2012年7月27日。 真夏の漁村。
京都から電車に乗って来た一人の街女子。 そこには、暑い海辺があるだけ。
日頃を忘れ、考えることもない三日間。 うそのような漁村のくらし。
夏の思い出から、旅先をさがした。
地味な漁家が、そのまま宿。 いつか見た海と空。 嬉しい人の出会い。
漁師のおやじは、再会をこころから喜んだ。
夕陽がまぶしい海辺のホーム。 長旅の列車を降りる、一人の旅女子。
思い出が、なつかしさに変わる駅。
バック・パッカーでない・・・。 田舎道でゴロゴロ・バックを引く旅の女子。
行く道なのに、帰り道。 なんでもない海沿いの道。
面影を残しながら、いつかの女子はきれいになった。
夕暮れの、海辺道を一人で家まで歩く。
ただいま~ 。 ・・・おかえり!! 。