浜の小屋

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2013年 03月 14日

海からの珍客~4

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春先獲れるイカは、主に産卵が目的でやってくるヤリイカ。
ヤリイカは♂と♀では大きさがちがう  大きいほうが♂のイカ。
画のヤリイカはカップルだが、小さいイカは我が子でなく スルメイカの幼イカ。
手袋が獲れたわけではないが、大きさの比較に使った。
尖った槍の穂先に似ているからヤリイカ?

珍客は、スルメイカの子供で可哀そうだが網に入る。
ホタルイカならお金になるが 通常は幼イカを漁師仲間で分配して食べる。
スルメイカを、大きくなってから獲った方が儲かるが 網に入るので致し方ない。
多くは網の目に漏れるが、運の悪いイカが死ぬことになる。

海には多くの小魚や稚魚が生まれるが、大人になるまで生き伸びる魚は少ない。
その子たちの多くは、残酷だが別種の魚に襲われ餌さとなる。
だからヤリイカは、無数の卵を産むが・・・
そんなヤリイカも交尾をすると死ぬらしい?  一夜限りのイカの恋。

植物性プランクトン~動物性プランクトン~生まれたばかりの幼魚~イワシやアジ~
~ヒラメやブリやマグロ~サメ~魚のウンコや死骸の微生物~
俺たち漁師は、このつながりを食物連鎖とよんでいる。
この連鎖に入っていない身勝手な漁師・・・。
人は道具を使って 必要以上?の大小さまざまな魚を大量に獲っている。
たかがスルメイカの子供 されどスルメイカの貴重な資源。

近頃の漁師は、一部だが資源を管理しながら漁業をする時代になった。
操業できる期間や区域を決め 網目の大きさを決めている。
アワビやカニなどは、獲れる大きさまで決めている。

海の魚が減ってきたのは、まぎれもない事実。
・・・漁師の世界も厳しくなった。
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by hama-no-koya | 2013-03-14 16:14 | Comments(0)


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