浜の小屋

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2012年 10月 17日

秋の雨

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漁村に久々の雨が降る。
畑の作物や花壇には恵みの雨   田んぼの刈り入れには困る雨だろう。
稲刈りは晴れた日に限る  魚獲りは雨でも行う。
雨日の海仕事は雨合羽を着る それでもどこからともなく体が濡れる。
一日の天気で変わる田舎仕事とその暮らし。

秋雨の漁村には人影が無い  骨休みといって家でのんびりしているから。
雨日が秋の休日になる  カレンダーと関係なく。
疲れが溜まった体を休めることを、「 骨休み 」と昔からいう。
反対に、「 骨折り損のくたびれ儲け 」という忙しい言葉も漁師にはにある。
骨が体を支えているから? 
揺れ動く気持ちの中で、ぶれない芯がないと暮らせない田舎。

昼前に漁から帰った  アジの刺身で昼飯に一人焼酎を軽く飲む。
暮らしの中で大切な至福の時間。
秋雨に濡れた漁師  ささやかな贅沢が昼寝の時間につながる。 
外は雨  心地よい身勝手な昼下がり。

晴れた日は、仕事に追われる秋。
雨の日は、ネズミ色の漁村にこもりなんとなく過ごす。 
晴耕雨休の午後。 

この雨が、いつかみぞれに変わる日がくる。
だから今を楽しむ  漁村で。
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by hama-no-koya | 2012-10-17 10:26 | Comments(0)


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