浜の小屋

hamanokoya.exblog.jp
ブログトップ
2018年 08月 23日

食べたことのない魚

d0159062_15403056.jpg
普段見かけるが食べたことのない魚がいる。
浜で通常は食べないから。
こいつは、3ノジ。
表皮は厚皮のカワハギのようで内臓は死後にだんだん臭くなる。
時間が経てば限度を超えた磯臭さ。
意味もなく食わず嫌いの魚。

d0159062_15410623.jpg
こいつも浜では食べない。
鱗が鯉のように大きくて体に密着している。
とにかく解体が面倒である。

あえてこの二匹を食べることにした。
二種類とも刺身で食べた。
三枚下ろしにすると、どちらも白身で美しい。
生き締めならいける。
鮮度が落ちればフライにするぐらいだろう。
食ったことはないがナイルパーチ?

3ノジは結構いけるがベラは味気がない。
例えようがない魚味。
どちらも生きシメだから食えたが鮮度が落ちれば如何かな?
昨今はグロな深海魚も食べる時代。


これまで食べなかった理由は周りが食べないから。
風評でもないがマイナーな魚たちがいる。








[PR]

# by hama-no-koya | 2018-08-23 16:02 | Comments(0)
2018年 07月 17日

梅雨明けの猛暑

20年前に福井県の被災地で15日間過ごしたことがある。
あの時は寒さの中だった・・・
今回の呉市(広島)は暑さの中だった。

現地に行っても何もするここができなかった東日本の気仙沼や福島の海辺。
自分にできることが何かあるのではと被災地に出かけるが・・・
自分の判断と気持ちからだろう。

広島から呉につながる道は車で混んでいた。
やっと目的地に到着すると、その場所に避難○○が出たのでVは入れない。
その先にある市役所に移動してVの受付をする。
エントランスは、V希望が集結していたが受け入れ対応は手際良く不安や混乱は無い。
受付順に10人の(例チーム36:女子3・男子7)班編成になる。
リーダーをVコーディネーターが決め、各自が所持品を装備して現地に向かう。
現地に入るとチーム36のキャンプ地(日陰の小休場)を決める。
作業は水害の片付けで、主は居住地の泥出しだった。
熱さの中だったが、現場マニアルもよく適度なクール・ダウンもあり順調に進む作業。
熱気や、はやる気持ちを抑え冷静になる。(怪我や疲れは自分持ち)
班長は30代?だったが、チーム36は混成だが理想のチーム・ワークだった。
「女子にスコップ」は大変だが、何故かたんたんと・・・
猛暑作業は疲れる手前で休む。

時間も過ぎ作業は無事終った。(Vの終わりは、我が家に着いた時)

呉市役所に帰り、チームが解散するときに思った。
初対面で私語を交わすことも無かっが、互いは仲間を信頼していたと思う。
それぞれの考えで被災地に集まる身知らずの老若男女。
短い出会いにも達成感や意味はある。

被災者に言葉をかけることも無かった・・・
お役に立てたか少しばかりの泥出しかできなかった。
しかしどこの現場に出かけても感じるものがあり心残はあるものだ。
急ぐことも無理をすることもない。
目的地に到達するには乗り物を乗り継ぐが、最後の一歩は自分の足で歩く。
どこかで聞いた古い言葉を思い出す。


猛暑の中、仲間とわかれ間際に感じたさわやかな風。
そこに出かけてよかった。
チーム36と呉のみなさんお世話になりました。


ps
「浜の小屋」地方の被害状況
山陰本線(一部不通)もよりの宇田郷駅は代行バス運転です。(20日開通予定)
定置網に川からの膨大な流れ物(流木その他ゴミ)が漂着しているので暑い中、
回収に手間をかけています。



[PR]

# by hama-no-koya | 2018-07-17 11:18 | Comments(0)
2018年 07月 07日

早咲きのヒマワリ

d0159062_11305521.jpg
梅雨に咲くヒマワリの花。
早く咲いたことを反省しているおもいはない。
表情は雨を楽しんでいるようだ。
青空を呼び寄せるように雨に打たれる黄色い大きな夏の花。
夕べは漁村に梅雨前線の大雨が降る。

何年か前に『遅咲きのヒマワリ』を観た。
それは今で言う地域おこし協力隊のようなテレビドラマだった。
四万十下流の佐田に咲く野良のヒマワリ。
想像以上に川幅は広く、水はゆったり平面で流れていた。
大川に架かる、細長いらんかんの無い沈下橋。
その橋が旅の始まりだった。
いくつもの沈下橋を渡っては戻り、山道を津野まで遡上した。

漁村のヒマワリで思い出す四万十の旅。

d0159062_13344522.jpg
そのむかし有楽町で観た映画の「ひまわり」。
群生のヒマワリも見事だが、雨に咲く二本だけのヒマワリもいい。
歌にもある、いつもは憂うつな雨も・・・
早いか遅いか時期になれば各地に咲くヒマワリ。
アジサイの紫とは想いがちがう黄色。


年を越えて重なる思い。
なんだか梅雨明けが近い予感がする。










[PR]

# by hama-no-koya | 2018-07-07 14:40 | Comments(0)
2018年 06月 30日

マイナーなカツオ

d0159062_10114153.jpg
コイツの名前はハガツオ。
名前のとおり歯が鋭い。
地元ではキツネシビとよばれている。
名前の言われは鼻先が長いのか、ホンガツオが化けたのか・・・
食べごろは初夏と晩秋の二回ある。
夏ガツオは脂のノリが今一歩で戻りガツオに比べると旨味が落ちる。
それでも魚体内に季節の味が潜む。
俺流は刺身にニンニクのスライス・小ネギ・ショウガをまぶして食べる。
こだわりはレモン汁を多めにかけるぐらい。
おいしいが、決め手のないざっくりした引き分け味。
焼酎の湯割りが似合う。


d0159062_10111788.jpg
コイツの名前はソーダカツオ。
ご当地ではダボシビ。
秋には多く獲れるが、初夏は少量だが成長盛りの小型魚が獲れる。
今回は平ソーダでなく、身に血合いの多い丸ソーダ。
たまにソーダ節に加工されるが、丸ソーダの市場価値は無に近い。
量がまとまれば買い手もつくが少量だと廃棄か一部が自家消費になるぐらい。
あえてこの時期に相手にされない丸ソーダを生で食べる。
意味は無いが独特の食味があるから。
食ってなんぼの世界。

数年前に四国の旅で知った魚味。
初夏に丸ソーダカツオを好んで食べる土佐の地人。
それを知って自家消費する一人の長州漁師。
周りは誰も食べないソーダ鰹の刺身。
地元では、昔から夏ソーダは食べないと決めつけている。
秋になれば多少は食べるのに・・・

カツオの刺身は鮮度が良いほど美味しい。
船上で魚の首を折り、活き締めと血抜きをする。
同時にエラと内蔵を獲る。
魚は直に特殊な氷(スラリーアイス)の水槽に入れる。
見た目も食感も新鮮そのもの。
知る人だけが知る、生で食べるソーダ鰹の味。
鮮度が良ければ、市場価値の無い丸ソーダも食べれば美味しい。
舌触りのいい、潤いのあるなめらかな食感。
飾りの無い幸せな漁家の夕食。



同じ魚種でも季節によって微妙に味が変わる。
カツオにも夏には夏の味がある。
季節は変わり目ゆかたを着るにはまだ早い。








[PR]

# by hama-no-koya | 2018-06-30 11:36 | Comments(0)
2018年 06月 06日

アジとイサキ

d0159062_14340422.jpg
アジやイサキは年中とれる。
同じ魚種でも、季節によって微妙な魚味がある。
年中美味しい魚だが・・・
アジやイサキは梅雨時期が一番のおすすめだろう。
長年食べてきた感じから。

漁村で生まれて何十年もアジとイサキを食べてきた。
その場数と匹数は計り知れない。
アジとイサキ、どんな味がするかと言われても答えられない。
比べるとそれぞれに時期と個性と持ち味があるから。
漁師味覚では、牛肉と豚肉の違いぐらいかそれ以上はあるだろう。
牛馬に屠殺した季節で食味の違いはあるのかなぁ?
興味本位で、漁師の身軽なたとえ話し。
刺身で食べればそれが分かる。
刺身は切っただけの生身で調理をしないから。
漁村の調味料は昔から醤油が主。

何を思ったのか、塩とレモンでアジやイサキの刺身を食べることがある。
その上から、たまにオリーブ・オイルをたらす。
単なる成り行きで意味はない。
見た目と食べた印象は、「これは刺身ではない」と妻が曰く。
我が家の食卓ではこれも刺身。

近頃はアジにも名前がついている。
萩に行けば「瀬付きアジ」、浜田では「どんちっちアジ」・・・
漁村のアジはブランドが無くても美味しい。
どことなく無垢な感じがする。
海の魚だから。


アジやイサキは、身近な大衆魚。
生でも、煮ても、焼いても美味しい魚。

私は漁師で魚屋ではない。









[PR]

# by hama-no-koya | 2018-06-06 16:51 | Comments(0)