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浜の小屋

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2010年 10月 26日

海は大荒れ

この秋いちばんの荒れた海・・・
時折に横殴りの雨と風が漁村を通る。
今日の漁はお休み。
それでも漁師は朝早くから浜に出て海を見る。

海が穏やかが凪で、荒れた海を時化と書く。
漢字の意味合いが、海辺で暮らすとなんとなく解かる。
昔は業界用語だった凪や時化。
今は海で遊ぶ人が多くなったので街でも使われる言葉。

海洋経済効果の内容比率も変わってきた。
鉱物資源や海運や遊びが伸び漁業は落ちるだけ・・・・・
儲からないから。
食生活の魚離れと魚貝資源の枯渇からきている。
昔から時代は流れる。

夕べ、戻りカツオの刺身を食べた。
油がのって美味しかった。

# by hama-no-koya | 2010-10-26 10:32 | Comments(0)
2010年 10月 25日

餅まき

漁村では、棟上式や進水式に紅白の小さい餅をまく。
昔は、その餅を拾いに村じゅうの人が集まった。

村の秋祭りに神社で餅をまく。
もち米は氏子が出し合い、世話人が餅をつく。
米を蒸し上げ餅をつき、丸めて袋に入れる。
時間も手間もかかるが、いつの間にか終わる作業。

餅をまく時間は数分で終わる。
まき手も拾い手も一瞬だが餅まきに集中する。
拾う人の性格と運動機能が餅の収量につながる。
持参の餅袋がいっぱいの人は満足顔・・・。

紅白餅や紅白幕がお祝いの意味は不明だが
紅と白は源平の合戦からきたのでは・・・と勝手に想像する。

つまり戦や争いごとのない社会。
紅白仲良くは・・・
村も世界も、昔も今も言えること。

# by hama-no-koya | 2010-10-25 10:31 | Comments(0)
2010年 10月 22日

秋なのにおぼろ月夜

仲間と酒を飲んだ帰り道、おぼろ月夜だった。
秋は名月なのに・・・

田舎の夜道は、月や星が見ようとしなくても目に入る。
ほかの明かりが少ないから。
夜道歩きは、昼間の倍の早さで歩いても疲れない。
目的地に早く着きたいからだろう・・・?

歩くこと、それが田舎のあたりまえから・・・
今は、漁村も車の時代になった。
歩かない・・・、運動不足かも知れないが・・・、
田舎でも早朝や夕方に散歩をしている人を見かける。

俺は小さな船の上が仕事場でそれに通勤もない。
だから一日の歩数は少ない。

# by hama-no-koya | 2010-10-22 22:58 | Comments(0)
2010年 10月 21日

真空管

俺は、真空管のCDプレヤーと真空管のアンプを使っている。
昔し、ほしくても買えなかった機種の復刻版だがそろそろ2歳になる。

真空管のエイジングも順調で円熟期を迎えた。
電源を入れると機械に赤い小さな灯がともる・・・
時代遅れかも知れないがなぜか暖かい。

お気に入りの音楽は女性ヴォーカル。
色艶はもちろん感情や雰囲気まで伝わってくる。
想い過ごしかも知れないが・・・。
そしてボトルの七面鳥が氷の塊で静かにとけて・・・
時間も人もとけてくる。

秋の夜長を音楽で・・・・
漁村で暮らしてもアーバンな夜もある。

# by hama-no-koya | 2010-10-21 15:40 | Comments(0)
2010年 10月 20日

田舎でジャズ・フェスタ

人口3千数百人の小さい町に11月3日
アメリカの実力派ジャズ・ミュージシャン23人が集まる。

1部  ロバータ・ガンバリーニ(VO) 
    サイラス・チェスナット・トリオ
2部 クレイトン ハミルトン・ジャズ・オーケストラ

今年で6回めになるABU・ジャズは俺たちの夢の実現だ。
主催は田舎者の集まりABU 100 Dreams  

俺はその代表として仲間に言う。
日本人が異国の田舎町で日本語を見つけたとき・・・
ジベル二ーの庭で睡蓮をみれば日本人としてなにかを感じるであろう・・・。
アメリカ人の彼らも感じるであろう・・・・
日本の田舎町でアメリカ発祥のジャズを聴くために人が集まることで・・・・。
そのことが彼らの何かの思い出として残る。
みんなでそんなフェスタにしよう。
それに楽しむのは双方向でその理解に国境はない。

俺の夢はニューポート・ジャズ・フェスタの阿武町盤を
実現することだった。

# by hama-no-koya | 2010-10-20 23:17 | Comments(0)