浜の小屋

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2012年 07月 31日

ひまわり

ひまわりは、夏の花。
50過ぎの女子が、 なんだか無性にひまわりが見たいと言い出した。
60過ぎの女子を誘い、三人でひまわり畑に出かけた。

ほんとうに黄色い、ひまわりの花が咲いていた。
夏枯れの体が、ひまわりを求める。  応じるひまわり・・・


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恋を知らない若者が、 街で観た映画の「 ひまわり 」。
あの頃は、大人の恋愛映画と思った。 作者の狙いは反戦の映画?。
数万本のひまわりが、ウクライナの大地に咲く。
そこに多くの兵士が眠る。 圧巻のひまわり畑に、人のおもいが重さなる。
美しさ、悲しさ、喜び、幸せのかたち・・・。
生涯で、4・5回観る映画は少ない。  詩のような音楽にも惹かれる。
「 ひまわり 」は、そんなに名作と思えないが奥が深い・・・。

夏の、ひまわり畑で過ぎて来たものを感じた。
少女が見たひまわり。二十歳女が見るひまわり。50過ぎの女が見たひまわり。
年と共に変わる、ひまわりからの感受性。 

無数に咲く、夏のひまわり・・・。 幸せの黄色い花に見える。
会いたくなったら、会いに行きたい・・・。
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by hama-no-koya | 2012-07-31 11:46 | Comments(0)
2012年 07月 29日

身近な小旅。


遠くへ行き、泊まることが旅・・・?
身近な半日の旅にも、気がつかない感動が潜んでいる。
美味しさも、楽しさも、涙もある小旅。

小旅は、限られた枠があるので、感性や感受性が旅の出来になる。
直感や人の想いで描くことが大切。 そんなかたちの旅。
好みが食い違っても、何かに向かい会う。

どこに行きたいか? なにをしたいのか? なにを求めているのか?。
自分が・・・、相手が・・・、 複数なら共有する。
身近な個人旅は、それを場当たり的に考えて自然にこなしたい。
思いつきで、大切な短い旅の時間だから。

先日、萩の小旅をした。 お昼前から3時まで。
ローカル線の少ない汽車を待つ時間。
大旅の乗り継ぎ地で楽しむような・・・。 時間つぶしと思えない。
待つ時間もあれば、待たせる時間もある。 
トランジットも旅のパーツ。

最初に、「萩シーマート」で、おみやげを買う。
お昼は、旧城下にある庭園旧家、「自宅レストラン」の畔亭。 
萩の郷土和食もあったが、時間を考えキーマカレー(☆☆☆.5)を二人で食べた。
軽く旧城下を廻り、ランドマーク?萩城跡から、足早に灯篭が並ぶ大照院へ。
旅の終わりが、東萩の駅でお見送り・・・。 
早送りも、編集もできない、良いとこ撮りの急ぎ旅。


旅のはじまりは、なんでもない海辺の駅だった
漁師の、人生に残る夏休みの日記。


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by hama-no-koya | 2012-07-29 15:46 | Comments(0)
2012年 07月 27日

夏休みの女子旅。


2012年7月27日。 真夏の漁村。
京都から電車に乗って来た一人の街女子。 そこには、暑い海辺があるだけ。
日頃を忘れ、考えることもない三日間。 うそのような漁村のくらし。 

夏の思い出から、旅先をさがした。 
地味な漁家が、そのまま宿。 いつか見た海と空。 嬉しい人の出会い。 
漁師のおやじは、再会をこころから喜んだ。

夕陽がまぶしい海辺のホーム。 長旅の列車を降りる、一人の旅女子。
思い出が、なつかしさに変わる駅。

バック・パッカーでない・・・。 田舎道でゴロゴロ・バックを引く旅の女子。
行く道なのに、帰り道。 なんでもない海沿いの道。
面影を残しながら、いつかの女子はきれいになった。
夕暮れの、海辺道を一人で家まで歩く。

  ただいま~ 。  ・・・おかえり!! 。  


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by hama-no-koya | 2012-07-27 16:54 | Comments(0)
2012年 07月 25日

夏の魚? アイゴ・・・。

夏には、夏の魚がいる。
市場に出されることもなく、人気のない魚のバリ。 学名はアイゴ。
嫌われもの魚で、自家消費されるだけ。

夏のアイゴは産卵期で、お腹にいっぱい卵子や精子が詰まり腫れている。
生き造りや洗いにすると美味しいが、網で獲れてもその多くは・・・。
俺の暮らす地方だけの話かも知れない。


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アイゴは、背ビレや腹ビレのトゲに毒を持つ。
刺されると、痛さが何時間も続く。死んだ魚に刺されても痛い。
魚の選別作業中に漁師が刺されこともあり、食べる魚をさばく時にもやられる。
釣り師は、釣った魚の釣り針を外すときにも刺される。 気をつけないとキケンな魚。
安全策で、ハサミでトゲを切る釣り師もいる。

アイゴの内臓は臭い。餌の海草が消化不良状態になっているから。
磯の香りを通り過ぎている。内臓を壊さないように魚をさばくがそれでも・・・。
生きているうちに、血抜きして内臓を出すと匂いは半減する。
そのことで匂いから、磯の香りに変わる。
食べ方しだいでは美味しい魚。 キケンと匂いで売れない魚。

アワビやサザエの餌さとなる海草が減ったのは、アイゴが食べるから?
アイゴは、朝から晩まで海草を食べているらしい。
ここ数年、海の海草が減ってきた。 その状態を磯ヤケとも言う。
ウニも餌が海草で、磯ヤケの原因の一つ。 ムラサキウニが異常に増えた。
海水温や海流などの海洋環境が変わってきたから?

一般市場に流通しない魚もいる。
加工や食べ方しだいでは、アイゴも美味しい夏の魚。
和歌山の海産物屋さんでは、アイゴが干物になっていた。
高知の「ひろめ市場」には、ウツボ料理がある。 
マンボウやカメも食べられる? 地方よって食べる食べない「魚食の文化」。

同じ毒トゲをもつオコゼは、不恰好でも扱いは高級魚。
金魚の世界なら、話は分かるが・・・。
美味しさより、食感や希少な価値感だから?
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by hama-no-koya | 2012-07-25 14:54 | Comments(0)
2012年 07月 23日

コシナガマグロ 2012


今年も、コシナガマグロがやって来た。
今のところ大群れではない。
夏になると、夏の魚が昔から定置網で獲れる。


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コシナガマグロは、あまり大きくならないマグロらしい?
今頃獲れるのは、40~50cmくらいのサイズ。
このクラス(小)だと、素人にはビンナガマグロと見分けるのが難しい。
山口県の日本海側で獲れるのは、通常はコシナガマグロで一般市場に出回る。
クロマグロに比べるとコシナガマグロは、お手頃価格です。

脂の少ないあっさり系のマグロなので、夏向きのマグロ。
そのまま刺し身でも美味しいが、刻みショウガとネギを振りかけて食べる。
カツオのタタキに似ているが、味はサッパリ系で、ゆかたの夏女子。
芋焼酎の氷割りが、お似合いのカップル。 
お二人様限定、今晩「真夏の至福?」いただき!。


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クロマグロは、クロマグロの味がして、
コシナガマグロは、コシナガマグロの味がする。
当たり前の話が、当たり前でなくなるなる時代が来そうだ・・・。
そもそも、コシナガをクロマグロと比較する方が可笑しい。
食べたい魚は? サケ、それともイカ。  魚は、もっといるぞ!!

美味しさの基準をどこに持ってくるか?
日本人は、牛なら黒毛和牛の霜降り肉で、マグロはクロマグロのトロ身?
ジューシーとか上質の脂肪系が食味のポイント・・・?

前略  美食ビギナー様へ
食べる前から、美味しさを決めつけないでください!!。
美味しさも、出会いから始まるお付き合いです。
                  海の魚より

マグロにも、それぞれの個性があり、料理のかたちもある。
それに人にも、味の好みがある・・・。
理想の恋人は? 「 好きになった人!! 」 。 
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by hama-no-koya | 2012-07-23 03:21 | Comments(0)
2012年 07月 21日

鳴き砂の足跡 。


近くに、鳴き砂の浜辺がある。
子供の頃、普通に鳴いていた砂浜が、いつの間にか鳴かなくなっていた。
鳴き砂を復活させよう!。 始まりは酒飲み話だった。
仲間と地道な活動を続けた。

夏が来た、昨日の「 清ヶ浜 」。 控えめながら砂が鳴いている。
広い浜辺の一部分だが、 すり足であるくと キュッ キュッ と鳴いてくれる。

長い、なが~い 「 片想い 」 の恋。 


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目的はあっても、先の見えない地道な活動が続いた。
砂浜の清掃に、大型のビーチ・クリーナーを町役場が購入した。
その運用は民間でする。 必要に迫られ「鳴き砂復活隊」を結成した。
呼びかけても隊員が集まらない・・。 そうだ!、「 集まった人が隊員 」にしょう。

 チェンジ・オブ・マインド!!。
目立たない、ささやかな活動の流れが急に変わった。

日韓のWカップ・サッカー開催の年だった。
釜山のYMCAに呼びかけた。 韓国の中学生?を清ケ浜に招待した。
目的は、日韓の漂着ゴミをみんなで回収する。
韓国チームは、何日か我が家で寝泊りをした。日常や夢の話をした。
別れの朝、彼女たちが求めた素直なハグ。 胸が涙でにじんだ。

山口県に住む外国人の仲間たちが、海岸の清掃グループを立ち上げた。
山口・島根の海岸を、仲間のインタープリター?として掃除した。
現場の公用語は英語だった。 不思議に「 ゴミ 」だけは共通語だった。

代表の女性がリタイアして、自然に会が消滅した。
カナダの、ニューファンドランド島からやって来た女性が一人で頑張った。
漁師の俺には、終わりかけた活動のサポートしかできなかった。
小さなそこらの海辺にも、夏の物語がある。

海は♪ 広いな♪ 大きいな~ぁ♪。
・・・これでいいね。
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by hama-no-koya | 2012-07-21 05:08 | Comments(0)
2012年 07月 19日

海辺の記憶・・・。


夏が来た 「鳴き砂」 の浜辺。
青空に、今にも消えそうな二つの白い雲。

過ぎてきた、人生の海辺がある。
忘れかけた厳冬の越前海岸。 記憶に新しい気仙沼の海辺・・・。
全ては、この浜辺が入り口だった。


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近い昔、ロシアのタンカー・ナホトカ号が日本海で沈没した。
積荷の重油が、真冬の海に流れ出した。
ドロドロの黒い重油が、丹後半島から能登半島にかけての沿岸に漂着した。
2・3日の、ボランティア旅のつもりだった・・・。

真っ黒に汚れた海岸。 全国から多くのボランティアが海辺に集まった。
真冬、寄せ集めの仲間と海に行き、寝泊りした15日間の記憶。
誰のものでもない海。

津波の被災地・気仙沼で見たもの・・・。 
複雑な心境の海辺があった。
行くべき所へ行き、見るべきものを見てきたこれからの人生。
忘れたくても、忘れることができない海辺。

引き波が流しても、寄せ波が戻す海辺の記憶。
・・・過ぎてきた私の海の日。
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by hama-no-koya | 2012-07-19 12:51 | Comments(0)
2012年 07月 15日

イサキが美味い。

イサキの旬がそろそろ終わる。
旬が終わっても魚は獲れ、それなりに美味しい魚。
回遊魚と根魚の中間的な魚。 繊細な味より身近な美味しさ。

そこらの垣根に巻く、青色の朝顔・・・そんな食感。
女子的には、いちばん好きな普段着・・・?。


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旬が終わっても、魚が不味くなるわけではない。
魚の美味しい食べ頃は、産卵期の1・2ヶ月前くらいだろう。
体力をつけるため餌さを旺盛に食べ運動をする。 体に良質な脂肪がのる。

小太りで元気な魚の卵巣や精巣は大きい。 だから繁殖力が増す。
それがイサキの種になり、大切な子孫や資源につながる。
その魚を、美味しいから人が食べる。
漁師は、食物連鎖の外側にいる身勝手な生き物。

昔は、「イサキの生き腐れ」の言葉が漁村にあった。
そこらの家庭に冷蔵庫が無い時代の話。
白身系の魚だが旨味分が多い。 その変化が早く、鮮度が落ちやすい。
その魚は、生で食べるより無難に焼き魚や煮魚にした。
魚の特性を生かした調理で結果的に美味しい。

今晩のイサキは、大型(40cmくらい)で美形。
泳いでいた魚。食べる一時間前に残酷にも首の骨を折り血を抜いた。
地元では、その生き〆処理を「アゴ折」ともいう。
魚を海水氷に浸けて30分冷やす。 それから料理する。
流れを動画にすると、確実にR指定になるだろう。
生き〆イサキの食感は、サクサク感の優れた国産スマートフォン。

美味いイサキの刺し身だった・・・。
ピンポイント的な地の利。 同じ魚も、食べ頃時間で食感が変わる。
漁村に伝わる、美味しいイサキの食べ方。
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by hama-no-koya | 2012-07-15 22:39 | Comments(0)
2012年 07月 13日

         漁村の夜

                       
                             人が帰った夜は、さみしい。
                      
                       いつもの漁村に戻る、ただそれだけのことだが・・・。

                           出会と別れをくり返す、海辺の暮らし。
  
                              おもいでと、現実の狭間。


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                           漁村に大雨が降った。 カミナリも鳴った。

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                          それぞれの、「海からの贈りもの」が書けたから。


                        旅人が、旅をしなくなった。 旅人が、我が家に来るから。

                              漁村に居ながらにして、旅ができる。

                           旅をしてきた人と、これから旅に出る人がいる。
                                 
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by hama-no-koya | 2012-07-13 20:53 | Comments(0)
2012年 07月 11日

      梅雨の晴れ間

  


                              梅雨の晴れ間は、貴重な晴れ。

                          お母さんにとっては、洗濯日和かも知れない。

                             俺にとっては、こころの洗濯日和。

                                つかの間の、晴れた日。



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                           漁師のお母さんが、海辺にひまわりを植えた。

                                コンクリートの隙間に一本だけ。
  
                           真夏が待ちきれないのか、ひまわりの花が咲いた。


                                 海辺に、コスモスの種をまいた。

                                    秋には、花が咲くから。

                            チューリップ、ひまわり、コスモス、海辺のリレー。
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by hama-no-koya | 2012-07-11 14:34 | Comments(0)