浜の小屋

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2012年 10月 04日

田んぼに魚網・・・?

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新宮山のわずかな裾野に広がる棚田の稲が色づいた。
相手が誰だか知らないが恋をしたから?
彼女の名前は、シャリシャリの「ヒノヒカリ」。 海辺の棚田は実りの秋。
近いうち神社の銀杏も色づくだろう。 

自然の恋路をジャマするやつがいる。
漁師は、「ヒノヒカリ」の恋を育むため田んぼに魚網を張る。
そいつの侵入を防ぐために。
相手はかなりしつこい。 2重の網とトタン板を田んぼの畦に張り回す。
そいつが収穫前の稲を食べるから。 一晩で棚田一枚の稲が全滅することもある。
食べるだけでない。 稲をなぎ倒し土を掘り、かき混ぜる。
奴らは、住んでいた山が荒れて食べ物が無いから人里へ出るらしい。

有害な獣を駆除するために猟師が鉄砲を撃つ。 罠も仕掛ける・・・
なぜかその狩猟期は、秋の収穫が終わってから。
自然保護か動物愛護か知らないが、里山に禁猟の区域や期間まである。
有害獣が増える。 田舎で暮らす人が減るから。

尾無の漁村は、漁をしながら米を作る人が多い。 
漁師でありながら海辺の棚田を昔から耕してきた。 食べるために。
我が家も過去は7反の田んぼを耕作していた。 今その田んぼは草薮になった。
手間のかかる、棚田の管理ができないから。

今週末ごろから「ヒノヒカリ」の稲刈りが始まる。
漁をして稲を刈る漁村の漁師は忙しい。
儲からないが、昔から代々魚を獲り米を作り野菜も作ってきた。
漁師の米作りも今世紀半ばで途絶えるだろう・・・。
田舎で暮らす人が減るから。

有害獣の名前は、食べて美味しい野生のイノシシ。
獣は冬が来るから食い溜める。
生物だけでなく、里山文化にも絶滅危惧がある。
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by hama-no-koya | 2012-10-04 03:58 | Comments(0)


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