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浜の小屋

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2016年 03月 19日

高知の夜と朝




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高知の夜は長い。
居酒屋のウツボたたきで始まる飲み会。
原型からは想像ができない味。
サメでもないワニでもない固有味・・・。
白身で淡白だがコラーゲンぽい皮下脂肪が絶妙。
ニンニクとレモン?と小ネギをまぶして気取らずに口に入れる。
印象は、無人島で食べる野生の醍醐味。
高知ならでの食文化。



高知の夜と朝_d0159062_22204122.jpg

呑み屋の二軒目はひろめ市場の「やいろ亭」。
土曜日の夜なので座れないはずが、偶然に数個空いた席。
「ひろめ市場」は仕切りのない居酒屋。
何時行っても込んでいる。

おすすめの時間は開店からの午前だろう。
店が見て選べて、有名なカツオの塩タタキも美味しく食える。
日曜日なら、散歩がてら朝市を見てからの帰り道。
朝から一杯飲んで食っても悪くはない。
ここは高知の城下だから。



高知の夜と朝_d0159062_22245875.jpg

高知の朝は早い。
日曜日だったので大通りの朝市に行く。
延々と車道に屋台が続く。
買い物の目的はなくても、見るだけでも楽しい。
露店は世界中にあるが、店の原点で土地の暮しを感じる。
ちがいは、ニッポンの露店は安心で安全。
市場の通りや商品がきれい。



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露店での立ち食い定番は温かい物か冷たいもの。
屋外だから気温の変動で体が求める。
定番は揚げ物だろう。
土佐の味を食い土産に買う旅女子も多い。
暮しと旅の相乗り市場。




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高知には不思議な建物がある。
一見は何の変哲もないが何時見ても飽きない。
「沢田マンション」はDIYの殿堂。
高知インターの近くなので、帰り道に立ち寄る高知の名所?
それを見た感想は、関心と無関心に分かれる。
自分でつくる高知のまち。


高知の夜から朝にかけては長い。
一日の切れ目がない夜、そこだけにある土佐のじかん。
太平洋から出る陽。
物を見て直感的に感じるもの。







by hama-no-koya | 2016-03-19 04:29 | Comments(0)


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