハタは馴染みの魚。

山口で暮らしてもハタハタを買って食べたがる漁師妻。
焼き魚や鍋にするが味は特別ではない。
なのに昔食べた魚の味が無性に忘れられない・・・
何となく分かる気がする。

珍しい一匹のハタハタを家に持ち帰り二人で食べた。
焼き魚にしたが、立派なブリコも入っていた。
俺には普通にハタハタの味がしたが・・・
数百年の歴史がある 奥の深い秋田ハタハタの食文化。
発酵食品として今も伝え漬けられる。

一匹のハタハタ曰く
「秋田のことを忘れないで下さい」
妻の故郷は秋田だった。

秋田名物、八森ハタハタ男鹿で男鹿ブリコの歌がある。
暮らしに密着する秋田のハタハタ。
山口の魚は何だろう?
フグそれともアマダイ・・・。

by hama-no-koya | 2014-01-22 19:38 | Comments(0)
2014年 01月 18日

尾無の暮らし

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南日本海に面した30戸あまりの集落。
昔は大方が漁家であったが、今は10戸あまりと少なくなった。
村の漁師が年をとり、後継もなく廃業したから。
魚は減り値段は安い、これが業界の現状。
それでも暮らしの漁に出る。

そんな中で安定した漁が、集落仲間で営む大敷網漁。
尾無での始まりは昭和の初期で、今も続く村を支える大切な漁。
操業は、乗組員9人で早朝から午前中の仕事で終わる。
漁場は港から15分と近いが、網仕掛けは大きい。
シラスからマグロまで大小様々な魚が年間通じて獲れる網漁。
もちろん大漁もあれば貧漁もある。
毎土曜日と時化と祭りが休みで一年中操業する。

漁が終わると持ち帰りの魚を分ける。
乗組員のそれぞれが 自宅でおかずにするために。
食の自足が何十年も続いている。
今日は、サンマが3匹と小イカだった。

尾無の暮らしは地道なものだが、
上下水道は完備されインターネットもつながる。
ハイブリットな暮らし?
村が整備されても尾無の基本は田舎です。

今宵はサンマの刺身と芋焼酎の自宅で湯割り。
住み慣れた尾無に居酒屋はない。

by hama-no-koya | 2014-01-18 10:03 | Comments(0)
2014年 01月 14日

尾無の集落

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世界中でいちばん美しい漁村の尾無。
ナポリを見て死ね! そんな言葉がある。
尾無を見て生きろ・・・!?
と自分に言い聞かせる。

何年か前にナポリを観たが確かに美しかった。
尾無で生まれ、尾無で長年暮らすと漁村が美しく見える。
なんでもない 暮らしの風景なのに・・・
気持ちや思い込みから。

そこは、故郷かも知れないが、
生まれた所で一生を暮らすと尾無が故郷と思えない。
それでも旅から帰ったときには安堵する地。
それは漁村が、熟成した手前味噌だから。
旅に出て知る 暮らしの居場所。


南日本海に面した尾無の漁村。
いつまでも無事で 美しくありたい原風景。
今もそこで暮らす漁師。

by hama-no-koya | 2014-01-14 22:52 | Comments(0)
2014年 01月 10日

 島旅(あとがき)

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旅の目的は、道の駅「四万十とおわ」を探る予定だったが、
大雪のために途中で「四万十ドラマ」をあきらめた。
結果は高知の夜と直島だけのゆとり旅になる。

高知の夜は、飲んで食べて話して最高だった。
念願の小料理屋『はらいそ』で疲れた肩の荷を下ろした。
女性オーナーシェフの気持ちが 気さくに伝わる料理。
癒しとは違うが妙にやすらぐ美味しさ。

収穫も多かったが、次なる行きたい旅企画も残した。
一つは、鹿児島『霧島アートの森』の旅。
草間彌生の「シャングリラの華」と「赤い靴」に会うために。
水玉のシャングリラがどんな花か鑑賞したいから。
もう一つは、気軽に高知『はらいそ』の旅3。
仲間でも一人でも行きたい場所だから。

美も食も身近ながら奥が深い。
気持ちや想いが相手に伝わる創作とは・・・?
この旅の答えは『 想作 』でした。

心地よいほんわり感・・・
港を離れる船 旅の終わりをつげる瀬戸の夕暮れ。
帰り道はふるさとへと続く旅路。


同行は、不肖宮下
阿武町役場:経済課・グリーンツーリズムの小田
     :総務課・移住定住・企画の藤村
が同行した忘年の気休め旅でした。







 

by hama-no-koya | 2014-01-10 22:00 | Comments(0)
2014年 01月 07日

海辺のカボチャ 

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直島には 二つの大きなカボチャがある。
『赤かぼちゃ』と 黄色い『南瓜』。
どちらも草間彌生の作品。

旅人を歓迎する大きな港のカボチャ。
なんだか生き物のように見える 不思議な島の物体。
見送りと出迎えを繰り返す赤いカボチャ。
港がいつもの居場所。

それは近づくと意外と大きい。
なんと偉大なる作品の胎内に入ることができる。
無邪気な子供が中で遊んでいた。
もしかして年寄りが子供なれる時空間でもある。
宇宙船でもあり、かまくらでもある・・・

黄色い『南瓜』は、山を越えた浜辺の船着き場にあった。
桟橋で誰かを待っているように。
感動した 遠距離恋愛の出会いの場面が過ぎる。
何を話したか他人には分からない・・・

漁師の暮らす田舎町に連れて帰りたいと思った。
新しくなる「道の駅」の海辺へ・・・
『南瓜』への届かない想い。





 

by hama-no-koya | 2014-01-07 17:54 | Comments(0)
2014年 01月 06日

島の美術館 




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直島にはいくつかの美術館がある。
それらが美しい海辺のプロムナードでつながる。
先々で展開する建築空間と美術作品。

地中美術館で時間を多く過ごす。
構造が建築物でなく巨大な美術作品のようだから。
館内の通路を歩くだけでも感銘や感動をする。
知らず間に美の創造空間に浸る旅人。

古民家をリノベした安藤美術館。
外は普通の町家だが、中は建築家の小殿堂になる。
身近な古民家だから親しみを感じる空間。
旅人が建築家の偉大さを知る。

南寺のポケットパークトイレが面白い
建設費850万円で設計は安藤忠雄建築研究所。
これも立派なまちかど作品。

町を散策するだけで楽しい。
直島建築がゆたかでやさしいから。
見所の多い島歩き。




 

by hama-no-koya | 2014-01-06 21:00 | Comments(0)
2014年 01月 05日

レースのカーテン?

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浜辺に打ち上げられた難破船?
船首を残し砂浜に埋もれているが妙に伝わる表現
船尾は船体とは思えない芸術加工。
二つは海辺の作品である。

やわらかい瀬戸の日差しをうけて
白いレースのカーテンが海風にゆれる・・・
清楚なドレスか教会のステンドグラスにも見えてくる。
瀬戸のやわらかい陽が砂に映る。
直島ならこその風景。

海辺の作品印象が複雑な漁師
数年前、長年使ったFRPの漁船を廃船にしたことがある。
美しい海辺を未来に伝え残せと 呼びかける作品
深読みすれば 直島の隣に豊島がある。

島歩きで勝手に想像した旅人。
光と影  風化 希望・・・
身近で素晴らしい海辺のミュージアム。
大竹伸朗の「船尾と穴」に感動。





 

by hama-no-koya | 2014-01-05 22:00 | Comments(0)