大豊は高知県の山の中にある町。
何でもない町なのに何故か行きたくなる田舎町。
そこに山里の暮しがあるから。
美しい流れの大きな谷川と道が並走して民家が並ぶ。
大豊には大豊の町景色がある。
川沿いの絶壁に建つ役場庁舎で大豊の人と落ち合う。
役場の前にある建物に人の列が出来ていた。
有名な食堂があるから。
こんなところにと思うくらいの人の列。
旅話しの種に食堂でカツ丼を食べる。
店内は一階と二階に分かれるが、ほぼ満席で人が食事をしていた。
有名なカツ丼の量は並でも通常の二杯分はある。
大食いを意識しても完食するには大変。
感想は、この次に行ったら肉うどんを食べようと思った。
食堂だから品数も多くチャレンジできる。
大豊には大きな杉の木がある。
樹齢は推定3,000年で日本一の大杉らしい。
杉の木は神社の境内にあり、大杉を見るには200 円を払う。
老木の維持管理に必要だからと聞く。
大きな木は不思議な力を感じるが表現は生命力。
カツ丼と大きな杉の木が大豊の入り口。
何となく潜入したくなる町。
大豊を訪ねたのは、人に会う目的である。
「大豊には雇用はないが仕事はある」の言葉に惹かれて。
外からは山と川と穏やかな暮しを感じるが・・・
四国山地と吉野川の上流にある町。
あえて知らない町を訪れる。
行ってみたいから。