「 Cafe and Gallery 古小路 」
時代にのり遅れたタバコ屋さんが、ある日変身した。
大切なおもいでを残しながら。
誰かが古い家を改装して、週に一度だけ小物とスイーツのお店を開業した。
起業でもない。おもいをかたちにしたようなお店。
かわいい、身近なたたずまい。
いつの間にか、日替わりで屋号が変わる街のカフェになった。
そこに人が溜まる。
おもいが、人と街になじんだから。
昔なつかしいというより、今新しい。
妙に落ち着く空間。老若男女のやわらかい居場所。
かってを知る、みんなの我が家。
履物を脱いであがる。日本らしくてとてもいい文化。
元タバコ屋のお座敷や居間。それぞれが日本間のダイアログ・ブース。
外国人のバックパッカーなら泣いて喜ぶだろう・・・
ファースト・フーズの反対側にある景色。
誰も、無理をしていない。
いちばん楽しいのは、店長さんみたい?。