2016年 07月 27日
祭りには、当屋が神様にお供える米を炊く。 専用の釜と専用の筒用具でご飯を整形する。 何十年も前から同じことをする意味。 昨日今日でない継承。
三つのご飯を一つの重箱に入れる。三段重ねで神棚に供える。毛利家の家紋に似ているが、何かの意味があるのだろう。変わらない昔からの継承と手順。ご飯は祭りが終わると参集者に分け合い、お神酒とともにいただく。素直にありがたいとおもう気持ち。
夏空が広がる神社の空。 その背後にあるのが照葉樹がしげる鎮守の森。 静かさの中で無性に鳴くセミの声。 日本の夏を感じる神社。
感じなければ見過ごすだろう神社の空間。 昔から変わらないもの。
インバウンド・ツーリズムでない風景。変わらない地元の習わし。脚光はないが、奥行きを感じる光の陰影。大切な暮らしの資源。 暑い田舎の夏。
by hama-no-koya
| 2016-07-27 04:55
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