浜の小屋

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2018年 04月 06日

海の仕事(大敷網)

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彼岸が過ぎると海にも春が来る。
大敷網は定置網なので網が汚れると海の網を取り替える。
その周期は約2~3ヶ月だが状況次第で一定ではなく、
網の汚れ具合や凪しだいで変わる。

最初に作業船が側に固定した網のロープを何本も切り離す。
それから汚れた網を海から揚げ、船に取り込む。
船首の放水銃でゴミを撃ち落とし、巻き上げ機で寄せる。
大きな網を徐々に船に積み込む。


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網が揚がり終わると別の船に積んである網と入れ替える。
網を入れると作業船が網を側に固定する。
魚を獲る部分の二箱の網替え作業は約半日要するが、
その他に垣網、運動場網、一箱網、ニ箱網と網替え部分がある。
それぞれ網ごとに別の日に行う。
網が汚れると魚の入りが悪くなり、網の破損も生じる。
大敷網の仕事は複雑で手間がかかる。
複雑な手順もある。


業界の人にしか分からない大敷網の網替え作業。
他人は垣間みるだけ。





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# by hama-no-koya | 2018-04-06 18:02 | Comments(0)
2018年 03月 22日

雨の朝

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帰り道は遠回り。
冷たい春雨が降る田舎のバス停。
久々に旅人を見送る。
海が荒れて漁に出れないから。
思いつきの漁師。

バスを待つ旅人。
大人なのに子供のような笑顔。
忘れていたもの。

ここはどこ・・・
なんでもないそこらの田舎。

感じる旅の温もり。








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# by hama-no-koya | 2018-03-22 09:51 | Comments(0)
2018年 02月 04日

漁村の節分

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節分は季節の分かれめ
翌日から暦の上では春になる。

2月3日の朝、漁村の家人は氏神様に御参りする。
夕方になると家の神棚にお神酒と魚と炒り豆を供える。
魚は決まってクジラとイワシ。
節分に昔から大と小の魚を食べる習わしがある。
もちろん、大人は酒もいただく。
ささやかな贅沢とGNHと田舎暮らしの行事。
幸せの原点を感じる。

家長が神棚を拝み、お供えをさげると家中に豆をまく。
子供が居れば大声で「鬼は外」だが、大人暮らしは無言の豆まき。
今年はクジラが無いので神様にマグロを供えた。
できたら氏神様には地物を供える。
お礼と祈願ができるから。

昔は、クジラも大羽イワシも地で獲れていた。
クジラは高値で売れ、解体の切れ端肉は塩漬けにして家々に保存した。
大羽イワシは、寒いこの時期が漁期で刺し網で獲っていた。
イワシの多くは煮絞めにされ、肥料用に加工した。
冬の蛋白源として丸焼きにもした。
今の地元では、数年前からクジラも大羽イワシも獲れていない。
他の産でも美味しい大羽イワシ。

夏の土用に「ウナギ」を食べ、冬の土用に「イワシ」や豆を食べる習わし。
昔からある民族の食と遠周りの健康管理。
今は田舎町にも栄養士がいる。

変わらない田舎暮らし。


立春の朝、漁村に今年二回目の寒波が到来した。
今日の漁は休み。
何も考えないで写した節分の写真。
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# by hama-no-koya | 2018-02-04 10:24 | Comments(0)
2018年 01月 24日

漁村の雪景色

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漁村にも雪が降る。
年間に数回だが数センチの積雪がある。
海が荒れても陸上の網仕事はできるが、雪の日は休み。
広げた網に雪が積もるから。
この冬一番の寒波が漁村に到来した。
水道管が凍るような。

荒れる模様でも、いつものように早朝から番屋に集まる漁師。
業界では出漁の可否は漁労長が判断する。
どちらともとれる曖昧な悪天候は経験や先読みで決める。
今は昔と違い、頼れる天気予報がある。
今日は迷わず悪天候の休み。


狭い漁村の路地裏。
狭苦しい風情だが風当たりはなく、なんとなく冬景色。
旅で見た雪国の漁村とはちがう。
知り合いは秋田県の八森で暮らしている・・。
同じ日本海に面した冬の海辺。
今頃が一番寒い。

寒いこの時期に福井の三国で二週間を過ごしたことがある。
海岸に漂着した重油の除去だった。
気ままな漁師だった。


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予定が無いので昼飯を外食にする。
近くの「道の駅たまがわ」に食堂が開店したから。
なんとなく行ってみたい場所。
田舎暮らしにも意味不明の必要なものがある。
おもいつきの行動がそれ。

ストレートな暮らしの中で、たまに投げるチェンジアップ。
変わらないない田舎暮らしの変化球。
勝つより負けない投球法。

チェンジ・オブ・ペース。
漁師の休日。




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# by hama-no-koya | 2018-01-24 11:02 | Comments(0)
2018年 01月 17日

町の消防団

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正月に行われる町の消防団の出初め式。
今年は隊に参列しない。
三十数年間にわたり消防団に勤続したが昨年で退団した漁師。
たとえは42,195kmを完走した市民ランナー・・・。
これまで火災だけでなく豪雨災害にも直面した。
平穏だけでない田舎暮らしの現実。
どこにいても災害はある。
災害は忘れない内にやってくる近年。

消防団員の普段は本業の家業や会社勤めをしているが、
災害が発生すると招集され現場に集結する。
地域の生命や財産を守るため。

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災害が発生すると、一番最初に現場到着するのが地元の消防団。
田舎では消防署の到着までに20〜30分はかかる。
住民が団員なので地区情報にも詳しい。

全国に消防団の組織はあるが、近頃は町の団員数が減ってきた。
田舎町の人口が減少したから。
少ない新入団員の中には移住してきた漁師も数人いる。
自らが必要性を望んで。
防災や草刈りや祭りは田舎暮らしの一部分。
交わせないもの。


地域は自治体と住民で守る。
集落には、寄せ集めの消防団協力隊の組織もある。
それも大切な田舎暮らし。






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# by hama-no-koya | 2018-01-17 16:51 | Comments(0)