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浜の小屋

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2015年 07月 21日

魚の箱詰め

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箱に詰められた中型のマサバ。
ノルウェー産の輸入サバは太くて大きいが、
南日本海で今頃とれる国産サバはやや小ぶりが多い。
昔は大サバも結構とれていた・・・
新鮮なサバの刺身が大好物の人は多い。
サバ刺しはマニアックに旨いらしいが、まれにアニサキス(寄生虫)
が潜んでいることがある。
それを知りながら食べるサバの刺身マニア。

魚を箱詰めするには箱のサイズを見極める。
魚に合った箱に並べることで見栄えがよくなるから。
感性の問題でなく感覚で魚を並べる漁師。
慣れもあるが考える暇がないから。
身に付いた仕事。



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箱に詰められたケンサキイカ。
箱の下層に氷を敷き詰め特殊なシートを敷いてイカを並べる。
イカは表皮が液晶みたいに反応するので氷が直接触れないようにする。
表皮というより皮膜で覆われているイカ。
イカの旬は数回あるようだが、ケンサキイカはいつ食っても美味しい。
刺身は独特の甘味と程よい柔らかさが微妙な食感に変わる。
魚は食べないがイカなら食べれる人もいる。
イカは売れ筋商品の人気魚。


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ヒラマサは成長すると30kgぐらいの特大になるやつがいる。
今頃とれるのは群れで回遊する小型魚が多い。
魚を箱に並べ専用のラップでかぶせ、その上から砕氷で覆う。
鮮魚の一般的な箱詰め。

発泡スチロールの箱が魚の流通革命をおこしたともいえる。
軽くて保冷効果があり、衛生面も扱いも納まりもいい。
昔は、魚もリンゴもみんな木の箱だった。

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箱詰めされた魚は萩市場に出荷する。
昔はその場でセリが開かれたが漁協の合併で当地のセリは無い。
トラッで約20分かけて萩の産地市場に運ぶ。
多くの魚は産地市場から都市市場に運ばれ再度セリにかけられる。
白い箱に入れて各方面に流通する魚。
魚を売り買いする仲卸人。


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近頃は食品の安全性からハサップ(HACCP)認定する市場もある。
衛生水準の厳しい市場でもスチロールの箱ならクリアできる。
HACCPの意味を知る漁師は少ない。
知らなくても安心で安全な魚を出荷する大敷網の漁師。


最高水準の衛生管理手法?
発祥はアポロ計画の宇宙食からきたらしい。
地方の魚話がアメリカにつながった。









by hama-no-koya | 2015-07-21 04:42 | Comments(0)


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