浜の小屋

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2014年 06月 29日

大敷網




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空が明るくなってから大敷網漁に出る。
20分足らずで漁場に着く。
大敷網漁は定置網で同じ場所に固定した網をしかけて魚を待つ。
毎朝、回遊して網に迷い込んだ魚を獲る。
魚を獲り終わると網を元の状態に戻して翌日に網を揚げる。
漁次第だが約2時間で漁が終わる。



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網に入る魚は色々でシラスからマグロまで獲れる。
季節によっても獲れる魚が変わる。
不漁もあれば大漁もある。
魚だけでなくクラゲや漂流ゴミまで網に入る。

港に着いても忙しい
荷揚げから箱詰めまで迅速に作業を進める。
魚の鮮度を保つために。



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昭和の初期から漁村に伝わる大敷網漁
資材が変わり機械化されて網も船も大きくなったが
網の基本構造や考え方は今も変わらない。
魚の資源は年々減る傾向。

地場産業と暮らしを支える大敷網漁。
乗組員は現在9人。
漁から帰ってきた男たち。



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by hama-no-koya | 2014-06-29 04:51 | Comments(0)
2014年 06月 28日

畑仕事




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三輪の自転車をこいで菜園場に出かける村人。
歩くより楽な三輪車。
帰り道は野菜を荷台に積みこむ
暮らしの日課。

黄色いガードレールの道路
海からの向かい風が車体にあたる。
先を急ぐこともないが
足に力が入る。

畑に行くのが楽しみ。



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by hama-no-koya | 2014-06-28 20:31 | Comments(0)
2014年 06月 27日

老人と海




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海をながめる老人
村人が遠くからさりげなく目を配る。
表現ができない海辺の暮らし
日本の原風景。












by hama-no-koya | 2014-06-27 21:35 | Comments(0)
2014年 06月 25日

旅の終わり




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宇田郷駅が旅の始まりで 宇田郷駅が旅の終わり。
無人の駅に斜陽の西日があたる。
人を迎える古びた駅舎。

駅から海辺の道をしばらく歩いて漁師の家に帰る。
30戸あまりの漁村が旅人の住処。
へき地だけど落ち着ける。
生まれた家で今も暮らしているから。
少しは不便でも

明日から変わらない田舎暮らしが始まる。
働きなれた海と住みなれた海辺で。
漁師になって30年余りが成り行きで過ぎる。
先より今を考える日暮らし。


乗り物を乗り継いでも最後は自分の足で歩く。
この道で旅が終わる。



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by hama-no-koya | 2014-06-25 21:39 | Comments(0)
2014年 06月 23日

長野旅 03 姨捨駅




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長野のまちをみおろす姨捨の駅。
変わった駅名だが車窓からの景色が素晴らしい。
日本一だと思う人もいる。

姨捨はスイッチバックの駅。
秋田新幹線の大曲駅でも列車が逆の方向に走り出した。
阿蘇へ行ったときも列車が途中駅で逆走した。
車内放送がなければ乗客は驚く。

姨捨を通過する長い列車の運転手は最前後の車両にいるのか・・・。
鉄道マニアでない旅人にも気になる。
列車が急な坂道を登るために敷かれたレールらしいが
折り返しがおもしろい姨捨の駅。

昔の碓氷峠は機関車を増結して登っていた。
そのため駅の停車時間が一間あり、ホームで「峠の釜飯」を売っていた。
急いで買う釜飯と土瓶のお茶が今になるとなつかしい。
停車時間が駅弁買いの旅人をせかす。
新幹線ができた今
あの釜飯屋さん、どうしているだろうか。



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長野のまちが眼下に広がる姨捨の駅。
美しい車窓の影に姨捨の昔話が遠くかすかに浮かぶ。
善光寺平に別れをつげる。



ネコが意味もなく
姨捨駅の道ばたにしゃがんでいた。


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by hama-no-koya | 2014-06-23 21:11 | Comments(0)
2014年 06月 22日

長野旅 02 戸隠山




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40年前の話、正月は毎年、長野の戸隠で迎えていた。
暮れから正月にかけて仲間とスキー合宿に入っていたから。
宿は決まって宝光社にある宿坊。
 
戸隠村営のスキー場で夕方まで滑っていた。
宿の宝光社から毎朝仲間と村営スキー場までバスで行くが
中社の坂道が凍結して登れないこともあった。
今になるとなつかしい戸隠の宿。
歴史のある宿坊が今も引き継がれ綺麗になっていた。
旅人は一瞬だが安堵する。

戸隠は天岩戸が九州から飛んで来た場所らしい。
神話の扉がどんな物かみてみたい。
山口の田舎で暮らす旅人には他人事でない興味。
氏神様の 神楽が岩戸神楽でクライマックスが天岩戸が開く幕場である。
天岩戸を神様は戸隠に奉ったと何処かで聞いた。
戸隠にはパワースポットもある。



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戸隠の思い出は青春だった。
毎晩のように酒を飲んで仲間と話しこむ、今でいうとコンパ。
半分凍った漬物の野沢菜が酒の肴だった。
酒は宿でも注文したが・・・
道路をはさんで気さくな雑酒屋さんがあった。
その店は今も残っていた。

戸隠でスキーの一級を取得した。
山口へ移り住んでから国体の予選会にもエントリーしたが
結果はお粗末なものだった。

思い出は過ぎてきた戸隠の雪として今も残る。
中高年の旅の中に・・・。



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by hama-no-koya | 2014-06-22 21:15 | Comments(2)
2014年 06月 21日

長野旅 01 長野駅




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今から40年前ぐらいの長野駅前。
冬の週末には、上野から列車に乗って長野を訪れていた。
駅からバードラインで戸隠へスキーに行った。
長野駅で乗り換えて、湯田中から志賀高原へも行っていた。
駅舎は城か神社か寺に似ていた。
たぶん善光寺の門前を意識していたのだろう。
善光寺にお参りに行ったこともある。
印象は暗い回廊のご利益。

何年か経って長野駅に着くと、駅舎が新しく建て替わっていた。
その影で長野の近代遺産ががれきとなる。
1998年、冬季オリンピックが開催され、新幹線が乗り入れたから。
古い駅舎は取り壊し、新しい駅舎に生まれ変わったが
広場にある如是姫像と三本の木は残った。
長野市民の思いからだろう。



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長野駅がまたも生まれ変わる。
新幹線が北陸まで延びるから、それに伴い観光客の誘致のためだろうか。
何回も新しく建て替わるJR長野駅。
フランスにあるオルセー美術館は元は駅舎だった。
駅の光景が印象派の絵画にも出て来る。

あの如是姫像と三本の木はどこに行くのやら・・・
旅人ながら気になる。



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by hama-no-koya | 2014-06-21 22:35 | Comments(0)
2014年 06月 19日

秋田旅 10 あとがき




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列車の窓枠に置かれたウイスキーの小瓶
その先に鳥海山が見える。
植えたばかりの青田に山の残雪と白い雲が映る。
梅雨空のわずかな晴れ間。

今回の旅は田沢湖で開かれた「鳴き砂サミット」が目的だった。
全国の鳴き砂仲間と苦労やおもしろい話をした。
田沢湖の語りを現地の言葉で聞いた。
一度失われた自然を取り戻すことの難しさをあえて知る。
地道な活動がいつか希望につながる。

旅先で建築や地域づくりに目が向いた。
我が阿武町の「道の駅」が巨費を投じて新築されて間もないから。
公共施設の設計や維持と地域の開発が道中の旅題目になる。
身近に感じた地域の建設と人の創造力。
素人が洞察して感じたことは。

地域をコンパクトに程よく柔軟に補強する。
漁を休んだがいい旅をした。


いつかみたことのある白い雲の空。
なつかしさより新鮮。



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by hama-no-koya | 2014-06-19 22:58 | Comments(0)
2014年 06月 18日

秋田旅 09 あきたびじょん




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静かな夜の秋田県立美術館。
直島の地中美術館に行ってから安藤建築に興味をもった。
城址の堀端にあるコンクリートの殿堂。
美術館は旅の要素として老若男女を問わず人気が高い。
美術館が観光名所になりつつある。
名作を展示する建屋も作品で美しいから。

30数年前にフランスの美術館を観光で巡ったことがある。
その時にルーブルやポンピドーの美術館へも行った。
今はその美術館に分館がある。
分館の建物をルーブルがSANAAでポンピドーを坂茂が設計した。
いずれも日本人、いつか行ってみたい旅所。



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秋田市の玄関口でもある秋田駅。
新幹線が乗り入れてから建物が大きくて立派になった。
新幹線が止まると各地の駅舎がきれいになる。
駅前のバスターミナルがなぜか木材で大工風に造られていた。
秋田の杉ならば駅が特産品の展示場でもある。
寒さ暑さの中でバスを待つ人のことを考えて造られている。
六月の旅人には雨除けにもなる。
空港からのバスも着く。



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方々で目にする「あきたびじょん」ポスター。
木村伊兵衛の写真が過ぎてきた秋田をモノクロームで物語る。
A K I T A V I S I O Nの半分下が切れた英文字。
デザイナーは高知県で暮らす人。
四万十流域とどこか似ているような雄物川の流域。
県民の元気にお金をつぎ込む秋田県。

外から見ても、「あんべいいね秋田県」。
内から見れば、「あんべいいな秋田県」。
あきたびじょんの感想です。



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私の「あきたこまち」は田沢湖の分校で遭遇した女性です。
気さくな美人でした。









by hama-no-koya | 2014-06-18 21:16 | Comments(2)
2014年 06月 17日

秋田旅 08 市民市場




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妻が曰く秋田の土産は、
山菜の「 ミズ 」と海藻の「 ギバサ 」を買ってこいだった。
暗号みたいな土産に戸惑うが秋田では誰もが知る食品。
そいつは秋田市民市場にあるらしい。

市民市場は秋田駅の近くにある。
業者から主婦まで買い物ができる市場風マーケットかマルシェ。
海外で見かけるような気さくな食品店舗が並ぶ。
地域の食材があり、売る人と買う人が自然になれる売り場。



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塩干し・水産通りで魚の品定めと値や雰囲気を見てまわる。
北の魚系が多いが生きのいいアジやヒラメもある。
サケの切り身から高級なアカムツもあった。
売り値は全国並みと思える。
同類の店舗と品物が隣り合わせに並ぶからだろう。
消費者は同じ品を各店舗で選べる。



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青菜通りには一般野菜や山菜が並ぶ。
長い通路と店が直線に並ぶので順路よく商品が見やすい。
陳列やパッケージは地味だが洒落ている。
肉屋・漬け物屋・果物屋と取り扱い商品でエリアが別れる。
店舗の照明が程よく新鮮さ演出していた。
基本は朝市風の室内屋台。



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山菜の「ミズ」はそこらにあった。
海藻の「ギバサ」もすぐに見つかった。
詰め合わせて我が家に店内の宅配便カウンターから送る。
秋田の食材がそろう市民市場だが食事も出来る。
時間の経つのを忘れる施設。

各地で観光客のいちばん人気は市場。
市場は観光資源の大本命。
秋田の土産を秋田市民市場で買った旅人。

秋田市民市場の印象は、
スターはいないが全員が平均点以上の学力調査。
あいんべいいな、あきたびじょん。



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by hama-no-koya | 2014-06-17 21:12 | Comments(0)