浜の小屋

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2012年 10月 29日

田舎のバス~(田部)

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田部のバス停には周りに家がない。
旧国道は、旧街道の拡張だからおおむね集落を結ぶ道になっていた。
新国道は、小さい集落を無視した道路筋になっている。
だから田部のバス停から集落まで住民は歩く。

山が海までせり出している海沿い国道  欠点は土砂崩れが多いこと。
梅雨時期になれば毎年のように数日間通行止めになる。
漁師は、山周りの遠道で魚を萩市場に出荷する。
いつもの倍の時間がかかる  病院通いの自動車も山道を迂回する。
マイカー通勤が多い田舎  務め人はいつもより早起きをする。
田舎の路線バスは、もちろん運休する。  

停留所の下にある海は磯場で、小さな入り江になっている。
昔は、入り江を漁協がアワビやサザエの保護区域として管理をしていた。
そんな時代には大きなアワビもいた サザエもゴロゴロしていた。
アワビは11月、サザエは7月頃に産卵する  そこは磯根資源のサンクチェアリだった。
今は、アワビもサザエも見ることは滅多に無い   同時に漁師も減ってきた。
自然磯の保護区域として何の意味もなくなった海。

減ったアワビの資源を再生するために漁師が本気になる。
磯の資源が減った原因は乱獲?  魚業規制でそれを防いでいる。
漁業組合員以外が、アワビやサザエを採れば密漁になる。
アワビやサザエの捕獲サイズの設定  操業日数や時間も減らしている。
アワビの種苗を漁師が生産して、自然の海に放流もしている。
いずれにしてもその効果は今一歩前に進めない。 

海沿いのバス路線は景色が素晴らしい。
観光バスでなくても  見慣れた景色に乗客はうっとりする。
海景色はバスから見ることができるが・・・
他人に見えない海事情もある。
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by hama-no-koya | 2012-10-29 14:19 | Comments(0)


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