浜の小屋

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2012年 10月 30日

田舎のバス~(宇田)

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宇田は、日本のどこにでもあるような漁村の風景。
山手にはJR山陰本線と国道191号線が平行して通過する。
漁港を中心に、わずかな麓地に家屋が密集する。

多くの家は漁業で、四季折々の魚が水揚げされる。
みんな日帰り漁師なので、その日の新鮮な魚が漁協に集まる。
しかし宇田には市場が無い  萩の魚市場までトラックで魚を運ぶようになった。
時代のながれで漁協が合併をしたから。

数年前まで地元漁協で朝夕の2回、市場が開かれていた。
その頃に比べると  漁船の数も漁師の数も水揚げも半分近くに落ち込んだ。
魚価格の低迷と魚の資源が減少したからだろう。
今年は、春先のブリと夏から秋にかけてのアジが極端に少なかった。
何が原因だかわからない  魚が回遊して来ない限り手の打ち用がない漁師。
昔から、魚がいっぱい獲れれば漁村が賑わい、お金もまわる。
昔から自然と共に生きる海辺の暮らし。

宇田には、保育所と小学校と中学校があった。
子供たちが減ってきた  町と地区住民が学校の統廃合を話し合った。
住民は保護者に任し、その家族は子供たちの選択肢を重視して未来を考えた。
その結果、子供たちはスクール・バスで学校に通うことになった。
元小学校は、地域老人の福祉施設に改装された。 

漁村には漁村の過ぎてきた物語がある。
人が減ってくると寂しくなると思っていたがそうでもない。
人が多くいても寂しい人がいる時代に・・・?
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by hama-no-koya | 2012-10-30 13:42 | Comments(0)


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