海の仕事が忙しかったので晩酌を済ませ直に寝ていた。大漁だがソーダカツオや小サバが多い。魚値は安く忙しいだけ。
雨が降り久々にのんびりする。遊びに行くには街まで遠く時間がかかる田舎。結局は家で気ままに過ごす。
オーディオマニアではないが真空管のアンプが家にある。お手頃価格の扱いやすい入門機種。一組はトライオードとスピカーはエラック。音質にこだわらないが、いい雰囲気で部屋に音楽が流れる。見た目は、ガラスの球が大きい味のある昔風。得意も無いが、音楽を選ばず無難にこなす気さくな感性機。素直に空間と音が楽しめる。
もう一組はトライオードとKEF。
この組み合わせは偶然のベストカップルと思える。
楽器や人の声がそれに近い。
見た目や価格の割には何これのいい音がする。
いい買い物をしたと思える。
これらは同じような価格や用途の組み合わせ。
高いか安いか、どちらもセットで約15万円。
音楽はいい環境で聴きたい。
音楽ソフトに入っている情報はできたら全て原音再生したい。
音楽の旋律や制作の想いまでも。
いずれの機種もメーカーの儲けが無いだろうと思える目玉商品。
コスパの高いお買い得品。
買い物には当たり外れがあるが自分には大当たり。
音のことはマニアでないから分からない。
なんで同じような買い物をしたか自分でも分からない。
人が見れば無駄遣いと思うだろう。
もしかして赤い糸。
感じたことは、国を越えた親切な物づくり。
越谷(埼玉)のアンプがヨーロッパのスピーカーと相性でつながる。
音楽や人の想いに時間はあっても距離はない。
見るからに機械らしい味のある機械物。
暮らしにもツールが必要。