雨の日が続くと晴れの日が恋しいが・・・・・
晴れの日が続くと雨の日が恋しくなる。
そんな感じで暑い夏が田舎にもやってきた。
子供の頃は夏が好きだった。
40日も学校に行かなくて・・・・いつもの海や山で仲間と遊べるから。
建て前は、午前中は自宅学習で午後は自由な時間だが・・・
田舎の子供たちは、暑い夏でも朝から晩までそこらで遊んでいた。
田舎遊びには学校も教科書もないが集落の上級生が仕切っていた。
今は遊びの公認インストラクターもいる時代になったが・・・
午後からの海遊びはみんなの日課だったが・・
午前の遊び時間はセミ採りや将棋や家遊びなど子供ながら趣味の時間のようだった。
夏休みの宿題もあったが第4コーナーを回ってから自分にムチを入れるが馬は走らない・・・・
夏休み帳は他力でまとめ・・・・秋は毎年やってきた。
いつもそばに海や山があるから明日は海に行こう・・・・などは思わなかった。
海はきれいで魚や貝がいっぱいで・・・それがあたりまえだった。
今は漁業権がないとサザエやアワビは採れないが・・・
その時代は家や浜で仲間と食べるくらいは黙認されていた。
今の俺は漁師仲間とアワビを採卵から中間育成までして幼貝を海に放流をしている。
潜水の操業時間も午前中で年間40日前後と漁師仲間で決めている。
それでもアワビの水揚げは落ちるばかり・・・。
アワビの資源が減ってきたのは自然減より人がアワビを捕獲するから
アワビから見れば漁師がいちばんの外敵である。
その次は天敵のタコによる食害だろう・・・。
夏は暑いがその暑さの自然で働く人と遊ぶ人がいる・・・
家の外ではセミが集団で鳴いている・・・夏が来ないとセミは生きれない。
尾瀬でなくても尾無でも・・・夏がくれば思い出す。