浜の小屋

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2018年 05月 19日

梅雨のはしり?

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雨の日は夜明けがおそい。
午前四時、いつものどおりに目が覚める漁師。
こぬか雨で音も無く妙に静かな朝。
変わらない一日の始まり。


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チューリップが終って空き地に何を植えるか考える妻。
考えても予想がつかないその夫。
明日の天気が予報できるのに、分からない他人のこころ。
それでも夏になれば漁村の路地裏に咲く花。
そこに人が暮らしているから。

裏山がそこまでせまってきた漁村。
意味も無く降る小糠の雨。
親爺の小言。

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今日は土曜日なので大敷網漁はお休み。
この頃から梅雨時期にかけてアジやイカの水揚げが最盛期入る。
漁は毎年のことだから予測ができる。
雨合羽を伝う雨。


静かな雨の夜明け。
どんよりしていても何処かに色彩を感じる。
染み付いた田舎の感性。



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by hama-no-koya | 2018-05-19 08:02 | Comments(0)
2018年 05月 07日

春と夏の間の海

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暦の上では夏になった。
遅くなった夕暮れ。
この頃は海の季節も変わり目。
春先から伸びた海藻が抜けて海面に浮き上がり、
流れ藻となり海面を漂流する。

風向きで港の中に漂着した藻。
毎年のことで珍しくはないが漁船の出入りが困難になる。
押し寄せた藻は自然に沖合に流れ出すこともあるが、
海岸に打ち上げた藻は人が掃除をする。

その昔は、流れ藻は貴重な肥料だった。
漁村の裏山に段々畑があったから。
昔の人は、竹の背負いカゴに入れ坂道を畑まで運んだ。
初夏に麦を刈り、その後作にサツマイモを植えた。
段々畑の今は無く、山となり雑木や放置された杉林になった。
その変貌は他人には分からない。
五十年以上そこで暮らした人だけが知る話し。
生まれた家で今も暮らす。


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海水温の上昇にともない赤潮も発生する。
そこらの海が赤い色になる。
魚も大変だろうが、アヒルも泳ぐ場所が無い。
羽毛の白は汚れが目立つ。
飛べないアヒル。

港内の赤潮は西風で漂着し、北風になると消滅する。
昔からのことで、春の終わりから夏の海になる自然の現象。
漁師は赤潮が去るのを待つだけ。

海にも季節がある。
今頃は、春の海と夏の海の変わり目。
自然のお色直し。





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by hama-no-koya | 2018-05-07 04:54 | Comments(0)