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浜の小屋

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2019年 07月 15日

もしかして梅雨明け

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例年だと大雨が降って7月10日ごろに梅雨が開ける。
小雨やどんよりの日もあったが・・・・
今年の夏は始まりがわからない。

梅雨明けは気象台が決めるが、
青空とヒマワリが咲いたら海辺では夏が来る。

子供の頃は夏休みがあったが、漁師の大人にはない。
暑かろうが寒かろうが海で働く。
つぶしのきかない仕事。
もしも、夢の世界で長い休みが取れたなら。
ポカラからチベットへの旅。
(ぽから〜むすたん〜かいらす)


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チューリップがヒマワリに変わる風景。
住みなれても自然を感じる。
健康だから。












# by hama-no-koya | 2019-07-15 17:38 | Comments(0)
2019年 06月 25日

雨が降らない

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例年だと梅雨入りしている山口県北部地方。
今日もかんかん照。
アジサイとヒマワリが並んで咲く道端。
六月の漁村の日陰。

この地方ではこの時期になるとスズメダイを食べる。
魚の地方名はヤハゼ。
大きさや色形がスズメに似ている小魚。

食べ方は背骨付きを、そのまま輪切りにして生身を食べる。
「ヤハゼの背越し」は、街の人は食べないだろう。
背骨付きの刺身を口に入れるから。
喉に骨が刺さって死んだお婆さんがいる例え話もある。
脅しではなく、用心して食べなさいだろう。
初夏の福岡では面倒だが焼いて食べる?



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「ヤハゼの背越し」のお味はスズメダイの味がする。
他に例えようがないから。
絶品ではないが食レポの価値はあるだろう。
言えることは、不味くない。
昔からそこにある食。
雑魚も魚。


スズメダイは「初夏の魚」。
梅雨に紫陽花が咲き、夏にはひまわりが咲く。

魚にも時節がある。








# by hama-no-koya | 2019-06-25 16:11 | Comments(0)
2019年 06月 14日

トビウオの刺身

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山口県の日本海側ではトビウオの盛り。
山陰地方ではトビウオのことをアゴと呼ぶ。
水揚げされるのは、角アゴと小ぶりの丸アゴの二種類。
その多くは大敷網でとれる。

かつてはトビウオ漁の専業船がいたが今はいない。
トビウオの価格が安いからだろう。
我が家もこの時期になると刺し網でトビウオをとっていた。
あの頃は、田植えの時期と漁期が重なるので忙しかった。
夜明け前に網を海に入れ朝方に揚げる。
網の目に刺さったアゴを一匹ずつ手間で外す。
あまり儲かる漁ではなかったが、網を入れれば魚が確実に獲れた。
朝の浜辺はアゴ網漁で風物詩のようにぎわった。
何十年も前の過ぎて来た地元話。

変わらないトビウオの味。

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トビウオの漁期は5月ごろから7月まで。
回遊の目的が産卵なので産卵前の魚の方が美味しい。
産後は刺身も食えるが、丸アゴは炙りぶしなどに加工される。
アゴのだしは癖がなく繊細で特別の海味。
使って知る天然の調味料。

トビウオの刺身に色とかたちをつけてみた。
姿造りは日本の食文化。
なんとも言えないが、味より見た目で勝負。
醤油もいいが、幅広く塩レモンやオリーブオイルを意識した。
音楽の世界ではアレンジやカヴァーがあるが、
これは漁師のオリジナル。


店頭でよく聞く言葉。
この魚はどうやって食べるの?





# by hama-no-koya | 2019-06-14 16:21 | Comments(0)
2019年 06月 05日

子供の無題作品。

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6月なのに真夏のような天気が何日も続く。

集落にある砂場。
その場所は自然の浜辺。
子供達が海辺に残した作品。
何を表現したのか不思議な造形をしている。
奥行きや広がりを感じて面白い。
見方によれば芸術。

山のかたち、穴の場所、小石の集まり、おさまりもいい。
無垢な子供の遊び心と発想。
私には砂山が原住民の古代遺跡に見える。
もしかして、集落のご先祖様はアフリカから来た・・・。
なんとなくトルコかスペイン風。
瀬戸内の直島を思い出す。

ここは漁村で、アート・ミュージアムではない。
消えてしまう作品の展示。
美術館でも公園でもない、オープン・エアー・ミュージアム。
なんでもない田舎の日常洞察。


誰もいない子供達が帰った夕暮れの浜辺。
砂に残した夢のかたち。







# by hama-no-koya | 2019-06-05 16:24 | Comments(0)
2019年 05月 14日

宇田郷駅



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懐かしいと思う人は宇田郷で生まれた人。
海辺にぽつんと一軒家。
この駅から萩や益田に通った元高校生。
忘れかけたひと昔。


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この春まで現役だった駅舎。
いつの間にか駅名の看板が無くなる。
かつては、1日の利用者数が100人はいたと思う。
駅舎の末期、列車に乗る者は数人。
建物は朽ちても宇田郷の駅舎はそこにあった。
地元にとって必要だから。


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この春、駅舎が建て替わった。
バス停のようだが、小柄でも立派な宇田郷駅。
地方の線路が廃線になる時代。
生き残りの勇姿。

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駅前にある海。
晴れた日の夕方には海に陽が沈む。
海辺の横断歩道。
道を歩く人は滅多にない。
田舎だから。

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国道の護岸が侵食され、嵐には波が駅舎まで近づいた。
工事が始まって3年は経つだろう。
そのうちに完成する。

いつか故郷へ帰ったとき、
駅舎と海と夕陽が迎えてくれる風景。

尾無の漁師Mより。


# by hama-no-koya | 2019-05-14 04:45 | Comments(0)