汽車に乗って焼き鳥屋に行った。
キハ40・2121首都圏色の別名タラコ列車。
反対側のホームに止まっていたキハ120 3・・ラッピング列車。
40は重厚で車両の風格を感じるが、120は軽量なアルミの箱車?
キハ40は旅車で、キハ120は只の移動車が目的。
窓を背にする長椅子は田舎旅には似合わない。
120の窓に下がるカーテンが家庭用ぽい。
窓が開かないからだろう。
嬉しいことは、どちらの車両にもトイレが付いている。
沿線の田舎駅にはトイレが無いから。
ローカル線の車両も、時代背景や製作目的を比べれば面白い。
たまに乗って感じる列車の形式。
山陰本線の萩〜長門で見かけた風景。
赤い瓦の漁村、石積の漁港、水の張られた田圃。
車窓に広がる日本海・・。
田舎者にも美しいと思う日本の田舎風景。
列車が移動しているのでなく、窓に映る生画面が替わる。
近頃は高速化で、窓の絵も早送りが多い。
車両の音すらもミキシングされた。
列車の移動は五感で楽しむ。
快適とは、静かな揺れない奇麗な乗り心地?
環境は目的と個人差。
長門の駅前にある焼き鳥屋。
午後の明るい内から開いているので便利なお店。
狭い店なので数人しか入れない。
旅の途中に入れる。 昼間から焼き鳥で軽く一杯飲める。
鳥だけでなく地魚の干物もある。
店内の雰囲気は居酒屋というより、本来の焼き鳥屋風。
焼き鳥が普通に美味しい。
特別を求めなくても気軽な満足が体にしみる。
のれんをくぐれば即焼き鳥。
身近にある空間を楽しむ時間。
興味が無くても洞察力があれば楽しくなる。
汽車と焼き鳥がつながる面白さ。
思いつきの・・・
何気なくそこらの近所旅。