浜の小屋

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2013年 05月 17日

軽トラに乗り 船に乗る神様。



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五月の晴れた日、漁村で漁申し祭が行われた。
漁師が海上で 大漁を氏神様に祈願する。
祭りの人出は多くない。


普段漁村の神様は、棚田道を上った裏山の神社に鎮座する。
昔は、祭り度に神様を神輿に乗せ 人が担いで漁村まで降りていた。
今は、軽トラックに神輿を乗せて神様を運ぶようになった。
祭りの人手がたりないから。


港に着くと神輿を船に乗せる。
大敷網がある漁場まで行って大漁の祈願祭を行う。
昔は、数隻の船が祭りの船団をつくり 海上はにぎやかだった。
今は、神様の乗る船が一隻だけで神事を行う。
漁師の数が減ったから。

漁村から漁船が減り 漁師が少なくなっても寂しいとは思わない。
とり残されたものに 暮らしの価値があるからだろう。
田舎暮らしは 成り生きでおもしろい。



昔〜浅草橋4丁目に住んでいたことがある。
毎年この時期になると 鳥越神社から大きな神輿が町内に出た。
別の名を千貫神輿(4トン?)。
担ぎ手が多く 棒に入れず遠巻きに付いて行くだけだった。

夏祭り・朝顔市・ほおずき市・熊の手?・・・
新緑の柳 浴衣の界隈 情緒豊かな活気。
そんな中 人に粋があり、ほのかな色艶さえもあった暮らし。
色のあせない徒蔵橋(カチクラバシ)のおもいで。


昔から文明や文化のもとに 地域や経済が成り立つ。
漁村集落だって同じことが言える。
祭りは 感謝と希望のかたち。
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by hama-no-koya | 2013-05-17 15:44 | Comments(0)


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