2017年 03月 20日

トラクター

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我が家には、漁師でありながらトラクターがある。
数年前まで田んぼを耕作していたから。
漁をしながら米を作っていた。
先祖代々そうしてきた我が家だが・・・
今は米を作らない。

春になると耕作しない田んぼを耕す。
草が生え薮になるから。
無意味な気がするが放任すれば漁村があれる。
作付けしない田んぼを年間三回も耕す。
田んぼの草刈りも数回行う。
稲を作付けした方が手間がかからない。
地目は休耕地。


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耕し終わった田んぼに植えるものは無い。
米を作るより、買った方が安い。
今では多くの田んぼが草薮と山になった我が家。
この田んぼは民家に近いから、手間をかけて管理をする。
放任すれば田んぼは一年で荒廃する。
漁村から田んぼが減る。

田舎で暮らすと忙しい。
春になると海が凪ぎ漁も忙しい。
儲からないが暇は無し。


トラクターに乗る漁師。
意味が無くても季節は春うらら。
田舎でくらす人。







# by hama-no-koya | 2017-03-20 04:51 | Comments(0)
2017年 03月 16日

ワカメの季節


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村に春がやってきた。
ワカメの香りがプンプンする漁村の浜辺。
日が傾むくとワカメを小屋に入れる。
ワカメが湿気るから。

天然のワカメを昔から竿で刈る漁師。
たいていは午前中に海から刈って午後から天日で乾かす。
基本は洗濯バサミで葉の先の方をはさみ、吊り下げて陽と風を当てる。
近頃は市販の洗濯干し使う人もいる。
夕方や突然の雨に小屋への出し入れが容易だから。
今でも昔ながらの竿に下げる人もいる。
個人のこだわりでもなんでも無く暮らしのながれ。
田舎暮らしは自然体。


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ワカメの食べ方の定番は味噌汁の具だろう。
天然ワカメは香りが良いので刻んでふりかけにすると美味しい。
おかずが無くてもご飯がすすむ。
おにぎりにすると郷土ではワカメむすび。

何れにしても、お彼岸ごろまでのワカメは良質なので値も高い。
その後はお手頃価格でそこらに出回る。
これからは水温の上昇とともに色も香りも落ちてくる。
ワカメを買うなら早い季節がいい。
海の幸には食べごろがある。

日本列島は長いのでワカメの季節はそれぞれある。
ほぼ全国の海に生える旺盛で身近なワカメ。
古くは土佐日記にも出てくるワカメ。
我が家は山口県の日本海沿い。

昔はみんな天然。


追伸
しばらく休んでいたブログを再会します。




# by hama-no-koya | 2017-03-16 16:55 | Comments(0)
2017年 02月 26日

船のプロペラシャフトが曲がった。

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30年前に建造した船を今も使っている。
一本釣り専用で船名は加州丸。
老朽船だが今も現役。

長年大きな事故は無かったが、
航行中に漂流ゴミに衝突してしまった。
速度があったので強い衝撃を感じ船を急停止した。
プロペラに大きなゴミが巻き付いていた。
全く走ることができない。
仲間を呼んで港まで曳航してほしかったが皆さん仕事中。
一時間近くかけて自力でゴミを外した。

帰港のためにエンジンを始動して前進ギアに入れる。
シャフトが曲がったので低速で前進する。
ガタガタとプロペラが震えながら時間をかけて帰港した。
自力でなんとかする。
それができなければ他船の助けにたよる。
海の上では大抵はそうする。

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船台に載せ、陸揚げしてみると見た目はそんなに曲がってない。
専門家の計測では走れないほど曲がっていた。
修理は新品のシャフトに交換した。
回転軸なので少しの変形でブレがくる。

陸上の車なら電話で修理屋さんが来る。
海の上は誰かが曳航する。



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プロペラに巻き付いた丈夫な1トン袋。
海に浮遊するゴミは船には大敵。

海にゴミを捨てないでください。
ゴミ袋がゴミになる話し。






# by hama-no-koya | 2017-02-26 04:40 | Comments(0)
2017年 02月 16日

暦は春


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Onashi Local Museum
撮影 2017/2/15  5:30 pm  [ 浜の小屋 ] の夕暮れ。





# by hama-no-koya | 2017-02-16 04:25 | Comments(1)
2017年 02月 09日

冬の魚 2

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荷揚げしたスズキはスラリーアイスの活き締め。
冬の魚といえばブリだが、今年になって20匹ぐらいしか獲れていない。
ブリはいないが、スズキは例年になく多い。

スズキは年中獲れる魚。
産卵期が過ぎたばかりのスズキなので春先は細長くやせた魚が多い。
市場の価格は年間の底値。
数も揚がるのでガッカリするほど安いスズキ。
買って食べるには今だろう。
やせた魚より、丸く太った魚体を選ぶこと。
個体差で味も多少は変わる。

スズキは内海でも外海にもいて、全国的にも獲れる魚。
釣りでも網でも幅広く漁獲できる。
生きた小魚を餌にするので、口が大きく頭も大きい。
骨太の魚なので身どまりは少ない。
食べ方は、刺身にするかお吸い物ぐらい。
ざっくり切り身の煮付けもおいしい。
白身の魚なので味に癖がない。
冬鍋も良かろう。




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春先のサワラは太りがいい。
年中獲れるが今が一番美味しい時期になる。
市場の価格も上がるが、水揚げ量は秋が多く今はあまり多くない。
大型の魚は少なく中型が多い春先のサワラ。
立春が過ぎても二月の海は真冬。
海の水温も下がる。


冬場は海が荒れ休むことも多いが、海に出れば何かの魚が獲れる。
荒れる海で獲れる魚の価値。
寒空にブリの大群れが来ることを望む。
漁村に雪がちらつく。

たまにはブリの刺身が食いたい。
昔から冬魚の本命はブリ。







# by hama-no-koya | 2017-02-09 21:13 | Comments(0)